2016年12月16日

冬の1面風物詩

 もう2016年も残すところあとわずかとなった。
 仕事からの帰り道では、忘年会帰りのサラリーマンたちをよく目にするようになった。街のイルミネーションもクリスマスらしくなってきており、12月という月が、他の月に比べてはるかに存在感があることを感じさせている。

 12月になると、スポーツ紙1面でもやはり冬の風物詩が登場するようになる。
 その一つに、ウィンタースポーツだろう。
 今週はフィギュアスケートのグランプリファイナルが行われ、男女含めて史上初、羽生選手が4連覇を達成したのである。ただし、フリーでの演技は3位にとどまるという、少しばかり驚きの結果だったが。どんな王者であれ、やはり「絶対」はないのだな、と思わせられる。
 そして「絶対」でないことは、何も1位を獲るだけではない。史上初の4連覇であっても、1面ジャックは「絶対」ではないのだ。今回も、3紙にとどまったのだ。
 去年、圧倒的強さで3連覇を成し遂げたとき、総合点数300点越えをしたこともあってか、4紙1面だった。そのどれもが「羽生超え」と見出しを打っていた。頂点に立つもの、己が最大の敵と言わんばかりに。
 ただ、今回は自分だけでなく、フリーの演技では2人も羽生選手を上回る点数を出したのである。それもあってか、1面での取り扱いは4連覇と言えども、去年よりも下回ってしまったのであろう。
 しかしながら、2014年の2連覇のときは、なんとデイリーを除く5紙1面だったのだ。優勝が当たり前になってきてしまったのだろうか。1紙ずつ年々減ってきているのは、少しばかりアスリートへの尊敬の念が薄れてきてしまってはないだろうか。…羽生選手は勝って当たり前という風潮になってきてしまっているのだとしたら、大変失礼な風潮としか言いようがない。

 そしてもうひとつ。冬の風物詩といえば。古くはトヨタカップとよばれた、クラブW杯。国VS国ではなく、クラブの頂点を決める大会。トヨタカップのころは欧州クラブ王者と南米クラブ王者の対決だったのだが、今はそれが変わってきている(トヨタカップのころのほうが好きだったが)。
 そのクラブW杯、トヨタカップと変わらないのが、12月に開催ということ。まさにサッカー好きからすれば冬の風物詩である。
 
 そのクラブW杯で、なんと開催国枠で出場した鹿島アントラーズが、決勝進出を決めたのである‼しかも、準決勝で、南米王者のアトレチコ・ナシオナルを破っての決勝進出である。
 日本国民としては喜ばねばならない…のだが、やはり前述したように、欧米王者VS南米王者のころが懐かしい身としては、少しばかり拍子抜けしてしまっている(アントラーズファンの皆様、大変申し訳ない。嬉しくないわけではない…けれど、けれど、決勝というには…という、複雑な心境なのである)。

 でも実は、スポーツ紙記者も同じ心境だったのではなかろうか。
 何故なら、1面にしていたのは、3紙のみだったからだ。恐らく、優勝でもしたらそれこそ1面ジャックの可能性はあるだろうが、それまでは「1面ジャックにはまだ早い」とクギをさしているのではないだろうか。
 15日木曜日、優勝して1面ジャックするか否かの結果が出る。
 1面ジャックしていたら、間違いなく来週も引き続きブログは鹿島アントラーズになるだろう。その時は、鹿島アントラーズファンに、わたくし、潔く謝る覚悟である。





posted by 調査担当 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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