2010年08月09日

プロ・アマ・高校野球、ライバル考。

野球が後半戦を迎え、いよいよ佳境を迎えてきた。

今年はセリーグ・パリーグともに、1位と2位の差があまりなく、直接決戦などもあって、首位を奪い奪われという、ファンにとってはやきもきはするが手に汗を握る展開で、毎日応援する充実感にあふれているに違いない。
家の冷蔵庫には冷えたビールと枝豆がかかせない日々である。
勝った試合ではビール、負けた試合では発泡酒を食卓に出されているかもしれない。

圧倒的強さで独走して勝つのも、もちろんファン心理としてはいいかもしれないが、やはりライバルいてこそワクワクとした気分で応援できるのだ。

さて、8月4日の時点では、セリーグは0.5差で巨人阪神を追い、パリーグでは2差で西武ソフトバンクを追う展開となっている。


ではスポーツ紙1面はどこのチームが抑えているのか。
この1週間のデータをまとめてみた。
6媒体の1週間分で、43の1面はどのような内訳になっていたのか。


4位、1回ずつで楽天と西武が並んだ。
が、純粋な野球結果という意味では楽天が一歩リードか。
なぜなら西武の話題と言っても、暴行容疑でのデーブ大久保氏が1面だったからである。

3位、中日。
とは言っても、1媒体で稼いでいる。
言わずと知れたドラゴンズ新聞、東京中日スポーツである。
こちらで4日間抑えている。

では、1位と2位はというと、圧倒的強さで巨人だった。
6媒体×7日間のうち16回、1面を飾っている。
阪神は残念ながら9回で力尽きた模様。
敗因には、タイガース新聞であるデイリースポーツ以外の得票数を稼げなかったことにあるようだ。
ジャイアンツ新聞報知・タイガース新聞デイリーはともかく、中立の立場であるサンケイスポーツ日刊スポーツスポーツニッポンの票は巨人に流れてしまった。
今後、どれくらい得票数を伸ばせるかは、中立的なこの3紙にかかっていると思われる。

ドラゴンズ新聞の東京中日スポーツは、現在3位で阪神・巨人を追う中日ドラゴンズをトップにすることが多いが、この1週間でプロ野球ネタではなかった日が3日間ほどあった。
サザン桑田圭祐石川遼以外で、では何が食い込んできたのか。
なんと東海大相模が甲子園出場という話題である。
東海大と言えば巨人原監督の母校で、スポーツ推薦もあり、強いイメージがあるが、甲子園出場は33年ぶりという快挙。

まったく今まで甲子園の話題が1面に取り上げられてこなかったが、そう、夏と言えば甲子園ではないか。
プロ野球も熱いが、全国高校野球も夏を熱くする。
青春真っ盛りの若者は日焼けもものともせず応援に駆けつけ、我がことのように一喜一憂する。
青春すぎた大人は彼ら高校生の文字通り全力投球の姿に、自分の青春時代を重ね合わせて目頭を熱くする。
自分のゆかりのある県の応援をして、毎日結果をチェックするだろう。

何が熱くするのか・・・恐らく、プロ野球とは違って、負けてしまえばそこで彼らの敗退が決まってしまうのだ。
目の前の1試合全てに全身全霊をかける。
よきライバルもいるだろう。
ライバルと切磋琢磨しながら、自分を成長させていくのだ。

だからこそ、昔から野球漫画は人気があったのではないかと思われる。
必ず、主人公と互角以上のライバルが登場し、主人公がそれに食らいつくように練習をする。
その姿に読者は感涙していたに違いない。
古くは巨人の星ドカベンだろう。
そのあと、ジャンルとしては純粋な野球漫画とは言えないが、女性もとり込んでファン層を広げてくれたのがタッチだろう。
しかしながら不思議に思うのは、野球漫画なのに、ライバルはみな坊主ではないことである。
花形満(巨人の星)然り、新田明男(タッチ)然り。
長髪である。そしてイケ面風(おそらくは)の設定。
ライバルをより高みにおくことによってそれを乗り越える喜びを盛り上げようとしたのだろうか。
未だにそれらライバルの風貌は不思議なのである。

現代のよきライバルの代表と言えば、4年前甲子園を沸かせたハンカチ王子こと斎藤祐樹と現在東北楽天のエース、マー君こと田中将大投手だろうか。二人は、高校卒業後、道を分かつこととなった。
斎藤祐樹は早稲田大学に、田中将大は楽天に。
後者は野村前監督のもと、めきめきと力をつけ、今やエースの風格さえ漂う。
では前者は・・・こちらも現在早稲田大学のエースで、今まさに世界大学野球選手権で活躍中なのである。

そして今年の秋には、斎藤祐樹の今後の進路が決まる。
ドラフトがあるのだ。
今年の甲子園は力量とともに話題性も重要となってくるだろう。
なぜなら、すでに水面下で斎藤祐樹の獲得に向かって、動き出している球団があるからだ。
斎藤祐樹以上の素質と話題性にたけた夏男が、今年、甲子園で誕生するのか否か。

それは、自分自身の目で確かめてみようではないか。

そして、プロ・アマ・高校生の熱い夏を自分たちも一緒に盛り上げていこうではないか。


posted by 調査担当 at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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