2016年05月13日

133年目の快挙

 GW、みなさまはどのようにお過ごしだっただろうか。
 この期間、熊本にはボランティアが殺到したというが、後半は休暇も終わるために帰ってしまって、ボランティアの募集人数に対して全く足りなかったようだ。
 地震から早1カ月が過ぎ、関心が薄れていってしまうことは現地の人にとっても今後の懸念材料であることは間違いない。
 そういった面からすれば、スポーツ紙の1面で全国に震災があったことを常に意識づけさせることは重要ではないかと思うのだ。

 だが、残念ながら、今週は熊本地震にかけた見出しが皆無だった。
 まだまだ被災地は多方面から力をもらいたい時期である。
 もっとスポーツ界全体で大きな動きを見せていきたいものである。

 ではなにがGW中のスポーツ紙1面を乗っ取っていたのかといえば、例年のごとく、やはりプロ野球である。あれだけ賭博だの大麻だの黒い歴史を構築してしまったにもかかわらず(笠原元投手なんて、結局胴元の一員として逮捕までされているのである)、1面はプロ野球の試合結果ばかりである。

 そんな中、海外で頑張るアスリートが一矢報いていた。

 それが、タイトルにつけたように、「133年目の快挙」を成し遂げた、イギリスのサッカープレミアリーグのレスターに所属する岡崎選手。
 プレイは動き回る運動量が人一倍の、少し泥臭いプレイスタイルが持ち味の彼だが、そういえば今年はスポーツ紙1面にまでは載らずとも、結構注目をされていたように思う。いいシチュエーションでの完璧なオーバーヘッドなど、現地でも大絶賛だった。このオーバーヘッドも、日本のスポーツ紙でも是非とも一面にしていただきたかった。

 このレスターというチーム、なんとチームの総年俸はリーグ20チーム中17位という格安軍団。1位のマンチェスターユナイテッドの総年俸の4分の1なのだから、プロ野球で言う巨人と広島とか、そんな感じだろうか。創設いらい133年、優勝経験は一度もない。
 何せイギリスのブックメーカーのつけたリーグ開幕前のオッズは、レスターの優勝を5001倍にしていたくらいだ。エルビス・プレスリーが実は生きていたという賭けが2001倍だったのに、だ。奇跡どころの話じゃない、おとぎ話としてしか考えられていなかったようなことが、実現してしまったのである。
 …当てた人、相当もうけただろうと思うのだが。いたんだろうか、かけた人。

 でも、このあり得ないような夢の話を実現させた、岡崎選手率いるレスターの話題は、世界中の色んな人に勇気を与えてくれる素晴らしいニュースだろう。

 世の中に不可能はないということ、努力は報われるということ、仲間との連携のすばらしさ、今の世の中に失われかけていることを改めてしめしてくれたように思う。
 これはこれで、被災地の人たちにも同じ日本人が属するチームの栄光として、元気を与えられたのではないかと、1面調査隊としては信じたいところである。
 最後になってしまったが、岡崎選手、おめでとう!スポーツニッポンと日刊スポーツの2紙のみの1面ではあったが、十分に日本に元気をあたえてくれた岡崎選手に感謝である。




posted by 調査担当 at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の記事(調査部より) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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