2015年12月25日

騎手とかけ、今年の顔ととく…その心は、ウマにのるでしょう‼

 毎年、この時期は何を書こうか迷った挙句にその年の総括になっている。
 まあ、仕方ない。何せ毎日のように有馬記念の予想オンパレードだからだ。今年は北島三郎氏の馬が勝ったこともあって、有馬記念予想の1面でもサブちゃんが顔を出している。
 紅白引退を発表した年くらいしか1面でみることのなかったサブちゃんが、馬主としてなら1面にこんなにも載るんだ…としみじみ感じてしまった。
 ウマの力は偉大なり。そういえばアメトークでも先月あたり、馬大好き芸人特集もやっていたし。今年の有馬予想の1面で芸人も予想していたな。思えば、この1面で予想するのって、毎年その年の「顔」になった芸人さんやアスリートばかりだ。ただし、ウマ大好き芸人に出演していた芸人さんたちは有馬予想には出られず。何故なら、旬を過ぎた芸人さんたちだから。辛いものだ。
 その意味で言えば、有馬記念の予想タレント(アスリート)も、その年の総括でもあるのかもしれない。
 今年は「とにかく明るい安村」や、「トレンディエンジェル」が予想タレントで1面にドでかく出ている。M−1に優勝しても、流行語にノミネートされても1面獲りにまでは手が届かなかった彼らも、ウマの力を借りれば何のその。1面を簡単に獲れてしまうのである。
 そして今年大きな話題となったのは何といってもラグビー日本代表。あれほどスポーツ紙に冷遇され続けた彼らも、なんと有馬予想で1面に食らいついたのだ。
 さすがに競馬に興味ない選手を予想に引っ張りこむのは難しかったらしいが、「五郎丸じゃない…」と枕詞をつけながらも日本代表選手に予想させて1面に載せるという、スポーツ紙記者も姑息な手を使ってきた。まあ、五郎丸選手の陰に隠れていた代表選手にも光があたるわけだし、これぞWIN―WINの関係というものだろうか。
 と、毎年「ああ、今年も有馬記念の予想か」と思ってきてはいたのだが、それなりにスポーツ紙記者も手を抜いてのことではなく、総括として「今年の顔」をウマの力を借りて1面に出していたのではないかと、思い至ったのである。
 そう考えれば、1面調査隊と同じく、年末のスポーツ紙は競馬ばかりでつまらんとため息をついている読者の方々にも、これからは別の見方を提供できるのではないかと思えるのだ。
 まあ、この有馬予想でも流行語でも、8.6秒バズーカはとにかく明るい安村に負けたんだな、と余計なお世話ながら思ってしまった。
 どちらも一発屋にならずに、長い芸能生活を送れるよう、健闘を祈る。

 最後になりましたが、今年もこのブログとジャパン通信社をご愛顧いただき、ありがとうございました。引き続き、来年もよろしくお願いいたします。


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2015年12月18日

1面ジャックの道は一日にしてならず

 スポーツ紙1面から話は逸れてしまうのだが…。
 新聞も軽減税率の対象になるとかならないとか、日々その話題で持ちきりである。
 ちなみに今のところ、宅配だと8%の軽減税率対象、即売(駅売り・小売店売り)だと10%の方向で動いている…。なんだ、そりゃ。
 駅売りの並び具合を見るのが楽しみなのに、駅売りの新聞が激減しないかどうか、不安になってしまうじゃないか。
 ちなみに、新聞休刊日は即売しかないので、10%でしか入手できないのは確実なのである。はて。弊社のように新聞をたくさん購入しているうえに、バックナンバーが必要となった場合、即売などはどちらになるのやら…。
 色々細かい疑問点はわいてくるのだが、本も新聞も売れない昨今、情報入手の媒介として、一律軽減税率対象にしてしまえばよいものを…。

 話が随分逸れてしまったが、このブログをご覧になっている方々は少なくともスポーツ紙愛読者と思われるので、この税率に関して知っておくべきかと思い、最初につぶやかせていただいた。まあ、政府関係者がこのブログを見ているとは思えないが。

 さて。今週の1面だが。2つネタほど、リーチがかかったものがあった。
 もちろん、どちらもジャックしてもおかしくない話題だ。

 一つ目は、先々週も取り上げた男子フィギュアスケートの羽生君。
 自分が作り上げた世界最高点をわずか2週間で塗り替えての優勝。それも3連覇。もうこれはジャックだろうと思ったのは浅はかだった。
 やはりデイリーの壁は高かった。いや、寧ろフィギュアスケートをスポーツとみなしていないのではないかというくらいの無関心さ。潔いくらいの興味のなさ。敵(ではないが)ながら、あっぱれである。
 普通なら、1面そのものはタイガースやら推しネタにしたにせよ、本見出し横に少しフォントを小さく、中面で注目の話題の小見出しをあえて入れることがある。恐らく、駅売りとかで見出しのみが見える形になった時に、そのネタの見出しも見えるようにという、姑息な手口なのだと思うのだが。デイリースポーツはそれすらしなかった。あえての虎一本である。ちなみに、この日のその中面小見出し、競馬ネタである。さらに言えば、2面はタイガース。…羽生君はいずこへ?
 こうして、前人未到の偉業を2回も成し遂げたにも関わらず、羽生君はまたしても1面ジャック賞を手に入れることが出来なかったのである。

 しかし、だ。もうひとつのネタはある意味羽生君よりも1面ジャックしやすかったはずだ。何故なら、女子サッカーのレジェンド澤穂希の引退発表だったから。
 澤穂希ならなぜ1面ジャックが獲りやすいか。それは、澤穂希が神戸のチームに所属していたからだ。関西よりなんだし、デイリーだってそれほどの重大ネタじゃない限り、肩をもつに違いないと調査隊としては予想したのである。
 が、そこはタイガース新聞のデイリースポーツ。話題がなくたって、雨が降ったって、槍が降ったって、虎である。黄色いタテジマを愛しているのである。
 「初激白」から始まる金本監督の新しい戦力構想。これが17日朝刊。
 オーマイガッ…と澤も思ったに違いない。まさかの関西仲間の裏切り。
 有終の美は飾らせてもらえなかった…。

 だが、諦めないのがレジェンドたる所以。スラムダンクの安西先生のごとく、「諦めたらそこで試合終了」ではないが、まだチャンスはある。17日に記者会見、19日からは最後の大会となる皇后杯の埼玉戦がある。
 レジェンドとして、納得のいく決勝弾を決められたら、恐らく鬼のデイリーでもほほえんでくれるのではないだろうか。

 1面ジャックへの道は険しいが、上りきった後に喜びが待っている。


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2015年12月11日

安心してください、…1面ですよ

 ここのところあまりぱっとした成績を残せずにいた男子プロゴルファー石川遼。はにかみ王子と呼ばれてちやほやされていたころも今は昔。最近では実力で松山君に話題をかっさわれて久しい。
 やはりどんなにファン対応が良くても、礼儀正しくても、実力を伴わないアスリートはスポーツ紙から敬遠されていく運命なのだ。
 厳しい世界なのである。

 が、結果を残せば、柔道以外は今は結構優遇されて1面に出る可能性がある‼少し前まではラグビーも不遇されていたのだが。先日の歴史的快挙(南アフリカ戦での勝利)以降は優遇も優遇、マスコミで五郎丸選手を見ない日はないくらいにもてはやしている。
 五郎丸選手、この11月、12月以降に発表になった賞、いくつ獲ったんだろうと思うくらいにありとあらゆる賞を総なめしている。流行語大賞も、大賞こそ逃したが、秋に一気に有名になった人にしては出来すぎなくらい人気急上昇である。まあ、1年の前半に有名になっちゃうよりも、記憶に新しいほうが受賞しやすいのかもしれない。
 お笑い部門でいうと、8.6秒バズーカがノミネートされず(実際のところ、私もよく知らないコンビだ。お笑いは好きだが、アレはよくわからん)、とにかく明るい安村が受賞していた。
 また話が大きく逸れたので戻ろう。

 そう、今回はにかみ王子は久々に結果を出したのである。それも国内メジャー初V、ぶっちぎりの2位と5打差の優勝。もうそこにはあどけない顔ではにかんでいた(本当にはにかんでいたのかどうかはわからんが)少年はいなかった。24歳のアスリートがいた。
 久々の優勝ともなれば、それこそネタになるのがスポーツ紙。おいしい話には飛びつきたくなるのがスポーツ紙記者。待ってましたとばかりに見出しに誘われて買ってしまうのがスポーツ紙読者。
 結果、優勝翌日の12月7日付のスポーツ紙1面はデイリースポーツを除く5紙が1面で石川遼のガッツポーズ姿だ。試合そのものをスポーツ新聞の親会社、読売新聞が主催しているので、スポーツ報知は首位を獲ってから3日連続石川遼である。前日の6日には、実はJリーグの年間王者も広島に決定したというのに。ちなみに広島の年間王者はたったの2紙。競馬予想にすら負けた。こちらはかなり悔しいだろう。サッカーだから1面は当たり前と思っては痛い目に合うのだ…。

 こう見ると、先週話題になったのはフィギュアスケートの羽生選手だし、テニスで今注目を浴びるのは錦織選手だし、何といっても大注目されているのはラグビー五郎丸選手だし…、随分と男子アスリートがノリに乗ってきているようだ。女性が輝く社会、とばかり謳われている昨今、男子も負けてないぜ感が十分感じられる姿は、世のおっさんたちの背中を後押ししてくれているようだ。
 ちょっとばかり、エネルギー補充に男子アスリートもよいのかもしれない…。


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2015年12月04日

1面ジャックの予想

 1面の予想が外れた。
 賭け事はいけないことだ(巨人軍の方も承知のこととは思うが)。だが、1面ジャックが賭けの対象になっていたなら、オッズ2倍くらいだっただろう。それくらい手堅い1面だったはずだ。
 今週のスポーツニュースはどのチャンネルをつけても羽生選手一色だったのだから。

 フィギュアスケート男子日本で、前人未到の322.40点をたたき出し、別格の強さを見せた(魅せた)羽生選手。前日のSPでも世界最高得点をだし、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ、東京中日の4紙が28日付1面でその超人ぶりを称えた。
 以外にショートプログラムで完璧にやり遂げると、なおのことフリーで重圧がかかってミスをしてしまう選手も多い中、翌日のフリーの演技で、それを超える完璧さで滑りきり、世界最高得点322.40点をたたき出したのが、我が日本が誇る若干20歳の羽生選手である。
2位の金博洋選手に55点もの差をつけての圧勝である。それまでの歴代記録で言うと、カナダのチャン選手がもっていた295.27点が最高得点だった。一気に27.13点も超えてきたのである。

 この結果を見たら、誰だって6紙1面に羽生の文字がおどるのを想像するだろう。
 いや、それでもデイリーがいるからな、5紙1面は堅いと思うけど…と思われる方も多々いるだろう。それが、5紙でもなく、4紙1面に留まってしまったのだ。
 トーチュウ?さにあらず。なんとサンケイスポーツ。SPの結果の1面も、サンケイスポーツは1面から外していた。
 では何を1面にしていたのか。競馬だ。
 2日連続競馬だ。世界最高得点を超える走りがあったわけでもないのに、競馬だ(ちょっとしつこい)。

 羽生君は2日連続で馬に負けたのだ。フィギュアファンはお怒りのことだろう。
 恐らく、デイリーのタイガース愛に負けてしまうのは想像できていたに違いないので、ここは怒りの矛先はサンスポに向くのは必至だろう。フィギュアに全く興味がなく、競馬に人生懸けているおっさんくらいのものだろう、1面が競馬予想でも「あれ?」と思わなかったのは…。
 馬に騎乗していた騎手や馬主は思わぬ1面で大喜びしたであろうが。

 往々にしてよくあることだが、これは1面ジャックにふさわしいであろう、確実であろうと思うネタであっても、意外にジャックできないのがスポーツ紙だ。そこに1面ジャックの醍醐味と、1面ジャックできた時の喜びのもまた事実。
 アスリートはその高みに向かって日々精進し、120%の力を出そうとするのかもしれない。1面に載ることはアスリートにとっての勲章なのだから。
 まだ若干20歳。羽生君の1面ジャックの日はそう遠くない未来にきっとある。



posted by 調査担当 at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする