2012年05月18日

芸人アスリート、一本!!

 先週、アスリート芸人である猫ひろし氏がただのカンボジア人になったことをブログで取り上げた。
 アスリート芸人とは我々の勝手な造語だが「芸人」が本職だろう。具志堅用高(元ボクサー)や何かは「芸人アスリート」と言ってもいいかもしれない。テレビ朝日の深夜番組「アメトーーク」でも○○芸人という括りでテーマを作っているので、やはり本職が芸人なら、五輪を目指す力があろうとなかろうと、所詮は「アスリート芸人」なんだろう。

 で、先週は猫ひろしがカンボジアの男子マラソン五輪代表から落ちたが、今週、もうひとり注目の的だったアスリート芸人の五輪出場が絶望となった。
 そのもうひとりとは、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代選手。ドイツの選手に試合開始116秒でレフリーストップがかかり、敗北した。前日には逆転でウズベキスタンの選手に判定勝ちして、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツの3紙の1面を飾ったのだ。これはもう、五輪出場を決めて1面ジャックを狙うか、と甘い考えが脳裏に浮かんだのは間違いない。
 だが勝負の世界もスポーツ紙1面の世界も、そんな生易しいモノではない。もちろん五輪出場を決めていたら1面ジャックはあったかもしれない。だが、格上のドイツ選手の前には到底歯が立たず、敗北の顔でスポーツ報知と東京中日スポーツの2紙の1面を飾ることとなった。
 ものすごい落ち込みようだったらしいが、ちょっと待て。

 何度かこのブログで取り上げてきたが、ボクシングと柔道は、どれだけ汗水たらして頑張っても、1面に避けられてきた歴史があるのだ。それを、アスリート芸人が世界の舞台で1勝したからといって3紙も1面にしてくれたのだ。それだけでも幸せだと思え!!…と柔道全日本の監督、篠原氏(ちなみに彼の場合は下手な芸人よりよっぽど面白いが、残念ながらこちらは芸人アスリートに分類されるだろう)の罵声が聞こえてきそうである。
 しかも負けた試合でも、結局2紙が1面に掲載してくれたのだ。柔道なんか、世界柔道選手権においてどんなに活躍しても、スポーツ紙1面の記者は見向きもしてくれないのだ!!…とこれまた篠原監督が言っているだろう。
 練習中に過呼吸になって取材陣に「撮らないでっ!!」と怒鳴ったとか。…柔道からしてみれば、取材人はそもそも練習に見に来てくれもしない!!とまたまた篠原監督が言っているに違いない。

 そんな篠原監督の荒立つ心を宥めるべく、女子柔道48キロ級の田村亮子の後継者に福見友子選手が決定した翌日、なんと柔道界では珍しく、スポーツニッポンと東京中日スポーツの2紙が1面で取り上げてくれたのだ!!篠原監督もこれにはニンマリと笑みを浮かべたことだろう。
 福見選手はちょうど10年前の16歳のとき、全日本体重別選手権で田村亮子選手を決勝で破り、2007年の世界選手権の最終選考でも谷(旧姓田村)亮子選手と戦って勝利したにも関わらず、代表の座を谷亮子選手に奪われてきた。文字通り、苦節10年、ようやく五輪への切符を手にしたのである。アスリート芸人が五輪出場を決めたわけでもないのに3紙飾るなら、本業1本のアスリートを、2紙くらいはやはり1面で祝福してあげるべきかと私も思うのである。

 今後も五輪出場へチャレンジすると、アスリート芸人の2人がコメントしていたが、この括りができると、これからどんどん増えていくのだろうか。で、アメトーークによばれて「ぼくたちはアスリート芸人ですっ!!」なんて笑顔で話し始めてしまったりするんだろうか。  きっとその時には、このブログでも紹介されましたなんてアピールしたりするんだろうか。ちょっとばかり、日本のスポーツ界の未来が不安になってくる今年の五輪代表争いだった…。


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2012年05月11日

日本代表のネーミング

 まずはじめに…。誠に勝手ながら、前回ご挨拶もなくブログを休ませていただいたことをお詫び申し上げたい。
 なんと言ってもGWですから。GW中ももちろんスポーツ紙は発行され続けているので、このブログもよもや休むまいと思って検索してくださった方には大変申し訳ないことをした。
 が、このブロガーとしての英気を養った2週間で、4月にブログで取り上げたスポーツ界は大きな展開を見せ始めた。

 まず前回のブログで書いたブンデスリーガ1部のドルトムント香川真司選手。2連覇に貢献はしたものの、結果MVPは獲得ならず。が、今季のベストイレブンに選出されるというこれはこれで名誉な賞をいただいた。が、やはりMVP獲得相当のインパクトはなかったらしく、どこのスポーツ紙も1面では取り上げなかった。また、前回はクロップ監督の「シンジをシンジてる」を取り上げたが、今度は社長まで出てきて「カガワはいくらお金を積まれても売らない」と発言している。…これもまた1面は獲得ならず。

 そして初先発で白星をあげたレンジャーズのダルビッシュ有投手。こちらも既に5試合に登板しており、4勝1敗という堂々たる成績を残している。そのうえ、4月の新人MVPまで獲得している。4月24日のヤンキース戦では、日本人投手対決となり、10奪三振で黒田投手に黒星をつけた。
 そして日本人対決が大好きな日本のスポーツ紙はこぞってこれを取り上げたのは言うまでもない(もちろん、10奪三振という素晴らしい成績あってのことだが)。外電ながら、1日遅れて26日のスポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツの4紙の1面をダルビッシュが飾っている。

 そして五輪イヤーということで、最近とみにスポーツ紙の1面で見かけるようになったカンボジア人、チュマールHiroshi。…猫ひろし。
 そう、彼を何度かこのブログで取り上げるようになったのだが、4月に取り上げた際は、決定後、雲行きが怪しくなってきたときだった。結果、このGW中に国際オリンピック連盟の判決がくだされ、猫ひろしには出場資格なしとされた。ここで書かせていただいたとおり、猫真っ青のただのカンボジア人になってしまった…。確か結婚していただろうに、奥さんはカンボジア人の妻となって大丈夫だったんだろうかなどと大きなお世話だろうが考えてしまった…。人生波乱万丈というが、ジェットコースター並みの乱高下のある人生である。
 で、彼の人生である意味どん底になったであろうこの国際オリンピック連盟の決定は、皮肉なことに五輪出場を決めた際のスポーツ紙1面2紙を上回り、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツの3紙の1面を飾っていた。カンボジア人が1面をこれだけ飾ることは恐らく今後ないであろう。

 まあ、五輪イヤーなので、日本人・日本チームを応援したらどうだろうとも思う。日本代表のチーム名、実際はたくさんあるのだが、最近では女子サッカーの「なでしこ」以外、とんと見かけない。1面に出てこないとなると、読者へのインパクトも薄まるようで全く国民に定着していないのが実情。
 スポーツ好きと思われるこのブログの読者は、日本代表の愛称をどれだけ知っているのであろうか。
 「なでしこ」以外の女子代表では、ホッケー女子日本代表の「さくら・ジャパン」、野球日本女子代表の「マドンナ・ジャパン」、バレーボール女子日本代表の「火の鳥NIPPON」、シンクロナイズドスイミングの「マーメイド・ジャパン」、新体操の「フェアリー・ジャパン」、カーリングの「クリスタル・ジャパン」(2009年に決まるまでは「カーリング娘」だったが)、ハンドボール女子の「レインボー・ジャパン」(レインボーって…もうジャパン関係なくなっているし、欧州にこのネーミングを持ち込んだら勘違いされるのではないだろうか)。

 男子代表では、サッカーの「○○(監督名)ジャパン」以外にも「サムライ・ブルー」があり、野球日本代表では「サムライジャパン」、そしてホッケー日本代表では「さむらいジャパン」、ラグビー日本代表は「サムライズ」。…「侍」しか思いつかないのかっ!?と突っ込もうと思ったら、バレーボール男子代表は「龍神NIPPON」(日本というより、チャイナっぽい雰囲気の命名)、水球の「ポセイドン・ジャパン」(ギリシャ神話の海洋神。国籍そのものがそもそも違っている)があった。
 男女共通で行くと、競泳の「トビウオジャパン」、バスケットボールの「ハヤブサジャパン」(2011年でなければつかなかった名前であろう)、スキージャンプの「日の丸飛行隊」(1972年、初めて日本代表チームに愛称がついた。ネーミングの先駆けなだけに、ものすごく昭和のニオイがするチーム名である)。
 何となく、男子はとりあえず日本といえば「サムライ」だろうという安易な発想が感じ取れる。だったら「テンプラ・ジャパン」でも「スシ・ジャパン」でもいいだろうと思うのだが、そこはやはり強そうに見せたいのか「サムライ」に走る傾向がある。
 だったらちょっと豪華な「エビテン(プラ)・ジャパン」とか「オオトロ・ジャパン」など如何であろう。外国人受けもこちらのほうがいいに決まっている。

 特に東京にオリンピックを誘致したがっている石原都知事に進言したい。ネーミングなら、外国人に通用する愛称を!!
 このブログ、進言するとスポーツ界を動かしてしまう怖さがあるのだが。震災後のプロ野球開幕日然り、猫ひろしの国際オリンピック連盟の判決然り。…石原都知事をも動かしてしまうかもしれない。
 

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2012年04月27日

ドイツ人もオヤジギャグを言うんです

 最近は女子サッカーの日本代表なでしこに話題をかっさわれがちの男子サッカーが、今週は息を吹き返した。というより、息を吹き込んだ選手(といったほうがよいだろう)が久々にスポーツ紙1面に顔を出した。

 電通総研が4月9日に発表した、ロンドン五輪「応援したい競技」「メダルを期待する選手」でともに60%以上の支持を得ての1位に輝いたなでしこ。比べて男子は最近影が薄い。
 そんな男子サッカーに今週光を照らしたのは、ドイツのブンデスリーガのクラブ「ドルトムント」の香川真司選手。バイエルンミュンヘンなどだけがドイツのビッククラブではない。ドルトムントは去年も優勝している強豪クラブなのだが、如何せん日本人にはあまりなじみのないドイツのリーグ。
 そりゃあイングランドのプレミアリーグやイタリアのセリエA、スペインのリーガ・エスパニョーラほど名が通っているわけではないが、実はクラブの平均観客動員数は世界ランキング1位なのである(トリビアだが、日本のJリーグはこのブンデスリーガをお手本にしたらしい。…奥寺康彦がブンデスリーガのケルンに所属していたからだろうか)。

 どんどん話が逸れていってしまったが、そんな世界のリーグに肩を並べるブンデスリーガで、21日にドルトムントVSボルシア戦が行われ、大歓声の中2-0で快勝し、2年連続の優勝を飾ったのだ!!しかも香川は昨年の優勝の際は親族の不幸が重なり、一緒に優勝の瞬間を味わうことが出来なかったので、この優勝がチームメイトと優勝を分かち合った初めての瞬間だったのである。そのうえ、優勝を決定づける2点目は香川の左足から繰り出された一球である。
 外電であり、朝刊に載るには日付が2日遅れになるにも関わらず、23日のスポーツ紙2紙、日刊スポーツとサンケイスポーツが1面でその優勝を讃えている。

 そんな絶好調男(おや、どっかで耳にしたような)の香川を、他のビッククラブがほおっておくわけがない。お決まりの、大金をチラつかせながらのオファーが当然の如く舞いこんでくるのである。
 優勝前ではあったが、年明け15試合で9点を決める大活躍の香川にきたオファーのビッククラブの名前をスクープしたのはうちだ!!と言わんばかりに2紙、サンケイスポーツとスポーツ報知が1面で取り上げていた。それが2紙とも決勝戦のあった前日のスポーツ紙なのだが、その2紙でクラブ名が食い違ったのである。サンケイスポーツはマンチェスター・ユナイテッド。一方のスポーツ報知はACミラン。お国すら違っている…。
 まあ、どちらかのクラブに移籍となれば、おそらくどや顔での1面がどちらか1紙には必ずあるに違いない。

 ドイツのサッカー誌でも香川の移籍先でもちきりになっているらしいが、ドルトムントのクロップ監督は「シンジのことをシンジている」と言った…。彼もまた、オヤジギャグ愛好者だったのか。香川も彼の精一杯のギャグに応えて、ドルトムントに残ってあげるのが大和魂ってもんではなかろうか。

 香川に残留してもらいたいクロップ監督にアドバイスするならば、日本代表監督になることをオススメする。それなら香川をクラブでスタメンで起用することで、日本代表に選出される可能性も高まって、香川も残留の意向を示すであろうし、双方ハッピーである。
 監督としての力量?ドイツでは2年連続ドルトムントを優勝に導くなどの功績もあって名将とも言われるほどだし、香川の2点目のゴールにはまだ試合も終わっていないのにコートの中に走って行って抱きついてしまうくらい熱い人なのである。日本の代表監督になってもらうのも、日本にとっても悪くない話である。

 スポーツ紙6紙、力を合わせてクロップ監督へ何かしら1面でアピールしてみてはいかがだろうか。

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2012年04月20日

チュマール(カンボジア語で猫)ひろしの行く末

 いくらこのブログを愛読されている方々がスポーツ好きとはいえ、さすがにダルビッシュにもキヨシにもイチローにもそろそろ飽きが出始めたころではなかろうか。
 何せオフの頃から毎日のように彼らの話題ばかりだった。

まあ、野球大国ニッポンのスポーツ紙となればこれも致し方あるまい。お国が変われば、スポーツ紙の1面も変わる(だろう)。かのニッポンの伝説的野球漫画「巨人の星」が、インドでリメークされると、今年初めに全国紙で話題になっていた。が、競技は野球ではなく「クリケット」。アニメのタイトルは「ライジング・スター」らしい。主人公の名前はスーラジと変更され、ライバル花形満もヴィクラムに変更される。

まあ、それは仕方がないか。フランス版ドラえもんでものび太君の名前はピエール君になっているのだし…。フランスのドラえもんと言えば、日本のトヨタのCMでフランスの俳優ジャン・レノが青いジャケットを着て実写版ドラえもん役をしている。ドラえもんは青かった…。ドラミちゃんがでてきたら、黄色いワンピースの女の子だろうか。
どんどん話がそれていってしまったが、要はその国その国で人気のスポーツは違い、スポーツ紙の1面も当然のごとくそれに影響を受けてしまうのである。

そんなこんなで、毎日が野球ばかりのスポーツ紙1面にさすがに調査隊も辟易していたところに(大好きな選手が1面に載ることを心密かに楽しみにしている方には大変申し訳ない)、ロンドン五輪内定選手が今週、たった1紙東京中日スポーツのみだが登場してきた。しかも、外国人。…と言ってもカンボジア人。ここまでくればピンとくるだろう。そう、カンボジア国籍を取得してカンボジアのマラソン代表に3月に選出されていた猫ひろし
国際陸連が彼の参加資格を疑問視し、待ったをかけたのである。日本国内でも論議を醸し出していたのだから、それもそうだろう。

そのうえ、猫ひろしにとっては最悪の事態がおきた。北京五輪のカンボジア代表だったヘム・ブンティン選手が、4月15日のパリマラソンで猫ひろしのタイムを大幅に上回るカンボジア新記録をたたき出したのである!!ブンティン選手はかなりご立腹で、このまま猫ひろしが代表として五輪に出場するなら、法的措置も辞さないとのこと。

カンボジア国籍を取得後1年も経っていないのに、日本に住んでいる猫ひろしが、自分よりタイムも遅いのにカンボジア代表で出るなぞ、生まれてからカンボジア人としてカンボジア人で暮らしてきたブンティン選手にとっては、そりゃあ腹が立つことだろう。
おそらく日本が逆の立場だったら、かなり総力をあげて代表取り消しを訴えることだろう。たとえば、アメリカや中国のお笑い芸人が国籍だけ取得して日本に滞在すらしないのに五輪代表に選ばれるなんてことがあったら、国民は激怒である。マスコミも抱きこんでの大騒動になるだろう。

 まあ、これでカンボジア代表にならなければただのカンボジア人としてこれから生きていくことになる…。4月13日付の東京中日スポーツの1面の見出しは「五輪一転ピンチ 猫(ひろし)真っ青」。…ドラえもんか!?と心の中で突っ込ませていただいた。

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2012年04月13日

ダルビッシュ、ダルダルスタート

 いよいよ大リーグ、今季一番注目のダルビッシュの公式戦初登板の日を迎えた今週。しかも対戦チームは、好きなスポーツ選手ランキングで常にトップを争うイチローと、そのイチローを好きな川崎が所属するマリナーズ。
 何とも好カード。何ともスポーツ紙1面が好きそうなネタ。野球の神様はこういうところにも遊び心を加えてくれる。だから日本人は野球が好きなのだろう。まあ、野球を国技とさえ思っているアメリカ人はもちろん好きだが、大金をはたいてモノにした話題のダルビッシュの試合なので大注目だったらしく、日米で驚異的な視聴率をマークした。そこはさすがダルビッシュである。

 結果はといえば、ダルビッシュが白星を挙げたものの、初回から4点を失うなど、散々たるゲームだった。イチローには5打席3安打という、完璧に打ち込まれた内容となった。さぞかしあのプライドの高いダルビッシュは悔しかったことと思う。5回途中降板したダルビッシュは、拍手の中ベンチに戻ったが、その際に観客席に向けて帽子を取らなかったとして結構論議を醸し出している…。

 まあ、そんなダルビッシュ、本題(そう、このブログはスポーツ紙1面について色々と述べるところだったりするので)に戻ると、翌日のスポーツ紙はデイリースポーツを除く5紙が1面に掲載されたのである。しかも、イチローをさしおいて。見出しにイチローの名前が入っていたのはスポーツニッポンただ1紙のみ。イチローに打ち込まれたものの、さすがに1面獲りではプライドと力を見せつけた感じである。

 ダルビッシュ1色だった1週間と思われた今週、もう一つ大ニュースが野球大国ニッポンを駆け抜けた。開幕早々、ノーヒットノーランを達成した投手がいた。ご存じ、広島カープのエースであるマエケンこと前田健太。見事スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツの4紙を飾ったのである。これは今年はマエケン、絶好調なのかっ!?と思いきや、相手チームは絶好調男が率いるDeNAベイスターズ。相手チームがそこならそりゃありうるよね、と周囲も納得してしまうのが悲しい今のDeNA。

 開幕早々、相手にこんないい話題をプレゼントしてしまうDeNA、今年体力が持つかどうか…。いろんな意味での記録を塗り替えないだろうかと心配してしまう。しかしまあ、それも1面ジャック賞を獲るためのキヨシの作戦なら、今のところ、作戦通りの絶好調なのかもしれない…。

 マエケンは4紙を飾ったものの、相手は三流球団での好成績。かたやイチローという誰もがその実力を認める一流プレーヤー相手の苦い白星での5紙1面。どちらが価値ある1面だったか。初戦では実力を発揮し切れなかったが、次戦からはイチロー相手という日本人好みのカードのハンディもないので、1面を獲るにも実力勝負である。

 勝負の世界と同じく、1面の世界も甘くはない。ダルダルのスタートでは1面を飾るのは厳しいということを念頭に、この1年奮闘してもらいたいものだ。


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2012年04月06日

「さすが」のその先

 今週は、日本列島を襲った春の嵐のごとく、スポーツ紙1面ネタも一気に吹き荒れた。
 時折やってくる、何も書くことがないような淡々とした1面続きの週もあれば、今週のように何を書けばいいのかわからなくなるくらいにネタが盛りだくさんの週もある。
 そう、今週は困るくらいに各スポーツ界が盛り上がったのである。

 まずは国民的スポーツである野球が日米ともに開幕した。丁度去年の今時期は、東日本大震災の影響を受けて、例年通りの日程で開幕するか否かの大論争が、野球選手のみならず、政治家やスポーツ紙1面調査隊を巻きこんでの(恐れながら、この場にて意見させていただいた)勃発していた。激論の末、開幕日は遅らせることとなったのは周知の通り。
 大リーグもイチローが所属するマリナーズが日本で開幕戦を行ってくれたので、それはもうスポーツ紙1面も出血大サービス(まあ、イチローが4安打だったので、大サービスとまではいかないが)のスポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツの4紙が1面に持ってきている。「さすが」イチロー。

 そんな華々しい大リーグ開幕戦の後、日本のプロ野球も開幕した。が、「華々しく」とはほど遠い結果となった。
 開幕直前に全国紙も1面争奪戦に巻き込んで話題をかっさらった読売巨人軍は、蓋を開けてみれば負の連鎖か覇気もなく、負け続き。あまり1面で往年のパワーを見せつけることが出来なかった。
 その代わりと言ってはなんだが、やはり「絶好調男」。言わずと知れた横浜DeNAベイスターズの中畑清監督。決して試合結果も絶好調だったわけではない。開幕の対阪神3連戦は、結果は1勝1敗1分だったのだが、1勝した翌日、「熱いぜ」にかけて「泣けたぜ!!」でスポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツの3紙の1面に華々しく登場!!負けた側のデイリースポーツにはさすがに載らなかったものの、「さすが」絶好調男。

 そしてやはり「持ってる」男の開幕戦も外せない。楽天の岩隈投手が大リーグに移籍したので、名実ともに楽天のエースとなったマー君こと田中将大投手は、開幕投手になりながらも5失点という惨敗を喫した。同じく、広島カープのエース、マエケンこと前田健太投手も5回に3点を失って降板。こうなると俄然注目度がアップするのは、プロに入ってからめっきり影の薄くなった感のあった佑ちゃんこと斎藤佑樹投手。開幕戦を完投し、ダルビッシュのいなくなった日本ハムファイターズの投手陣の穴を見事に埋めたのである。こうしてマー君、マエケンを抑えてスポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツの1面を飾ることとなった(ここまで、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツの3紙が「さすが」な男たちを足並み揃えて1面にしているのも興味深い)。
 「さすが」持ってる男である。

 が、彼らを上回る「さすが」な男が今週登場。
 ロンドン五輪代表選考会を兼ねて行われた競泳の日本選手権が始まり、注目の平泳ぎ100Mで北島康介選手が自身の持つ日本記録を更新しての優勝を飾り、日本競泳界では初となる、4大会連続五輪出場を決めたのである。五輪イヤーにしっかりと結果を出す自分を「さすがだなあ」と自画自賛するところが北島選手らしい。
 そして「さすが」なのはやはりスポーツ紙の1面を一気に持って行ってしまうところだろう。競泳では五輪の時以外はそれほど1面を飾ることはないが、この日だけは、五輪代表が決定したこの瞬間、DeNAベイスターズのキヨシがどれほど絶好調であろうと、佑ちゃんがどれほど持っていようと、翌朝のスポーツ紙1面はどの新聞社も決まってしまったのである(デイリースポーツを除いて)。

 ここはもう、五輪で世界初の3連覇という偉業を成し遂げて伝説をつくり、神となるしかないだろう。サッカー界にペレがいて、バスケットボール界にマイケルジョーダンがいて、野球界にベーブ・ルースがいて…というなら、競泳界にキタジマがいたっていいだろう。
 是非とも伝説となり、日本人初の世界的「神」になってもらいたい。その時は「さすが」にデイリースポーツも阪“神”タイガース新聞なだけに、1面で祝福し、「さすが」神、めでたく1面ジャック賞である。


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2012年03月30日

AKB47(敦子 消えて ぶっとんだ47都道府県)

 はや3月も終わりに近づき、なんとこのブログ、書き始めて丸2年となる。
 今回が第99回目のブログなので、来週は3年目に入って丁度記念すべき100回目を迎えることとなる。

 桜が舞い散るこの時期、なんと言っても世間は卒業と入学の行事でいっぱいになる。そんな季節に相応しく、スポーツ紙の1面も「卒業」の文字が一斉に並んだ。
 芸能に疎い方でも、さすがに耳にしたことはあろう(というかこのブログでも総選挙などで何度か取り上げている)、AKB48の不動のエースであるあっちゃんこと、前田敦子がAKB48を卒業するという。

 その卒業発表が、ガチで電撃だったというから驚きだ。所属事務所も知らなかったという。たかだか20歳の女の子の「AKB48卒業」宣言に、日本中に激震が走ったような大騒ぎになるとは…と思う中高年の方も多かろう。
 ・・・いやいや。昔は昔で、大騒ぎしていたはず。キャンディーズの「私たち、普通の女の子に戻ります」宣言は有名だし、山口百恵の引退コンサートで最後に舞台にマイクを置く場面は今も日本人の記憶に焼き付いている。
 この前田敦子の卒業宣言も、日本中を騒がせたニュースらしく、翌朝26日付のスポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツの4紙の1面を飾っている。そのうちのスポーツニッポンとサンケイスポーツにいたっては、卒業発表のコメントすべてを1面で掲載している。

 今後のことはまだ何も決まっていないらしいが、揺るぎないエースがいなくなった後、AKB48がどれくらい踏ん張れるかも少し見てみたい気もする。何せどんどん第○期生と入れ替わり立ち替わりしていたモーニング娘。もいつの間にかグループとしての活動はもはやお目にかかれない(初代のころのメンバーが再結成して何やらやったりしているが、到底スポーツ紙1面には見向きもされない悲しさ)。秋元康氏がAKBの前に作り上げた素人のような女の子のアイドルグループ、おにゃんこクラブというのもあったが、あれも解散した(しかも、一世風靡したと思っていたが、なんと2年半で解散してしまっている)。

 前田敦子の本当の引退コンサートの際には恐らくスポーツ紙1面ジャックも夢ではないが、その後、どれほどスポーツ紙の1面でお目にかかれるか、興味深いところである。


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2012年03月23日

全国紙、スポーツ紙1面争奪戦に参入!!

 今週は、ある事件が勃発した。スポーツ界…というか、野球界とそれを取り巻くスポーツ紙業界において、根底を揺るがす大事件だった、と1面調査隊としては思わざるを得なかった。
 何せ、全国紙の1面がスポーツ紙の1面よりも先に野球界のスクープ記事を掲載したのだ。そして、全国紙上にて、朝日新聞VS読売新聞の熱い攻防戦が繰り広げられ、寧ろスポーツ紙の方がそこに関しては引っ張られて…といった感が見受けられた。

 引き金は、朝日新聞の3月15日の朝刊。
 読売新聞をバックに持つ読売巨人軍の名前をダーンと1面で載せ、6選手に契約金と見出しを打って、ざっと1面の3/7を占める記事量!!それだけでは飽き足らず、38面、39面でも追及する姿勢を崩さない。
 対する読売新聞は15日付の夕刊で早速反論。まあ、15日の朝日新聞の朝刊自体、寝耳に水だったのだろう、1面では紙面は割けず、社会面に。とりあえず、読売巨人軍を擁護すべく立ち上がったというべきか。
 明けて16日。またもや朝日新聞の1面は巨人攻撃(口撃と言ってもよいかもしれない。連日1面で、この日も2面、38面、39面と扱いをさらに大きくしている)。読売新聞はと言えば、1面でこの問題について反論するにはかなりのネガティブイメージが付きまとうため、この日もやはり社会面で巨人を擁護。いや、寧ろ問題のすり替えを始めた。情報流出はどこから!?といった刑事事件に発展させようともくろみ始めた。

 この日本の一般家庭の全国紙占有率では1位、2位を誇る2大全国紙の争いを煽るがごとく、スポーツ紙の1面もこの問題を取り上げ始めた。要は、出遅れたのである。スポーツ界の、それも国民的スポーツの大事件のスクープネタを全国紙にかっさらわれるとは…。恐らく15日のスポーツ紙編集室はどこもかしこもデスクの怒号が飛んだであろう。
「おまえら何年野球でメシ食ってんだっ!!」
なんて殴られた記者もいたかも知れない。こんなとき、恐らくブログの読者は気になるデイリースポーツ情報。いやー、こういう場面で使うのかもしれない。「他人の不幸は蜜の味」という慣用句。
 まさにデイリースポーツにとってはヨダレものだったのか。1面にて「朝日新聞と全面戦争」「巨人 告訴辞さず」と大見出し。

 対するジャイアンツ新聞のスポーツ報知はといえば、この1週間、ついにこの問題を1面で取り上げることはなかった。渡辺会長の名前も、朝日新聞の名前も出ず、スポーツ報知の1面だけを1週間並べておくと、まるで平穏な1週間だったかのような気持にすらなる。普通に元女子マラソン金メダリスト高橋尚子氏の結婚だったり、ドリームズカムトゥルーの吉田美和氏の結婚、今年も無事に始まった春の選抜高校野球の話題が1面を連ねていた。巨人の話題が出ても、それこそ真っ只中のオープン戦の話題。

 まあしかし、朝から読む新聞。ネガティブな話題よりも、そんなものはゴシップネタ好きの夕刊紙にお任せし、明るい話題で日本を盛り上げようとしているのかもしれない。
 これから春の選抜高校野球も佳境に入るし、プロ野球も開幕する。これらの明るい話題が、今の日本を勇気づける。選抜の石巻工主将の選手宣誓でも、「見せましょう、日本の底力を、絆を。」とあった。
 ここは一つ、スポーツ紙1面業界も全国紙に負けないよう、「見せましょう、スポーツ紙の底力を、絆を。」と日本を盛り上げていってもらいたいものである。


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2012年03月16日

五輪VSデイリー、その1

 2012年に入って早2ヶ月半。東日本大震災からはちょうど1年。
 スポーツ紙も他新聞のスポーツ面も、五輪一色になってきている。そろそろ代表が決定する頃なのである。
 さて、どのスポーツが一番最初に代表決定による1面ジャックをモノにできるか。まずは今週から見ていこう。

 今週決定したのは、ここのところ大注目だった男子マラソンと女子マラソン。
日本人は何かとマラソンが好きである。2時間ちょっと、ずっと選手が走っているのも好きだし、それを見るのも、自分が実践するのも好きである。特殊な人種かもしれない。とはいえ、最近では美ジョガーなどという言葉も生まれるほど、ジョギング・マラソンにはまっているランナーは多い(まあ、延長上ともいえるが、市民ランナーの川内選手は、とうとう今回の選考会に絡んでくるようにまでなった)。

 わが母も実はかなりのマラソン観戦マニアだった。シドニー五輪の高橋尚子選手が金メダルを獲ったレースは、ビデオに撮って何度も見直していて、家族に呆れられていたものだ。興味のない人にとっては何が面白いのかわからないのであろうが、あの耐え抜いて喜びを得る感じ、何となく日本人の気質を表しているようにも思える。
 で、その男女のマラソン。結構推すファンは多かったようだが、残念ながら公務員川内選手は落選し、プータローランナー藤原選手が代表になった。
 例年はよりメダルに近いと言われていたのが女子だったので、女子の代表にばかり注目が集まっていたのだが、今年は川内選手と藤原選手のメディアも含めた激戦ぶりによって、代表選考結果は男子だけが1面を飾ることになった。それもスポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツという、東京版発行部数上位3位のスポーツ紙(※スポーツニッポンとスポーツ報知は札幌版を含まれるが)。

 そしてもう一つ、五輪出場権を手に入れた競技が。今朝の1面(15日木曜日)、情報入りたてのサッカーU-23日本代表。しかも怪我から復帰したばかりのエース、MF清武選手の決定弾によって。これはもう、清武オンリーで決まるだろうと予想したのだが、1面調査隊もまだまだであることを痛感させられた…。

 まず、デイリースポーツは金本(まあ、これは想定内というかなんというか…)。想定外だったのは、東京中日スポーツ。なんと、権田選手が1面。点すら獲ってない。権田選手とは誰ぞや??と思われた方、権田選手はFC東京の守護神である。FC東京は、東京中日スポーツお抱えチーム。まあ、FC東京から唯一の選出であるから、そこを推したいのかもしれない。それは汲んであげたい。が、どうだろう、神聖なるスポーツ紙1面で、権田選手の喜びの手記を載せるっていうのは…。そういうのは、終面にすべきではないかと、1面調査隊として、意見を述べさせていただきたい。

 そして、男子サッカーでは、もうひとつ大きな発表があった。W杯アジア最終予選の組分けである。運命を大きく左右するこの抽選、神様は日本にほほ笑んでくれるのか、否か。…神様はある意味、親しみを込めて微笑んだ。だが、神様と言っても祈る対象の神様ではなく、日本の監督をつとめたこともある、サッカーの神様ジーコである。トルコやウズベキスタンの監督を確かつとめていたが、今はなんとイラクの監督。まあ、神様と言われた彼も、日本代表の負けが続いたときはボロクソにメディアに酷評されていたが。
 その神様、「日本と一緒に本大会にいけたらいい」と、親しみを込めてザックジャパンに微笑んだのである。日本にとっては「ドーハの悲劇」で痛い思いをした相手国でもある。 

ここはスポーツ紙6紙揃ってのW杯への意気込みを、是非とも見せようではないか!!と思いきや、ザックvsジーコの見出しが続々と揃う中、同じカタカナでも違う名前が…。その名は「バース」。もうおわかりであろう、80年代阪神を優勝に導き、ケンタッキーのマネキンのおじさんが彼に似ているとの理由から道頓堀に落とされる原因を作った元阪神所属バース氏。しかも、1面を飾った理由が、元チームメイトの阪神の和田監督への激励である。

 デイリースポーツはスポーツ紙調査隊の管轄外へと進みつつある…。オリンピックイヤー、せめて足並みを、と思うのは我々調査隊だけだろうか。


posted by 調査担当 at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月09日

恐るべし、オセロ。

 今週はどの情報番組をつけても、必ず芸能ニュースで流れるネタがこれ。「オセロ中島」。
 ワイドショーのトップニュースは必ずといってもいいほどこの話題らしい。このネタの時は視聴率もアップというから、みんな結構「洗脳」とかそういうネタ、好きなんだなあと思ってしまう。

 占い師とされる女性と同居していた都内のマンションから連れ出されたことが判明した翌日、スポーツ紙2紙は1面でこのニュースを取り上げた。こんな話題に喰いつくのは東京スポーツくらいかと思っていたのだが、さにあらず。スポーツニッポンと、何と今までのジャック賞の壁となっていたデイリースポーツが1面にしたのである!!これはある意味、オセロ中島の快挙である。
 関西だからよしもと贔屓だからか?とも勘ぐったが、そもそもオセロは松竹芸能である。デイリーがわざわざ1面にする義理はない。
 3月6日付のスポーツニッポンとデイリースポーツの1面には、オセロ中島の世間に対する謝罪が見出しになり、マスコミに送られたFAXも写っている。
 だが、世間は実は興味深く面白がって見ているだけだ。マスコミも上層部は何だかんだで視聴率アップ、購買数アップは間違いなく、ウハウハしていたに違いない。かわいそうなのは取材記者たちである。

 この騒動が佳境に入った週は雨が降り続き、雪も舞っていた。そんな中、関係者によると(某TV番組にて)週刊誌だと2人1組で1時間交代でマンション前にて動きを見張り、あるスポーツ紙だと3交代制のシフト制でマンション前に詰めていたという。籠っていていつ動くか分からない人々を雪の舞う中、上からの命令とはいえ、さぞやしんどかっただろうと彼らの身を案じてしまうのも、スポーツ紙1面調査隊として、スポーツ記者に親近感を抱いているからだろうか。
 だがあの壁の厚いデイリーの1面を中島にするとは…よもやデイリースポーツの記者も女性占い師なる人物に洗脳されてはおるまいな??オセロ中島の二の舞になってしまうではないか…。

 まあ、そんなオセロだが。黒→白→黒と一進一退の攻防で我々を沸かせてくれた別のオセロのごとき試合が今週あった。
 情報も仕入れほやほや、今朝入りたてのなでしこJAPAN。エースのFW沢を欠きながら、準決勝で世界ランク1位のアメリカを破り、2位ドイツとの決勝に臨んだ彼女たちに、スポーツ紙も熱視線を送る。ふがいなくホームで黒星を喫した男子に代わり、俄然注目を浴び続けるなでしこJAPAN。そこを見越して、さすがテレビでも夜の10時から生放送という気合いの入れよう。
 先制点、更に追加点をドイツが決め、もはやこれまでと思ったのは私だけではあるまい。ところがそこからまた精神力の強さを見せつけ、なんと2点返したのである!!しかしドイツも負けられない。3点目の追加点を獲るが、なでしこも喰らいついて3点目を返す。
 が、結局ロスタイムで4点目を決められてしまい、惜しくも準優勝だった。負けは負けだが、誇りに思ってよい負けだったと思う。十分に日本国民に感動を与えてくれたと思う。

 それを1面担当記者も理解しており、皆揃ってのなでしこジャック賞…となるはずだった。だが、これまで壁だったデイリーは珍しく「オセロ中島」で阪神以外を1面にするという「黒」面を出してしまった反省か、なんとなでしこJAPANの活躍は素直に1面にできず、デイリーのみひっくり返されてしまったようだ。元に戻され、結局またタイガースが1面になって帰ってきていた。

 オセロ、恐るべし。


posted by 調査担当 at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする