2016年09月30日

祝‼優勝×2

 早いもので、もう9月も最終週。

 今週はスポーツ紙1面にとっては山場だった。
 何といっても優勝ニュースがふたつあったのだから。

 ひとつめは豪栄道。日本の国技、大相撲での14戦全勝での千秋楽待たずしての優勝。
 圧倒的強さを誇る横綱白鵬が休場とはいえ、ほか二人の横綱にも勝利しての優勝は、アッパレの一言につきる。しかも聖地国技館。
 これには館内も大いに沸いたようである。
 負けじとスポーツ紙1面も大いに沸いていた。何と、あの東京中日も豪栄道の優勝を1面に持ってきていたのである。名古屋場所などであればいざ知らず、あまり見ない1面だったので、逆に驚いてしまった。とはいえ、さすがのデイリースポーツは崩せなかったようである。25日朝刊の1面は全勝ならず!
 しかしながら豪栄道は、他のスポーツ紙の1面よりも何よりも、トーチュウの1面をがっつり飾れたことを、誇りに思ってよいだろう。

 二つ目は、セ・リーグにやや遅れてようやくパ・リーグの覇者となった日本ハムファイターズ‼
 こちらは、東京中日が豪栄道を1面にしたのよりももっと驚きの、何とデイリースポーツが大谷投手を1面にしていたのである。
 かといって、1面ジャックにならないのが難しいところである。ここは東京中日スポーツがジャックを阻んだのである。
 それにしても29日付の1面、日本ハムの1面とはいえ、大谷、大谷、大谷の連続で、少しばかり栗山監督が可哀想になってしまったのは私だけだろうか。
 確かに優勝を決めたゲームでの先発も大谷投手だったし、この優勝の立役者は間違いなく大谷選手なのだが。広島カープが優勝した時は、1面の見出しや写真が、黒田投手だったり緒方監督だったり、まあバランスが取れていたわけなのだが。今回の日本ハムの優勝に限って言えば、デイリーも含めてみな大谷イッポン。
 …大谷投手以外の選手も、でもまだ、クライマックスシリーズでの戦いぶり如何によっては、きっと大谷選手や栗山監督を抑えての1面の可能性は残されている‼はずである。よって、ここからの巻き返しを1面調査隊としても期待したい。
 知名度的には大谷投手であるが、どこまでの活躍をみせたら、大谷投手を抑えて1面を獲れるのか。それとも大谷投手の活躍がそれほどでなければ特に日本ハムを1面にすることもないのか。
 いろいろな意味で興味がある結果になりそうである。是非とも、クライマックスシリーズでは選手全員の全力投球がみたいものである。



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2016年09月23日

セ・リーグが熱い

 雨が降り続いているこの1週間。
 三田寛子も夫である歌舞伎役者中村橋之助の浮気報道での会見で「雨降って地固まる」なんて言っている。晴れていたらなんて言っていたんだろう。メディアでは彼女の会見が神対応として褒められていた。
 とはいえ、スポーツ紙1面を飾るほどではなかったようである。どのスポーツ紙も今やクライマックスシリーズをかけた最終段階に入ったプロ野球報道ばかり。

 で、広島の優勝が決まった今、熱いのがまたもやセ・リーグ。ラミレス新監督になって1年目の結果が出るところだったのである。

 果たして結果は。
 CS進出決定‼である。
 決定翌日の20日付の朝刊は、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、そしてジャイアンツ新聞であるはずのスポーツ報知も横浜DeNAの初のCS進出が1面を飾っている。もちろん、1面はラミレス監督。
 大変失礼ながら、中畑監督に代わってラミレス監督になった時、正直「話題先行型は変えないんだな、こりゃダメだ」と見切りをつけていたのだが。
 まさかまさかの展開。
 しかもDeNAだったからこそ、驚きもあってか4紙が1面という結果。
 まあ、1位の広島と2位の巨人との差は今のところ15ゲーム差以上ある。3位のDeNAとでは18ゲーム差だ。大きな力の差があるのは否めない。
 では想定内だった、1面にしなかったトーチュウ・デイリー2紙はといえば、もちろん、最下位争いをしている推し団で決まりである。阪神も金本新監督に代わっての1年目だったというのに。この差はなんだろう。片やCS進出で咲き誇る笑顔を振りまいての4紙1面と、片や連日「金本虎体制見直し」的な見出しをつけられ続ける屈辱的な1面の日々。
 こう考えると、阪神や中日は、黙っていても1面を獲れる代わりに、結果が最悪だと、1面で落とすところまで落とされ続ける、地獄の日々が待っているということだ。

 こうして新監督になっての光と影ができていた翌日の朝刊は、またまたDeNAで4紙1面。ハマの番長こと、三浦投手がとうとう引退を決発表したのである。理由は簡潔に「勝てなくなったから」。
 潔くマウンドを降りるこの会見は、ひとつの時代の終わりを告げているようにも見えた。そういう意味では、4紙1面は妥当な紙数だったのではないかと思う。


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2016年09月16日

25年ぶりの…‼

 去年、この時期、私はちょうど広島にいた。
 かぶらなくてよかった、と思う反面、フィーバーの真っただ中に身を置きたかった、と残念に思う気持ちもある。

 もうお分かりかと思うが、広島カープが25年ぶりにセ・リーグを制したのである。
 はい。有無を言わさず、文句なしの1面ジャックである。
 なんと言っても大リーグの名門からのオファーも断って古巣に帰ってきた黒田が、優勝を決めた10日の先発だったのだ。緒方監督という、就任2年目の若き監督だったからこそなのか、チームの纏まりは今まで以上に発揮されていた。ここから、ドラマは始まっていたのである。
 数年後だか、何十年後かあとに、黒田投手と緒方監督の信頼し合う男の友情を軸に映画なんかになるかもしれない、と1面調査隊は思ったりもした。

 1面ジャックでも、各紙趣向を凝らしているのも面白い。日刊スポーツなんかは、新聞の表題の文字「ニッカン」が、365日青文字なのだが、翌日の11日の表題は赤文字になっていた。しゃれたことをするもんだ。デイリーも表題の文字はいつも黄色だが、黄色から赤へのグラデーションで印字しており、最後の伸ばすところも虎のしっぽから赤いこいのぼりに変わっている。スポーツニッポンは、表題「スポニチ」のスの字に、赤い帽子をかぶせている。

 真っ赤に彩られた1面ジャックは、キオスクでもコンビニエンスでもさながら、少し早めの紅葉のようだったに違いない。
 選手に大金をつぎ込めるような球団ではなく、球場自体が市民球場とよばれるくらい、市民の、市民による、市民のための球団だったからこそ、この25年ぶりの優勝は価値あるものだったのだ。
 日本人は特に判官びいきな民族であるから、金に物言わせる巨大な組織を小さな集団が倒すといったような話は特に好むのである。
 まさに日本人好みの価値ある勝利ではないか。まあ、これからクライマックスシリーズも、日本シリーズも待っているが、このフィーバーぶりは半端ない。
 このまま大球団をなぎ倒して、歴史に名前を刻んでいただきたい。まあ、この時点ですでに歴史に名を刻むことにはなっているのだが。
 クライマックスシリーズ、日本シリーズでも神がかった勝利で日本列島を席巻してもらいたいものである。
 いつか私が予言したような、感動の映画になって戻ってきてもらえると、なお嬉しい。
 広島カープ、及びファンの皆さま、関係者の皆さま、本当におめでとうございます。


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2016年09月02日

ワカモノの時代がやってきた

 早いものでもう2016年も残すところあと4ヶ月。
 あっついなぁと強い日差しに目を細めていたかと思ったら、もうそろそろ朝晩、肌寒くなってくるころがやってくる。
 ついこの前まで夏のオリンピックに感動していたのが、今度は冬のオリンピックに心躍らせるようになるのだろう。

 我々にはあっという間の時間だったが、この選手には随分長く感じられたことだろう。
 久しくスポーツ紙1面でお目見えしていなかった石川遼選手。
 ようやく、今週末に行われたライザップ・KBCオーガスタで完全優勝をはたしたのである。腰痛で5カ月も試合から離脱していた期間も、自身、相当辛かったはずだ。
 この間、男子ゴルフ界ではリオ五輪辞退の松山選手やら、五輪に出場した片山選手らの動向が気になってもいただろう。「もし、自分だったら…」とも思っていたに違いない。

 それを乗り越えての完全優勝である。
 完全優勝は、7年ぶり2度目という。まだ24歳で‼7年前と言ったらまだ17歳で、たぶんハニカミ王子と呼ばれて、フィーバー真っ盛りのころだろうか。2009年のサン・クロレラクラシック以来ということだ。
 スポーツ紙1面には「復活」の文字がやはり踊っていた。
 優勝翌日の29日の朝刊は、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツが目出度く1面だった。まあ、デイリーと東京中日は不甲斐ない推し団のケツ叩きで忙しく、1面はそちらに割いていたのだが、そこは予想内のことである。
 このプロ野球の勝敗でもりあがる9月に、4紙1面は立派なものである。それだけスポーツ紙の記者たちも喜んでくれたと言ってもよいだろう。

 それにしても。最近の10代・20代は肝が据わっている。
 リオ五輪卓球銅メダルの伊藤美誠選手も、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手も、大きな壁があればあるほど、生き生きとしている感じがする。
 「最近の若者は…」と嘆くおじさんたちも多いが、ちょっとやそっとのプレッシャーに潰されない、そんな若者も、これからの日本には必要だということだろう。
 スポーツ紙読者層のおじさんたちも、若者の活躍する姿から、どんどんパワーをもらって、みんなで元気な日本にしていけたら、もっと日本は楽しくなると、1面調査隊は思うのである。

 ちなみに。来週のブログですが。関西のスポーツ紙チェックで出張してまいりますので、こちらはお休みします。


posted by 調査担当 at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする