2015年08月28日

1面の紙数とブランド力

 先週、甲子園の優勝校までを書かずに終わってしまったので、優勝校が1面を獲れたのかどうか、やきもきしていた方々もおられるだろう。
 では、ここでその心のモヤモヤを晴らそうではないか
 厳密にいうと、2紙が1面。…厳密に?と思われるかもしれない。というのは、スポーツ報知とサンケイスポーツが巨人の菅野投手の完投に、この母校の優勝をひっかけていたわけで。まあ、東海大相模Vという見出しもあるし、1紙につき0.5面と換算すると報知とサンスポと合わせて1紙という計算になるだろうか。
 というわけで、東海大相模は甘めにみて3紙の1面ということで決着がついた。…清宮君の早実が優勝していたら、今年高校野球100周年だし、始球式早実OBの王さんだったし、1面ジャックも夢ではなかったと思うのだが。
 まあ、101年目は101年目で、門出っちゅうことでそれなりに注目度も高くなるだろうから、来年の夏、もっともっと成長した姿を我々1面調査隊に見せていただければと思う。

 そんな高校野球の余韻に浸る暇なく、直後にスクープ記事が。
 いや、スクープではないか。本人がFAXで知らせてきたのだから。
 大方の人がご存じとは思うが、スキャンダルに一切縁のなかった女優の堀北真希が14歳年上の山本耕史と結婚したのだ。交際2か月でのゴールインということもあって、まったく極秘のまま、この知らせにいたったわけである。
 こちらも3紙の1面。高校野球の優勝校と同じ。いや、正式な1面で言えば、東海大相模はスポーツニッポンと日刊スポーツの2紙だったので堀北真希の電撃婚のほうが勝っているかもしれない。だが、1面にしていた3紙だが、スポーツニッポンとスポーツ報知、それに東京中日スポーツだった。…トーチュウの1面か。スポーツ紙の1面のブランド力を考えると…いや、寧ろ常にドラゴンズを1面にしているトーチュウの1面を奪ったネームバリューを評価するか。
 この計算上同じ3紙1面の結果は、みなさんはどうご覧になるだろうか。
 1面調査隊としても興味深いところではある。

 さて。今週は結構ビッグなスポーツの大会がいくつか開催されているのをご存じだろうか。
 女子バレーW杯、世界陸上、そして世界柔道…。そして、あのオリンピック3連覇を成し遂げた男子柔道野村忠宏が、29日の大会をもって引退することも表明したのだが。
 驚くほどスポーツ紙の1面の反応は冷たい。
 かろうじて、世界陸上で男子短距離で16歳のサニブラウン君が準決勝にコマを進めたことで、スポーツニッポンと日刊スポーツの2紙が1面にしていたが、そのほかに関しては世界大会というのに、全く1面で取り上げられていない。柔道なんて、金メダル獲った選手だっているのだ。一昔前であればメダルを獲れないと「日本のお家芸なのに…」と嘆いていたものだが。
 お家芸を今後も生かすか殺すかは、実はスポーツ記者の腕にもかかっていることを是非肝に銘じていただきたい。このまま埋もれたスポーツにしていくべきか。
 それとも、世界中にファンを持つ、日本生まれの世界的スポーツにプライドを持つか。

 ここは、トーチュウ・デイリーも推し団の枠を超えて、一緒になって考えていただけたら、と思う。



posted by 調査担当 at 13:38| Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しく拝見しております。
Posted by 通りすがりのもの at 2015年08月28日 20:01
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