2016年08月25日

あえてのSMAPなのか、この時期に

 このリオ五輪真っ只中、そして日本勢メダルラッシュの中、社会的には終戦記念日・お盆が近づいてきている中、よもやの発表。半年前に収束したかにみえたSMAPの解散。
 結局、本当に解散という結末になった。

 うがった見方をすれば、リオ五輪の最中だから、きっとスポーツ紙もワイドショーもそちらを大きく取り上げるだろうという考えがあったのだろう。また、週刊誌もこの時期、合併号などで発売がずれることが多い。それを狙ったのではないかというコメンテーターもいた。

 だが、それはこの前の解散騒動の反省ができていないと、私は思った。
 何故なら、NHKの錦織圭選手が準決勝でマリー選手に劣勢で苦戦中の中、ニュース速報が入るくらいだったのだ。そして翌日のスポーツ紙はデイリースポーツもガッツリ一面で、文句なしの1面ジャックだった。
 1日前の13日の1面、水泳女子200M平泳ぎで、24年ぶりの金メダルを獲った金藤選手ですら、デイリーが阻んで5紙止まりだった。この14日だって、柔道男子で原沢選手が銀メダル、女子柔道で山部選手が銅メダルと、輝かしい成績を残したのである。
 それでもなお、SMAPだった。社会的大損失といえば、そうなんだろう。実際、大きく芸能関係・音楽関係の株価は大きく揺らいだ。だが、オリンピックのメダルだって、負けないくらい日本経済に大きく影響するではないか。あまりにメダリストたちが不憫である。

 …それとも柔道ではダメだったのだろうか。今回の柔道代表は選手の若返り、井上監督のネームバリューからしても1面を獲れる可能性はしっかりあったのだが。やはり日程的に体操の絶対王者内村選手の活躍の影になってしまったのだろうか。
 もはや内村選手の輝きは、他のスポーツのメダリストらをも陰にしてしまうようだ。
 実際、個人総合で奇跡の大逆転金メダルを内村選手が獲った翌日の12日朝刊は、当たり前のごとく、1面ジャックだった。まあ、本当に観戦しているこちらもドキドキハラハラ、ワクワクさせられて熱狂したのだが。1面ジャックもうなずける面白さだった。

 他の競技も面白かったのだが、1面ジャックにはあと一歩というところだった。96年ぶりに日本男子テニスで日本にメダルをもたらした錦織選手ですら、5紙止まりである。しかも‼驚くべきは、阻んだのはデイリースポーツではなかったのである。なんとも中立的立場であるはずのサンケイスポーツに阻まれたのである。この日のサンスポの1面は…元プロ野球選手豊田泰光さんの訃報だった。…いや、まあ、訃報記事にイチャモンつけようってわけではないのだが。この、「おお!デイリーも1面‼それじゃあっ」ってノリに乗った瞬間だったため、拍子抜けしてしまったというか。
 ここは、世界ランキングに影響しないのにあえて日本代表として壮絶な戦いをしてメダルをもぎ取った錦織選手に1面ジャック賞をあげたかったなあと思うのは、私だけではあるまい。

 それにしても、今回の五輪は、記者の方々も困るくらいに全般的に活躍してくれている。もちろん、ロシア勢が全くいないというのも、多少はあるだろう。それでも、色々なスポーツで、今までの努力が実ってメダルに繋がっているというのは、やはり嬉しいものである。
 一人でも多くの笑顔のアスリートが増え、一人でも多くの国民が勇気づけられるような、そんなスポーツ紙1面を、残り1週間もないが、期待している。




posted by 調査担当 at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。