2017年07月07日

「負けました」

 3週目に突入。藤井君。14歳でここまで世間を騒がせたのは、かなり珍しいだろう。
 浅田真央選手が年齢の関係で五輪に出られるか出られないかの時もかなりフィーバーした気もするが…、それでも「大志」と書かれた扇が売り切れになったり、昼に頼んだ出前のメニューまで事細かに報じられたりなどというのは、前代未聞である。何てったって14歳の中学生だ。ポテトチップスを買い食いするようなお年頃である。麺が好きで出前も麺類ばかりだが、わたくし個人としては、「好きなモノ、頼んでるだけじゃん」と思うのだが、子供を秀才にしたい親御さんたちはこれから日々、麺類を食卓に並べるのかもしれない。

 「負けました」。そう、藤井君に、30戦目にして黒星がついてしまったのである。14歳であっても、「負けました」は屈辱的だろうなと思う。勝負の世界に生きている人間は、少なからず言いたくない台詞だ。きっと彼の心に、この日の対戦はいつまでも残ることだろう。そして負けてしまったのは、対戦相手の佐々木五段にだけではなかったのだ。デイリースポーツにも負けてしまったのだ。
 結局この黒星がついた対戦の翌日、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、東京中日スポーツまで、揃って「負けました」の1面だったのだが、デイリースポーツだけは阪神タイガースだったのだ。結局、1面ジャックは1度もとれなかったことになる。28勝目の1位タイ記録の際はサンケイスポーツに阻まれたが、29勝目、30戦目はデイリースポーツに阻まれたのだから、結果デイリーの壁の前に敗れ去ったと同じことだろう。
 そして6日木曜日の黒星後初の対戦では、苦戦しながらも勝利をあげて言ったセリフが「今まで通りとは思っていましたけど、前回負けてしまっているので、以前より若干勝敗にこだわる感じにはなったかもしれません」とのこと。14歳でこんなことを…と大人びた藤井君に青春を楽しめばいいのにと思ってしまうのは、昭和の人間だからだろうか。
 大人である自分よりずっと精神年齢高そうな藤井君に「負けました」。



posted by 調査担当 at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ紙情報(調査Henryより) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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