2010年05月21日

スポーツ紙1面は人気バロメーター!?

 読売新聞の夕刊に、YAHOO!JAPAN(ヤホーじゃなく、ヤフー・・・ネタが古いが)検索時事ワードランキングのコーナーがある。
1週間、Yahooが時事用語と規定した単語で、上昇したものをランキング化したものである。

 今週、5月19日水曜日の夕刊は、5月10日から16日を調査したものだった。

1位、湯原麻利絵
タレントで、競馬騎手と結婚したことをブログで公表。

2位、志賀美香。
女子大生。・・・って一般人がそんなに検索されることは、生涯、あまりないはずだ。
何をしたかと言えば、16日のスポーツ紙1面を見ていた人なら、ピンとくるかもしれない。
いや、実は自分も検索しましたという人もいるだろう。
 スポーツニッポン日刊スポーツの1面で、元柔道金メダリスト、現総合格闘技家の石井慧が女子大生と結婚という見出しが躍った。
お相手は19歳の女子大生というのも、世間の注目を集めるのだろう。
しかし、すごいのは10日から16日までの調査で、1面に載ったのは16日だけなのに、2位に食い込んだということだ。


 スポーツ紙の1面を飾るということは、現在の注目度を表しているといっても過言ではない。
たしかに石井慧は元金有料メダリスト、総合格闘技界次世代を担う存在ということもあって、知名度も高く、人気もある。
 だが・・・。実際のところ、格闘技が1面を飾ることはあまりない。
サンケイスポーツデイリースポーツなどは格闘技を1面にすることはほとんどない。
全スポーツ紙のデータの統計をとってみても、ほぼ半分は野球野球だ。
なぜなら、野球は人気低迷がささやかれてはいるもののまだまだ国民的スポーツ。
加えて年間140試合もある。
ご贔屓のチームがあるファンであれば、テレビ中継は毎日見れないとしてもスポーツ紙ぐらいはチェックしているだろう。
野球の1面率が高くなるのは致し方ない。

 しかし、待てよ、とも思う。格闘技は一人が、注目度の高い大会で年に試合できるのはせいぜい数試合。
身を削って、痛い思いをして試合をした結果くらい、大々的に1面を飾らせてくれよ、というのがアスリートの本音ではないだろうか・・・?

 GW中に行われたボクシングファン大注目のバンタム級王者長谷川穂積の防衛戦(事実上のバンタム頂上決戦)を3紙が1面で報じた。
さすが長谷川、残念な結果(4R TKO負け)に終わっても3紙が1面で取り上げている。
が、5月17日に行われた王者内山高志の世界スーパーフェザー級防衛戦。
亀田興毅、長谷川穂積と日本人世界王者相次いで陥落の悪い流れを頼む内山断ち切ってくれ!というボクシングファンの願い。
結果見事なKO勝ち!!この日は月曜日で野球を始め主だったスポーツは行われていない。

さあ舞台は整った!と思ったら内山高志を一面に持ってきたのは、わずか1紙のみ(日刊スポーツ)・・・。
6ラウンド TKOより真鍋かをりの事務所契約問題第2ラウンドですか・・・身長差47.5センチの芸能人カップルもいいが自身より13センチ高い相手をノックアウトすることも凄いんです!
31日ぶりに先発“する”金本選手も54億円メジャーリーグ挑戦(?)のダルビッシュ投手もまだ“ウワサ”の段階で、“可能性”じゃないですか?
本人だけでなく、格闘技に携わっている人々からすると、モチベーションの下がるバッド(下向き矢印)朝になってしまったのではないか。

 私は特別格闘技に思い入れはないが、スポーツ紙をこよなく愛する者として、スポーツ紙の1面が人気上昇にもつながることを、記者の方々に知っていただきたかったのだ。
これで内山が2,3紙飾っていたら、来週の読売新聞の時事ワードランキングでは内山が上位に上がっているかもしれない・・・。

 野球野球もサッカーサッカーもゴルフゴルフも、確かに人気だ。
だが、スポーツ界を盛り上げるにはもっとたくさんの視点がいる。
ふと、そんなことを考えた1週間だった。
posted by 調査担当 at 14:11| Comment(1) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Henryさん、いつも拝読しております。
なかなか鋭い考察とウイットに満ちた文章で金曜日の更新が楽しみです。
Posted by 通りすがりのもの at 2010年05月22日 11:48
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