2011年02月18日

平成元年生まれ王者

1989年、あなたは何をしていただろうか。

数年後には日本経済に未曾有の不景気をもたらすこととなるバブルを、永遠に続くものと思って満喫していただろうか。消費税が後に5%になることすら知らずに、導入されたことで政治批判していただろうか。テレビから流れるニュースでベルリンの壁が崩壊するのを見ていただろうか。漫画家の手塚治虫や歌手の美空ひばり、俳優の松田優作の訃報を耳にして涙していただろうか。映画化が2011年になるとはつゆ知らず、ベストセラー「ノルウェイの森」を読み漁って村上春樹に心酔していただろうか。トレンディドラマにはまって「君の瞳に恋してる」を見て中山美穂のファンになったりしていただろうか。後にチーム名がオリックスと変更してしまう運命を辿るとは思いもせずに、近鉄のパリーグ制覇を観戦していただろうか。

 そんな1989年に、この世に生を受けた男の子が、つい先日ボクシングの世界王者となった。まさに平成元年生まれである。
その男の子の名は「井岡一翔(かずと)」。彼の叔父は1987年にWBCストロー(現ミニマム。あの吸うストローではないので悪しからず)級のチャンピオンとなった井岡弘樹氏であり、父親は所属ジムのトレーナーである一法氏というサラブレッド。プロ7戦目にしての世界王者は、辰吉丈一郎、名城信男のもつ8戦目という日本記録を塗り替えるものであった。血統というのはやはり良いに越したことはないのだろうか。凡人としては悲しきかな、とも思う。

 この井岡青年が世界チャンピオンとなった翌日、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、東京中日の4紙で1面を飾っていた。ここ最近はこのブログでスポーツ紙の記者の方々に、格闘技界に携わる人々の悲哀を訴え続けた甲斐があってか、長谷川穂積11月27日付1面で5紙、亀田興毅12月27日付1面で4紙、と他のスポーツ紙を脅かすほどの勢いが出てきた。5月の内山高志のスーパーフェザー級の試合の翌日は1紙のみだったのに、今ではこの注目度である。これで格闘技界の方々も報われるであろう。もちろん、活躍してもらうことが最低限必要なのであるが。

 ニューヒーロー井岡青年と同じ1989年生まれというと、先日のアジア杯でスポーツ紙の1面をかっさらっていたサッカー日本代表の香川真司もそうである。学年でいうと井岡は早生まれなので1988年生まれの斎藤佑樹とは同学年になる。

 今後平成生まれがスポーツ紙の1面を席巻していくのだろう。昭和生まれの我々からすると、日本人の活躍は嬉しいが、少しaraund30らの尻も叩きたくなってきてしまう。そんななか、セリエAのインテルに移籍したばかりの長友佑都が先発出場した。
 彼は昭和っ子最後の世代であり、砦であると言っても過言ではない。彼はまだまだ1面ジャックを狙える立場にある。頑張れ、昭和っ子。来週は君が主役だ!!




posted by 調査担当 at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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