2013年06月21日

サッカー日本代表、1面降格危機

 今週から、サッカーのコンフェデ杯が始まったのは、このブログをご覧の方なら皆ご存じだろう。そして、初戦のブラジルにボロ負けしたことも…。
 それなりに香川も本田も長友も長谷部も岡崎も、海外組もみな召集されてのオールジャパンだったはずなのに、長友の言葉を借りればブラジルはプロでジャパンは中学生くらいの能力の差が出てしまったのである。

 困ったのはスポーツ紙1面記者である。
 大敗を喫するとは考えてもいなかったのだろう、ブラジルゴールに点を決めた選手を1面にしようくらいにしか準備していなかったに違いない。そこへ、まさかの3-0.。準備はしてないわ、分析も何もあったもんじゃないくらい打ちのめされた日本。
 W杯出場決定後の大きなヤマ場となるこの大会、本来ならもっと1面を飾っていてもよかったのにスポーツニッポンと日刊スポーツの2紙に留まった。しかも、スポーツニッポンに至っては「オシム氏が本紙だけに語った!!」 という独占手記風1面である。試合の翌日とは思えぬ他人任せな試合結果報道。日頃からサッカーに強い日刊スポーツは意地を見せたのか、独自の試合結果報道での1面だったが。
 ここまで1面を飾れなかったのは、外電だったのも一因だったのだろうが…、ほぼフルメンバーだった日本代表でのこの敗北は、スポーツ紙1面記者へのサッカーへの信頼が揺らぎかねないほどの結果だったのではないだろうか。

 その証拠に、今までのスポーツ紙なら1面にしていたであろうと思われる「カズ ヴェルディ復帰(の可能性が高まっているらしい。近日中にオファー。)」なんてネタ、カズを崇拝する読者層が多いスポーツ紙なら、本来ならもっと1面で取り上げそうなものだが、1面にしていたのはスポーツニッポン1紙のみであった。
 では、他のスポーツ紙は何を1面にしていたのか。全米オープンでの松山英樹ゴルファー。日本人で初めて、初出場・史上最年少での海外メジャートップ10入りという快挙。石川遼一点張りだった日本男子ゴルフ界に新たな、しかも石川遼よりも評価が高い(海外では石川遼はロック・ミュージシャンのような、と言われており、客寄せと揶揄されている)若きゴルファーに期待を込めたい気持ちもわかる。この松山選手の快挙、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツの3紙でその栄誉を1面で讃えている(残りの2紙、東京中日スポーツとデイリースポーツの1面は言わずもがなである)。
 そして男子ゴルフ界で唯一スポーツ紙1面の常連だった石川遼と同い年という。これは1年間でどちらが多く1面を飾るかでライバル心も駆り立てられるに違いない。それはそれでスポーツ紙1面界がどんどん盛り上がるだろうし、彼らの能力の底上げにも力を貸すことができるだろう。ちなみにこの二人の直接対決、早くも国内ツアー選手権が6月20日から始まるのである。
 スポーツ紙1面記者はかなり準備を進めているところではないだろうか。どちらが勝ってもそれなりに絵になるし、話題になる。当然スポーツ紙購読者層は年代的にゴルフ好き人間が多い。

 さて。これ以上負けが続くと不動の人気を誇ったサッカーも危なくなってくるのではないか。そこへ男子ゴルフがどれくらい食いこんでくるのか…。今後の1面の動向が見ものである。




posted by 調査担当 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の記事(調査部より) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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