2015年06月12日

総選挙ラッシュ

 今週は、もうこの時期はお馴染みの総選挙になるかと、6月6日時点では思っていた。
 まあ、こんな書き出しなので、結局その話題にはなっているのだが。
 AKB48の総選挙。生放送での結果発表。渡辺麻友が、総選挙での初連覇なるか。卒業を既に発表している総監督の高橋みなみが有終の美を飾るのか。常に優勝に届く位置にいながら一歩及ばなかった柏木由紀が初の頂点をとるのか。昨年、渡辺麻友に1位をさらわれた指原莉乃が奪還するのか。
 スポーツ紙1面記者は4通りの1面を既に用意しているのではないかと思うくらい、誰が1位をとっても話題性は十分だった。
 その一方で、ももクロをはじめとする、AKB以外のアイドルグループの台頭も目覚ましく、AKB自体が注目をされなくなってきているのではないかという危惧もあった。
 今回のスポーツ紙1面は、それらを踏まえた分析結果を出せたのか。
 なんと。1位をとった指原莉乃は19万を超える得票数で、圧倒的勝利だった。2位の柏木由紀、3位の渡辺麻友までも、去年の覇者渡辺麻友の得票数を大きく上回っていたにも限らず。ということは、去年よりもこの総選挙で得票を入れた人が多かったということになる。
 にもかかわらず、スポーツ紙1面の結果は、たったの1紙。日刊スポーツのみ。もちろん芸能面は大きく2面くらい割いていたが、1面を獲るのと獲らないのとでは、注目度の高さが全然違ってくる。
 ちなみに、ここ最近の優勝者と1面の数は以下の通りである。2012年大島優子(5紙)→2013年指原莉乃(4紙)→2014年渡辺麻友(0紙)→2015年指原莉乃(1紙)。
 年々得票数は増加の一途をたどっているが、どうやら本当の人気は下降気味のようだ。
 1面の数だけでなく、ニホンモニター(弊社関連会社)調べだと、女性タレントCM起用社ランキングでは、11年、12年まではトップ3をAKBのメンバーが独占していたのだが、13年はトップ3にすら誰も入らず、14年では3位が最高。露出自体が減っている。なのになぜここまで得票数が伸びるのか。
 6月9日付の朝日新聞社会面でも、分析されている。その中に出てきた牛丼店でアルバイトをしている大学生は、アルバイトでためた20万円で300票を入れたらしい(将来彼はギャンブル依存症になるのではないかと心配である)。「金銭的には厳しいが、自分が応援したメンバーの活躍の場が広がるのが嬉しい」とのこと。
 どうやら、世間一般と本当のファンとの間に、注目度の格差が生まれ始めているらしい。そして、敏感に去年あたりからその溝をキャッチしているのがスポーツ紙記者なのであろう。それが指原莉乃の1位奪還&19万票を超える圧勝であったとしても、冷めた目で分析しているのが、スポーツ紙記者なのである。
 ただし、視聴率は去年よりもアップしている。この視聴者が世間一般なのかは定かではないが。
 にしても、本当はこれではないネタでいこうと思っていたのだ。
 他にも色々話題はあったのだ。なでしこジャパンが女子サッカーW杯初戦を無事勝利で飾り、4紙(日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知)の1面を飾ったし、1年間無敗でのJリーグ王者になった浦和レッズも3紙1面だった。
 だが、それでも毎年行われ、毎年1面の数を比較し、調査隊にとっては面白い分析対象である総選挙は、はずせなかった。
 今後、アイドル人気自体の陰りが見えてきたとき、スポーツ紙記者はどう対応していくのか。色々見どころがありそうである。

 ちなみに。
 総選挙つながりで話をさせていただくが、1面は今のところまだ獲っていないが、一発屋芸人総選挙の第1回が8月に開票される。本日6月12日付のスポーツ紙芸能面にて発表されていた。
 立候補者のなかには杉ちゃんやらレイザーラモンやらゲッツ坂野、小島よしおといった面々のほか、ブレイクすら知らないハローケイスケやゴージャスやらも名を連ねている。にしおかすみこや「グー」のエドはるみらは出ていない。何を総選挙するんだろう。これで1面獲ったら、AKB形無しだなと思ってしまった。




posted by 調査担当 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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