2017年06月23日

恐るべし、14歳。

 21日は、まさかまさかの将棋界の歴史を塗り替えた日になった。公式戦連勝記録を最年少棋士にして歴代最多タイに並んだ。
 そう。藤井聡太四段。まだ中学三年生。将棋を始めたのは6歳という。

 28連勝を記録し、今では連勝記録をどこまで伸ばせるか、常にメディアの注目の的になっている。対戦相手も非常にやりにくいことこの上ないだろう。なんといってもスポーツの世界でも、仕事でもそうだが、どれだけ平常心で臨めるかが、いいパフォーマンスに繋がると思うのだ。将棋ともなれば、雑念がどれほど集中力を切らしてしまうか。
 私自身はかじる程度にしか将棋をたしなまないが、相当脳味噌をフル回転させていることと思う。

 このタイ記録に並んだ対戦の翌日22日の朝刊、なんとデイリースポーツもトーチュウも、1面で藤井棋士だったのだ。
 これは1面ジャックか‼と思いきや、思わぬ伏兵、サンケイスポーツが。
 なんと単なる競馬予想。
 将棋はスポーツ・芸能とは一線を画したいのか、サンケイスポーツ。いやいや。今までも政治ネタが1面になったことだってあるだろう。スポーツ紙に限らず、1面は世間の注目度の高さを推し量るものだ。どう考えても、ここは藤井四段だろう‼とツッコミたくなったのは、私だけではあるまい。デイリー、トーチュウなら「あ、やっぱりね」と思えるものを…。

 それにしても、彼が対戦の時に必ず持っている「大志」と書かれた扇、ものすごい売れ行きらしい。今年産まれた男の子の名前ランキングに「聡太」が急浮上するのも、間違いないだろう。日本中の将棋教室がパンク寸前になるくらいに生徒が殺到するのも間違いないだろう。
 14歳にして、社会に与える影響の大きさは計り知れない。恐るべし、14歳。

 ちなみに彼は、新聞を1面から社会面まで毎日じっくり読むのが日課らしい。
 …我々、毎日何紙も何紙も1面から社会面まで読んでますが…、将棋は強くなれるんでしょうか(笑)。
 26日から始まる竜王戦で、新たな歴史的1ページとして記録を打ち立ててくれるのだろうか。その時は、サンケイスポーツも1面から外すということはないだろう。1面ジャックはすぐそこまできている…‼


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2017年06月16日

小さな巨人・・・?

 先週、13連敗という不本意な記録更新をしてしまったジャイアンツだが。
 このブログだけではあるまい、メディアでも相当叩かれていたようだ。さすがの巨人も奮起したようで、13連敗で記録を止めた。
 翌日の6月10日付はトーチュウ・デイリー除く4紙が1面。普通に1勝しただけなんだが…。「笑った‼止めた‼由伸監督」の見出しばかり。ただ、冷静に考えてみれば16日ぶりに勝ち星って…。その1勝、1面にするほどでもない、フツーの1勝では?と思ってしまうのは、私だけではあるまい。

 この若き監督を更迭も何もできないのか、巨人は別の動きを見せた。
 それがGM交代。堤氏が辞任し、鹿取元ヘッドコーチがGMに就任。小さいな、巨人。GMが交代したところで、選手のモチベーションは上がらないと思うし、結果に表れるとは思えないのだが。まあ、由伸監督を更迭したところで「結果を出せない俺らのせいだ」ともならないだろう。
 もともと大金をはたいて選手を集めているから、おカネでモチベーションというわけにもいかないだろうし。
 ただ、この上部刷新が、なんと3紙も1面を獲得した。どうやら注目度は高いらしい。色々な意味で注目を浴びている巨人。注目を浴びることで、逆に選手を奮起させるつもりなんだろうか。それに応えられる選手たちであればよいのだが。WBCなどをみていても、日本の選手はメディアに注目を浴びれば浴びるほどプレッシャーでいい仕事ができないタイプが多いのではないかという懸念もある。

 どうすべきか迷走している巨人を見ていて、見出しが頭に浮かんだ。今期、とりあえず連続ドラマで視聴率1位を獲得しているTBSの「小さな巨人」。全然別の意味の「巨人」だが。ああ…変なところで番宣をしてしまった。ちなみに、今週末最終回。半沢直樹の警察版。
 小さな巨人。9月には大きな巨人(巨人だから大きくて当たり前か)になってもどってくるのだろうか。がんばれ、巨人。


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2017年06月09日

とうとう更新!

 更新ときいて、グッドニュースと思うなかれ。
 バッドニュースもあるのだ。

 タイガースファンからしてみればグッドニュースかもしれないが。ここ数日、スポーツ紙1面を賑わせている記録更新。
 なんと、あの読売巨人軍が、木曜日のナイターで記録更新し、13連敗爆走中。いや、迷走中なのである。
 これまでは長嶋巨人だった時代につくった12連敗だったのが、長嶋さんの黒歴史を塗り替えてくれたのだ。巨人の1軍選手の年俸、恐らく他球団の倍以上のはずだが。それでも勝てない今年の巨人。
 ここ最近では永遠のライバル(と、虎ファンは思っているだろう)タイガースの調子もとても良いこともあり、ライバルとすら思われていないだろう。

 ただただ、日々○〇連敗中という見出しが1面を飾っている。監督・コーチの若返りをはかったのが、裏目に出てしまったのか。
 そもそも思うのだが、選手として能力が高い人=監督として能力が高いというのは間違いなのである。サッカーのオシム監督や岡田監督だって、選手だったときはパッとしなかった(と、思われる)。きっと成功までの道筋をカラダではなく、考えることに長けている人だったのだろう。まあ、イコールで結べる人もいるだろうけど。チャンピオンズリーグで先日優勝を果たしたF.C.バルセロナのジダン監督は、選手としても名を挙げた。原監督も連覇していたし。ただ、バルセロナも巨人も、相当選手集めにお金をつぎ込んでいる。原前監督が指揮していた以前から、高年俸の選手ばかり集めているので、勝てて当たり前のような球団である。それでこの13連敗はいただけないであろう。

 この連敗記録が続く限り、1面はどこかしらのスポーツ紙で飾ることができるだろう。このまま20連敗とかしてしまった日には、1面ジャックも夢ではない。不本意だろうが。

 由伸監督に、そんな黒歴史(あ、でも記録更新した時点で既に黒歴史か)を作らせないように、ジャイアンツの選手よ、奮起して差し上げようではないか。


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2017年06月02日

引退宣言

 今週の衝撃的出来事といえば、宮里藍選手の引退発表だろう。
 情報ニュースでも何度も記者会見の様子も流れていたし、スポーツ紙のみならず、全国紙でも大きく取りざたされた。
 宮里藍選手は、当時の最年少アマチュア優勝記録を打ち立て、渡米し、アメリカ女子ツアー参戦の今の若い子たちのパイオニアとなった存在だった。
 あまりに若い時から活躍していたので、まだ31歳だったというのが、不思議である。
 その引退理由も、「モチベーション」というから、切ない。幼いころからゴルフクラブを握ってきたその生活を、すっぱりと断つといういうのは、相当な覚悟がいることであっただろう。
 フィギュアスケートの浅田真央選手の時ほどではなかったが、今までの苦労をねぎらうかのように、彼女の笑顔とともにスポーツ紙各紙1面でも引退発表を取り上げていた。結局、デイリースポーツやトーチュウには阻まれたが(トーチュウは、インディカーレースで佐藤琢磨選手が優勝したので、致し方ないとするが)。
 高齢になっても続けられるスポーツのひとつだと思っていたゴルフで、31歳の若さで引退というのは、今現役で続けている人たちにとっても衝撃が大きかったことと思う。ここ最近、その業界をずっと引っ張ってきた人たちの引退宣言が続いており、少しばかり寂しい気持ちになる。

 さてさて。引退繋がりと言えば、弊社でも引退に関わる大きな出来事が。
 35歳の若手管理職だったOさんが、5月31日をもって、退職したのだ。転職ではなく。物書きになりたいということで。
 これは事実上の引退宣言にも捉えられるではないか。
 だが、彼の新しい人生への一歩へ向けて、ここでも一言、エールを送らせていただきたい。
 今まで、色々有難う。Oさんらしい生き方を見つけてください。彩り豊かな、実りある人生になりますよう、祈っています。


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2017年05月26日

珍しく、ボクシングが1面席捲

 今週、1面を賑わせたといえば、ボクシングの村田諒太選手だろうか。
 5月20日に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチ。相手のフランスの選手アッサム・エンダムとの試合で、誰もが判定勝ちと思っていた村田諒太選手だが、判定が出てみると、なんと2‐1での判定負け。これにはWBAの会長も激怒し、再試合をオファーしているというし、エンダム選手の母国フランスのメディアでも、試合後不可解だとされていたくらいである。
 
 私自身も何ラウンドか実際にテレビで試合を見ていたが、4Rでは村田選手の右ストレートがエンダム選手の顎をとらえて、ダウンを奪う場面もあった。ボクシングファンでなくとも、いいストレートだったと思う。柔道で言えば有効とか。
 翌日から1面は村田選手の判定負けに対する抗議ともとれる1面が続いた。X5を達成した翌日の井上尚弥選手ですら、村田選手の仇討ちをした、的な1面見出しになっていたくらいである。X5は二の次で。
 象徴的なのは、あのジャイアンツ新聞のスポーツ報知が、このプロ野球開幕後にも関わらず、3日連続で村田選手を1面にしていたことだ。
 これこそ、どれほどこの村田選手の判定負けがボクシング界に影響を与えたかということが窺える結果ではないだろうか。

 まあ、ボクシングの判定について、熱く述べられる私でもないので、5月中に発行を予定していた社内報にものせているのだが、5月中に発行できるか微妙になってきてしまったので、ここで先に4月の1面見出し掲出ランキングを発表してしまおう。

 ジャパン通信社調べ。(東京発行のスポーツ紙1面のみ)
 1位 浅田真央 16回 やはり、強い。引退後から、スポーツ紙以外でも特集が組まれるほどの注目ぶり。
 2位 菅野智之 9回。1位と大きく差がついたが、やはりジャイアンツの選手強し。
 3位 金本監督 8回。デイリースポーツがある限り、金本さんは常に上位に食い込むだろう。
 4位 阿部(巨人)選手、高校野球の清宮(早実)くん、男子フィギュアスケートの羽生君。7回で並んでランクイン。清宮君は、高校野球初ナイターで注目度の高さがうかがえる。
 このあと続くのが糸井選手の6回。デイリースポーツがある限りは、阪神の選手は常にチャンスがあるということだろう。

 5月は、村田選手が食い込んでくることは間違いないだろう。頑張れ、ボクシング界のためにも‼年間1面賞も夢ではない…かも。


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2017年05月18日

大相撲人気がやってきた

 ただ今、空前の相撲人気が日本を席巻している。

 もちろん、日本人横綱である稀勢の里人気がその大きな要因なのだが。

 先週の「マツコの知らない世界」では相撲めしの世界、同じく先週の「アド街ック天国」では両国が特集されていたくらいである。
特に相撲にそれほど興味がなくとも、かなり楽しめる内容となっていた。清澄白河には目と鼻の先に相撲部屋が並んでいることも驚きだったし、ちゃんこ以外の相撲めしの作り方もざっくりだが紹介されて、実際に目分量ではあるが作ってみたら、これが意外に美味しくできた。両国でも新しくできたすみだ北斎美術館の紹介もあったし、スージョタレント市川紗椰さんも出演して、熱弁をふるっていた。「相撲ファン」という雑誌の表紙になっているらしい。
オタクであることを誇りに思える時代になってきたようだ。

その時代を反映してか、現在両国国技館で行われている大相撲夏場所が、堂々の1面ジャックリーチの、5紙1面となっている。5紙1面となったのは2日目で稀勢の里が初白星をあげた翌日の朝刊。その前日は、1日目で左手が使えず不安が残る負けを喫した稀勢の里が4紙1面。夏場所2日目にして9紙の1面で稀勢の里という結果になったのである。
スポーツ紙1面記者も、この相撲人気の流れに乗っかっているのは明白だろう。

このまま劇的に稀勢の里が逆転優勝なんかしたら、それこそ1面ジャックだろう。リーチのかかった2日目の白星に関しては、デイリースポーツに阻まれたが、その際は文句のつけようもなくジャックは間違いない。

それにしても、オタクが誇れる時代がくるとは…。
ある意味、弊社で働く人間も、活字オタクだろうと思う。堂々と活字オタクを名乗ってもよいのだろうか。マツコの知らない世界にでも出てみようか。


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2017年05月11日

求ム‼バスケ大好きスポーツ紙1面記者‼

 ブログをご覧のみなさまは、ゴールデンウィークをどのようにお過ごしだっただろうか。
 お子様をつれて、プロ野球観戦になど、いかれたのであろうか。
 そう。この時期、プロ野球が熱い。開幕して1ヶ月とちょっと。記録も出てくるころということもあり、1面は常にプロ野球ネタで溢れかえっている。
 しかし、ちょっと待て。
 スポーツ紙1面記者にモノ申したい。
 ただいま絶好調のタイガース新聞のデイリースポーツや、坂本選手絶好調のジャイアンツ新聞のスポーツ報知、ドラゴンズloveの東京中日新聞はおいておいても、サンケイスポーツや、日刊スポーツには、一言申し上げたい。

 6日、日本のプロバスケットボールリーグにて、大事件があったのだ。
 その試合は、新潟アルビレックスBBと横浜ビー・コルセアーズの対戦。試合終了間際の残り2秒、72‐72の同点のタイミングで、新潟アルビレックスの五十嵐選手がボールを受け取った。
 そして残り0.5秒、ゴールネットまで約20メートルの距離から、五十嵐選手がゴールに向けてボールを放ったのである。それはとても綺麗な弧を描いてゴールネットに吸い込まれていったのである。
 これが、「ブザービーター」とよばれるもの。サッカーと違い、バスケットボールはロスタイムがない。試合終了の笛がなったらそこで試合終了であるが、笛が鳴った時点でボールが空中にある場合は、それは有効となる。従って、試合終了間際ロングシュートが放たれる場面を結構な確率で見かけるが、そんなに簡単には決まらないのが現実だ。

 ニュースでもこのブザービーターはかなり取り上げられていたが、本当に綺麗なシュートだった。かくいう私も9年間バスケットボール部に所属していたが、実際の試合でブザービーターを決めた人を目にしたことがなかった。
 ゴルフで言うところのホールインワンと言っても過言ではないのではないだろうか。

 このブザービーター、1紙でもいいから、是非とも1面で取り上げていただきたかった。しかし、ただの1紙も1面で取り上げてはくれなかったのである。

 このプロ野球シーズン真っただ中で、そりゃあデイリースポーツやスポーツ報知にそんなことを頼めるとは思ってはいない。だが、しかし。
 日刊スポーツ、サンケイスポーツよ。
 競馬を1面にするくらいなら、ブザービーターを取り上げてくれてもよかったのではないか。
 バスケットボールが1面になることは、今までほとんどなかった。こんな劇的なシュートで試合が決まった時くらい、1面にしてもよいのではないか。
 マンガや部活ではバスケ部はあれほど人気なのに…。「スラムダンク」なんて、バスケット経験者にとってのバイブルだろう。安西先生を知らない人はバスケ界ではモグリなくらいに。何故、1面にしてくれないのだ…。
 安西先生の有名すぎる台詞「諦めたら、そこで試合終了だよ」を彷彿とさせるかのような、残り0.5秒のロングシュート。諦めずに放ったのに。
 1面見出しでは、残念ながら試合終了となってしまった…。
 この結果に安西先生もきっと泣いているに違いない。



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2017年04月28日

怪物清宮君

 弊社に入社してから○○年。
 ずっと新聞調査に携わってきた。
 朝の日課は入社当時と変わらず、朝の情報番組を色んなテレビ局をザッピングしながら観ること。聞くこと。知ること。
 その日の紙面に何が掲載されそうなのか、大体を把握するためにも、これは結構重要なのである。全国紙の新聞斜め読みのコーナーもあれば、スポーツ紙1面の斜め読みのコーナーもあり、全国紙1面のトップ記事5紙読み比べ、というようなコーナーをもつ番組もある。ザッピングしているが、ニュースの話題的には似たようなことが流れる。

 今朝、そのニュースを見たとき、ピンときた。
 「今日のスポーツ紙1面、4紙はこれだな」と。もちろん、4紙にしたのは、東京中日スポーツとデイリースポーツを抜いたからである。
 出社して、答え合わせをしたところ、大正解だった。
 長年、この仕事(1面調査隊としても8年ほどか)をしていると、大抵ピンとくる。

 そのニュースとは、史上初高校野球でのナイター試合。
 ニュースでは、神宮前に並ぶ入場待ちの1000人もの観客の列。何の試合かというと、プロ野球ではなく、高校野球。春季高校野球東京大会。3年生の清宮選手率いる早実と日大三との決勝。異例の18時スタート。2万人動員したというから、清宮君はいろんな意味で怪物である。警備員も増員したらしい。最初から観客数がとんでもなくなることが予想できたのであろう。
 そんな周囲の期待に応えて、結果を出すのも清宮君が怪物たる所以かもしれない。
 大歓声の中、83号・84号を放ち、勝利を収めたのである。
 もちろん、朝のニュースではそんな清宮フィーバーを持ち上げていた。1面調査隊はそのニュースを見た瞬間に、今朝駅のコンビニに並ぶスポーツ紙の見出しが想像できた。

 もう3年生。されどまだ3年生。あと1年。どんな怪物として成長してくれるのか。記録にも記憶にも残る、スーパースターの誕生である。


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2017年04月21日

スポーツ紙1面の「忖度」

 今週は、開幕したてのプロ野球で各紙が盛り上がる中、当然巨人の菅野投手の活躍などが取り上げられていたので、無難に菅野投手になるのかな、とややテンション下がり気味だったところ(菅野投手・巨人ファンの方、申し訳ない)、海を越えてイチローがやってくれた。

 古巣シアトルマリナーズとの3連戦の最終日。1戦目、2戦目と無安打ながら、3戦目、劇的ホームランを打ったのである。
 スポーツ紙のみならず、ニュースでも大々的にやっていたのだが、マリナーズファンは、伝説になりつつあるイチローを、敵ながら快く歓迎して、応援すらしてくれていた。
 それに応えるべく、イチローも打つところを見せたいと、奮起したようだ。イチローコールが起こる中、今季初ホームランとなる1号をたたき出した。メイクドラマとは、このことだろう。イチロー自身も、シアトルのファンも、マーリンズのファンも、みんながハッピーになる、よい打撃だったのではないか。

 イチローも、本当にシアトルが大好きなようで、マーリンズに移籍後も、居住はシアトルらしい。

 43歳となるイチロー。50歳現役を目標とはしているが、いつまでバッターボックスにたてるかは、誰にもわからない。たてたとしても、そこで満足のいく結果を残せるかもわからない。そしてそれが、大好きなシアトルのセーフコ・フィールドであるとも限らない。

 1打、1打が意味を持ってくる今後のイチローの打席。その中で、こうした3拍子そろった舞台で結果を残せたことは、大きな意味を持つ。

 スポーツ紙もそれを「忖度」している。あえて「最後かもしれない」とは書かないけれど。
 それでもスポーツ紙4紙が1面で絶賛しているのは、そのメイクドラマ的な1打が、イチローにとって重要な、最後の1打だったかもしれない、ということを慮っているところがあるのではないだろうか。
 残りの2紙のうち、1紙は言わずもがな、デイリースポーツ。もう1紙は意外だったが、スポーツ報知。あれほど野球にこだわりを持つ新聞ながら、この日1面にしていたのはフィギュアスケート。国別対抗戦で、羽生選手が芳しくない結果をだしてしまった翌日だったからだが。…せめてスポーツ報知は「忖度」してイチローを1面にしていただきたかったな、と1面調査隊は思うのである。


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2017年04月14日

国民的アスリートの引退

 先週のブログでは、台頭してきた宇野昌磨選手とともに、絶対王者の羽生選手も今まで以上に成長してくれることを期待する、というようなことを書いた。
 その宇野昌磨選手をフィギュアの世界に引っ張ったのは、何を隠そう、浅田真央選手だったという。
 そして、10日月曜日夜、浅田選手はブログで電撃引退を表明した。
 目標もなくなって、気力もなくなったと。
 いろいろな葛藤もあり、しばらくフィギュアから離れていたこともあった浅田選手。それでもフィギュアへの思いからまた復活したのが、周囲が期待するような、そして自分自身がイメージしているような演技が出来なくなっていたのは、自他ともに認めていたことであろう。
 一番歯がゆい思いをしていたのは、本人だっただろうと思う。
 15歳でグランプリ優勝を果たして、一躍国民的アイドルアスリートになった。常に好きなアスリートの上位に食い込む。フィギュアを離れていた間も、必ずそういったアンケートでは上位に入っていた。
 弊社にも、彼女と同い年の働く女性がいるのだが、同い年なだけに、ずっと応援もしてきて、やはりとても切ない、というようなことを話していた。

 これだけ国民の注目を浴び続けた浅田選手の引退発表なのだから、当然のごとく11日朝刊は1面ジャックかと思っていたのだが。
 そこはデイリースポーツが簡単には1面を渡さなかったのである。
 しかも、急を要するような1面(この日でないといけないような内容の1面)でもなく、淡々と日常の阪神タイガースなのである。

 と、思いきや。
 翌日の12日朝刊は、あのデイリースポーツも1面に。そしてめでたく1面ジャック。これぞ国民的アスリートの引退。
 全国紙までもが11日から13日までも浅田真央選手の特集ばかりである。こんなに人気があったのだなあと今更ながらに思う。その人気はイコール注目度でもあるので、常にプレッシャーにさらされ続けてきた苦労が窺えるというものだ。

 13日朝刊も、さすがにデイリーは阪神ネタに戻ったが、それでも他5紙はまだまだ浅田真央選手フィーバーである。これまでの選手人生の歴史も詳細に書かれており、ファンだったわけではないのに、涙が出そうになってしまった…。ファンでない人の心をも動かす記者の文書力も凄いなと、別のところでも感心してしまう自分。

 この、アスリート人生の歴史の中で、浅田選手の人格の素晴らしさもクローズアップされており、それでまたもやスポットが当たったのが、ソチ五輪当時の首相森首相の一言「あの子はいつも大事な場面でこける」。いやー、当時は非難殺到したなあと、忘れていた記憶が呼び戻された。
 それに対する浅田選手の「もう終わったこと。全く気にしてない」というコメントが対照的に取り上げられ、森さんへの非難は浅田選手への応援に変わったのだった。
 今となっては懐かしいが、森さんも今頃になってあの発言が再度取り上げられるとは思ってもいなかったであろう。言葉の怖さを、思い知るがよい。

 そんなこんなで、今週は、浅田選手がどれだけ国民に愛されていたアスリートなのか、再確認させられた。長嶋茂雄さんや王監督が引退宣言した時くらいのフィーバーっぷりなんじゃないだろうか。
 
 とりあえずは、1面ジャックおめでとう、と祝辞を述べさせていただきたい。そして、長い間、フィギュア界のみならず、スポーツ紙1面にも華やかさをくれて、ありがとうと、謝辞を述べたいと思う。



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