2016年09月16日

25年ぶりの…‼

 去年、この時期、私はちょうど広島にいた。
 かぶらなくてよかった、と思う反面、フィーバーの真っただ中に身を置きたかった、と残念に思う気持ちもある。

 もうお分かりかと思うが、広島カープが25年ぶりにセ・リーグを制したのである。
 はい。有無を言わさず、文句なしの1面ジャックである。
 なんと言っても大リーグの名門からのオファーも断って古巣に帰ってきた黒田が、優勝を決めた10日の先発だったのだ。緒方監督という、就任2年目の若き監督だったからこそなのか、チームの纏まりは今まで以上に発揮されていた。ここから、ドラマは始まっていたのである。
 数年後だか、何十年後かあとに、黒田投手と緒方監督の信頼し合う男の友情を軸に映画なんかになるかもしれない、と1面調査隊は思ったりもした。

 1面ジャックでも、各紙趣向を凝らしているのも面白い。日刊スポーツなんかは、新聞の表題の文字「ニッカン」が、365日青文字なのだが、翌日の11日の表題は赤文字になっていた。しゃれたことをするもんだ。デイリーも表題の文字はいつも黄色だが、黄色から赤へのグラデーションで印字しており、最後の伸ばすところも虎のしっぽから赤いこいのぼりに変わっている。スポーツニッポンは、表題「スポニチ」のスの字に、赤い帽子をかぶせている。

 真っ赤に彩られた1面ジャックは、キオスクでもコンビニエンスでもさながら、少し早めの紅葉のようだったに違いない。
 選手に大金をつぎ込めるような球団ではなく、球場自体が市民球場とよばれるくらい、市民の、市民による、市民のための球団だったからこそ、この25年ぶりの優勝は価値あるものだったのだ。
 日本人は特に判官びいきな民族であるから、金に物言わせる巨大な組織を小さな集団が倒すといったような話は特に好むのである。
 まさに日本人好みの価値ある勝利ではないか。まあ、これからクライマックスシリーズも、日本シリーズも待っているが、このフィーバーぶりは半端ない。
 このまま大球団をなぎ倒して、歴史に名前を刻んでいただきたい。まあ、この時点ですでに歴史に名を刻むことにはなっているのだが。
 クライマックスシリーズ、日本シリーズでも神がかった勝利で日本列島を席巻してもらいたいものである。
 いつか私が予言したような、感動の映画になって戻ってきてもらえると、なお嬉しい。
 広島カープ、及びファンの皆さま、関係者の皆さま、本当におめでとうございます。




posted by 調査担当 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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