2016年04月01日

やはり野球は強かった。

 早いもので、3月も残すところあとわずか。
 ということは…そう、プロ野球開幕の季節なのだ。
 スポーツ紙の1面は、先週まであれほど歪んだプロ野球の黒い部分を1面で叩いていた割に、今週開幕した途端、しかも渦中の巨人が開幕早々、3タテで勝利しているのを、1面で称えている。
 不思議だ。
 本当に何もなかったのごとく、である。
 ちなみに、開幕戦での勝利に関しては、トーチュウとデイリーがそれぞれドラゴンズとタイガースを扱っている以外、他4紙は由伸監督一本である。巨人に関しては、見出しから「独占手記 由伸監督」である。
 スポーツ紙記者も平然と巨人の勝利を称えているのもスゴイが、あれほどメディアに叩かれ、内部調査など行われて心身ともに疲労困憊しているのではないかと思われた巨人も、開幕3連勝しているのを見ると、相当鉄の心臓を持っているのだなと思ってしまう。
 ちょっとやそっとで折れてしまうくらいではやはり大舞台で活躍はできないのであろう。

 まあ、そんなこんなで、今週は開幕戦の話題が1面を掻っ攫っていたのだが、もう少し取り上げてあげてもよかったのではないかランキングを、勝手に作らせていただいた。
B 藤原紀香と片岡愛之助の結婚発表(30日朝刊の松竹発表及び31日朝刊の当事者の発表会見、ともに1面結果ゼロ)
  いや、だって一応交際発表の時は1紙は1面にしていたわけだし、それなりに芸能界  にネタをもたらしてくれたわけだし。ちょっとしたお礼ってことで30日か31日かどちらか1紙くらいは。しかし、やはり厳しかった。30日朝刊も31日朝刊も、発表翌日ゼロであった。
A 白鵬、4場所ぶりの優勝(1面結果日刊スポーツ1紙のみ)
  琴奨菊の先場所の優勝の折は、優勝から遠ざかっている横綱勢がふがいないだのと書かれていたし、今場所の千秋楽での白鵬の勝ち方が横綱らしくないとの批判が相次いだわけで、結構白鵬は何をしても今悪役になってしまって、新聞を読んでいると同情してしまうのである。しかも、横綱白鵬対下位番付の者ではなく、横綱同士の試合なのだから、体をかわして(変化というらしい)勝利をおさめようと、勝負は勝負だと思うのだが。八角理事長も弁護していた。相手の日馬富士が足を怪我していたから、正面からぶつかるのをあえてさけてあげたのかもしれない、と。そういう考えでよくないか?で、問題は4場所ぶりで罵声を浴びての涙の優勝なのだから、もう1紙くらいは1面にしてあげまいか。
@ W杯ロシア大会2次予選兼アジア予選でのハリルジャパンの快勝(1面結果、スポニチと日刊スポーツの2紙のみ)
あれほど得点力がないと言われ続けたサッカー日本代表が、香川がすべて絡んでの5得点で勝利してのである。一応、もう少し「やったぜ」くらいの意味合い込めて、もう2紙くらい、1面にしてあげればよいのに…と思ってしまった。
プロ野球の試合なんて、これから毎日のように秋まで続くのだから、こういう時こそサッカーを取り上げるべきだろう。しかも、女子がこの前予選敗退してしまうアクシデントがあったのだから、サッカーファンを納得させるためにも、この快勝結果は1面にすべきだったと思うのだ。

と、ここまで勝手にランキングをつけてしまったが、如何だっただろう。まあ、納得していただける部分と、そうかね?と疑問を持たれる方も両方おられると思うが、要は、スポーツ紙1面が毎日みなさまにもっともっと興味をもっていただきたいという思いをこめてのランキングである。

 なので、4月以降も、このブログを読みながら、日々1面を作り出しているアスリートとスポーツ紙記者に思いをはせていただけると、調査隊としてもうれしい限りである。




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2016年03月25日

高級焼肉弁当の行方 ―モラルかMOTTAINAI精神か―

 週末に、ダウンタウンの松ちゃんがMCをつとめる「ワイドナショー」という番組をやっているのをご存じだろうか。有識者たちの集まりではないので、通常のワイドショーのような「良い子」ちゃん意見ばかりでなく、結構世の中の正義感に真向に反対する意見も飛び交うような番組である。そしてその中には現役高校生のコメンテーターも毎回ゲストで呼ばれる。
 今週末の放送で、ここ最近の文春のスクープの話になったのだが、またもやベッキーとゲスのボーカルの話がでて、今現在若者の間でそんなにベッキーやゲスの話題が出ているのかという質問に、現役高校生が「全くない」と話していた。

 世間というのは、どうやら旬な話題の移り変わりが激しいようだ。
 だが、この話題には、しばらく食いつくらしい…。
 清原被告―。
 悲しいかな、甲子園のヒーローが、もう元選手とも、「氏」すら付けてもらえない。犯罪者としての「被告」表記で見出しを飾ってしまうとは。

 この話題をブログで引っ張るのもそんなに好ましくはないのだが、出所してきちゃったもんで、各紙また1面オンパレードで、書くしかなかったのである。
 さすがにトーチュウとデイリーは出所してからの行動には食指が動かなかったのだろう、とりあえずいつも通り、それぞれ中日ドラゴンズと阪神タイガースが1面を飾っていた。

 さて。それが18日の朝刊。事件は、20日に起きた。
 清原被告が治療のため入院した千葉県の病院の前に、報道陣が殺到していたのだが、20日、その報道陣らに高級焼肉弁当30個が差し入れられたらしい(6万円相当というから、すごい)。

 これに1面で反応を示したのは、何とスポーツニッポンだけだった。そしてどうやらスポニチ記者はこれらを食したらしく、食レポが事細かに1面につらつらと書かれてあった(詳しくは21日の朝刊をご覧いただければ)。

 対してモラルをタテに「我々は食べなかった」と困惑しながら中面で触れているスポーツ紙がほとんどだった。で、病院の受付に返したらしいのだが、もらっても病院は困るわけで、その処分に双方が焼肉弁当をババ抜きのジョーカー扱いしていたようだ。そしてスポニチ以外は1面で大きく取り扱うこと自体はばかられたようである。

 すると、今度は農家からマスコミに対して非難の嵐(詳しくはポストセブンをご覧いただきたい)‼
 まあ、折角お米も野菜も肉も、高級弁当に使われるくらいだから高級な材料を使って作られているわけで。それらがほとんど手をつけられずに処分されたという報道は、それなりにお怒りポイントでもあったのだろう。

 …ただ、それはマスコミも病院関係者もちょっと可哀想な。八つ当たりをされている感がする。スポニチはスポニチで、「餌付けされた」とか何とか、色々非難されているし。何が正解かは人それぞれだろうが、とりあえず、「事件は紙面で起きているんじゃない、病院前で起きているんだ‼」ってことだろうか。そして事件の引き金はやはり清原被告…という。

 プロ野球開幕直前に、あまり気分がよくない話題が続いているが、いよいよ来週から開幕である。
 報道陣もプロ野球関係者も様々な情報で国民を「踊ら」せないよう、気持ちを新たに、国民に元気を与えていただければ、と思う。


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2016年03月18日

野球界の危機管理能力

 野球界が、揺れている…。
 そして、ここで番宣ならぬ「社宣」をさせていただきたい。
 球団の広報の方‼今、危機管理の手腕が問われている‼このブログをたまたまご覧になった球団広報の方、是非とも弊社に一声。この金銭授受に関する記事を、業界NO1の媒体数を誇る弊社の調査対象媒体から拾い集めて差し上げます。そこからの分析業務なども引き受けておりますので、ご参考までに。
ちょっと前に「リスクの神様」なんてドラマがあったかと思いますが、決して対岸の火事ではなく、身近な火の粉であることをこころしておいた方がよいでしょう。今や危機管理は企業にとって最重要課題とも言えましょう。先月発行された『広報会議』でも、危機管理特集を組んでおりましたので、興味がある方は、是非ご覧になっていただければ、その重要度が感じられるかと思います。

では、今週の1面に移りたいと思う。

 今週、今までやり玉に挙がっていた巨人だけでなく、何と西武・阪神・ソフトバンクの球団でも、試合前の円陣やらで金銭授受が行われていたというからスゴイ。その金額も、1回で一人5000円とか。普通のコンビニ店員の時給が900円だとしたら、6時間くらい拘束されて働いて得られる収入だ。ポンと毎回出し合っていたっていうのは、やはり金銭感覚が世間とは大幅にズレていると言われても仕方あるまい。
 巨人が叩かれていた間はほとんど食指を動かさなかったデイリースポーツも、さすがに阪神でも金銭授受報道は1面にせざるをえなかったようだ。3月16日の朝刊見出しには「阪神でも金銭授受」。担当記者は、さぞかし辛かっただろうなあとその胸を内を察するのだが、
実はこの日、他のスポーツ紙でも巨人以外でも発覚したこの事実を1面にしていた。スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツで。ただ、この4紙にはもう1球団、西武の名も。デイリースポーツは西武に見出しでも1面文中でも全く触れていない。あまりのショックだったのだろうか。
「我々のタイガースがぁぁぁ…」といったような。まあ、中日ドラゴンズが関わっていなかった(今のところ)せいか、東京中日スポーツの見出しは全く関係ないものだったので、他球団でも発覚というニュースは、1面ジャックはしなかったのであるが。

ショックのあまり、タイガース離れの危険を感じていたのだが、デイリースポーツの立ち直りは意外に早かった。翌日の1面はもう既に金銭授受問題から離れて、高山選手の猛打ショーだった。
この不屈の精神がなければ、これほどアクの強い球団を見守り続けるのは難しいのだなあとしみじみと感じさせられた1週間であった。



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2016年03月11日

ナベツネの1面ジャック

 去年10月に発覚した、巨人現役選手の野球賭博事件。
 その事件がまた再燃した。

 そして10月の発覚時には何日も何紙かで1面になっていたにも関わらず、なんと1面ジャックには至らなかったのだ。10月7日、巨人全選手に聴取という記事がデイリースポーツを除く5紙で1面を獲っていたのが最高だったような。
 だが、今回4人目の発覚でなんと、3月9日付において1面ジャックをしてしまったのである。
 4人目の高木選手が物凄い選手ということか。いや。さにあらず。確かに6勝0敗1Sで記録もすごいし、出身校もゴジラ松井と同じ星陵高校なのだが、恐らくそれだけでは1面ジャックはできない。
 何せ、1面の写真を大きく飾っていたのは、高木選手ですらないのだから。
 齢89歳になる「ナベツネ」こと渡辺恒雄最高顧問ほか2人のトップが引責辞任したことが1面ジャックになるくらいの激震ネタだったのである。
 一時代の終焉を感じざるをえないだろう。監督もどんどん若返っていく中、ナベツネ氏だけはそこに居続けたのだから。世論の悪評がいかに高くとも、ものともせずトップの座に君臨できたあの鉄のハートも、今回ばかりは辞めざるをえなかったのだなあと思うと、さすがに今回の事件の大きさを感じてしまう。

 10月7日の全員聴取へ、の聴取が甘かったのか。
 それとも、今回もネタを掴んだ、スプリング・センテンス(と呼ばれて芸能人らから恐れられているor迷惑がられている)こと週刊文春の執念の強さが勝ったのか。
 どちらにせよ、マンモス球団巨人の、詰めの甘さが露呈してしまったカタチである。

 野球界のドンも、こんなカタチで幕を引く人生だとは、思いもしなかっただろうなあと少し感慨深く思ってしまう。いや、寧ろ1面ジャックしての幕引きで、らしいっちゃらしいかもしれない。最後までヒールなイメージで貫いたというか。
 ちなみに、10日付の朝刊も続報で1面をほぼ乗っ取っているのだが、さすがにデイリーを2日連続で1面にするのは出来なかったようだ。デイリーを除く5紙1面で終わっている。ただ、この話題はしばらく続くであろう。第2、第3の高木選手が出てきてもおかしくないし、その数・ネームバリュー度合いによっては1面ジャックが再びされることも予想される。
 開幕直前に、何とも暗い話題である。来週あたり、日本を明るくするような話題を、我こそはと思うアスリートは提供していただければ。ただし、デイリースポーツを攻略できないと、1面ジャックは難しいことだけは肝に銘じてほしい。



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2016年03月04日

出場への執念

 今週、話題になったのが、五輪出場をかけた試合結果や執念だろうか。

 まず、2015年暮れに電撃引退発表した澤穂希選手の抜けたなでしこジャパン。今週、五輪出場をかけた予選が始まった。女性の年齢に触れるのは大変申し訳ないのだが、当然澤選手が抜けると、チームの平均年齢も下がる。が、待っていた結果は初戦黒星、2戦目ドローで、既にこの時点で自力出場権は失せてしまったのだ。
 澤選手がいないだけで?そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。最後のほうはベンチ要員だったにせよ、精神的支柱であったことは確かだし、外から的確なアドバイスをしてくれていたのかもしれない。新しくなった主将がどうこう、ではないのだろう。世代交代って、意外に難しいのだ。私自身、ずっと体育会系の部活動をしていたのでよくわかる。少し違うだけで、全然違う絆というか、連帯感になる。良くも悪くも。寧ろ、常に強豪でいられる学校が不思議だったくらいだ。
 まあ、そんなわけで年始早々、あれほどメダル確実視されていた女子サッカーが早くも出場に黄色信号がついたのである。
 とは言えどもまだ黄色信号が点灯くらいなので、この一週間でなでしこを1面にしたのはスポーツニッポン2回、スポーツ報知1回という、悲しい注目度の低さ。
 ここから奇跡的に今上位の国が立て続けに負けてなでしこが出場とかになったら、奇跡の1面ジャックもありうるかもしれない。
 自力優勝、自力出場権が消えた国・チームが優勝・出場するケースって、どれくらいあるんだろう。
 スポーツではないけれど。いつだったかM-1グランプリで敗者復活戦から勝ち上がったサンドウィッチマンが優勝したことがあったっけ。ああ、2015年のトレンディ・エンジェルの優勝もそういえば敗者復活戦から勝ち上がったんだった。
 M-1に関していえば、意外に確率が高いともいえる。
 まあ、M-1と一緒にするなと怒られそうなのだが。

 逆に五輪出場に執念を見せて話題を掻っ攫ったのが、高橋尚子の金メダル以来の注目度を集めた福士加代子選手。
 1月末に行われた大阪国際女子マラソンで今のところ唯一、五輪派遣設定記録を上回るタイムで優勝したのだが、選考レースがまだひとつ残っていたために、陸連が内定をださなかった。
 で、福士選手は中ひと月ちょっとというレース日程でありながら、最終レースの名古屋に出場のエントリーをしたのである。部外者から見ると、一種の脅迫なのだが。陸連側は体調面も踏まえてエントリーを取り下げるよう、今までもコメントをしてきたのだが、それでも強行出場しようとしていた。
 女子マラソンの出場にかける意気込みって、昔から狂気すら感じていた。古くは松野明美選手と有森裕子選手の闘い。多分、今の若い人は知らない。松野明美ってバラエティにたまに出てくるおばさん、くらいのイメージか。いや、すごい人だったんだ、実は。駅伝で小柄ながら次々とごぼう抜きしていく姿。
 結局出場したのは有森選手で、しかも2大会連続のメダル獲得(銀と銅)。陸連の判断は結果、間違っていなかったわけだ。だが、こういう執念があってこそ生まれた結果だったかもしれない。全て、結果論にすぎないけれども。

 執念があるものが勝つのか、それとも出場権を得た段階で燃え尽きてしまうパターンなのか。色々あるけれど、そういうのを保っていくのって、やっぱりスゴイ。

 五輪には、そこに至るまでのドラマが、まだまだある。これからもしばらくスポーツ紙の1面でそのドラマを見せてくれるに違いない。


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2016年02月26日

明日の五郎丸

 今週、読売新聞で恒例の全国世論調査スポーツ編が掲載になった。読売新聞は、日本では購読者数NO.1を誇る媒体である(まあ、長きに亘って購読している人・巨人戦のチケットが欲しくて購読している人がたくさんおられると思うので、年配の方・巨人ファンのほうに購読層としては偏りがあるかもしれない)。
 
 そんな読売新聞がアンケート調査を定期的に行っているのだが、結構スポーツ紙1面とリンクするものがあるのだ。
 好きなスポーツ選手ランキング1位は、去年に引き続き錦織圭選手。言わずもがな、男子テニス界で世界トップレベルの能力を有する選手。インタビューでは英語ペラペラなのも憧れる要因の一つだろう。日本人は、外国語ペラペラな人に弱い。
 2位と3位は日本のフィギュアスケート界を牽引する羽生結弦選手と浅田真央選手。
 4位は日本の誇る安打製造機イチロー選手。いつでも冷静沈着に自己管理をして結果を残す男。同年代からすれば、憧れの生きざまではないか。ただ、フツーの人間はあそこまでストイックには生きられない。見ているだけで十分だ。
今年は大リーグでの3000本安打記録がかかっていることもあり、今週の1面は意外にもイチローフィーバーだ。主体で1面にあったのは2紙だけだったが、見出しにも「イチ」が使われ、写真も載っているのを合わせれば、4紙の1面でイチロー選手がお目見えしたのだ。こんなリーグ戦真っ最中でも何でもない時期にしたら、とても珍しい是非ともこの波に乗って3000本安打を達成し、1面ジャックを成し遂げていただきたい。イチロー選手なら、できる‼
そして5位は昨年の13位から大幅にランクアップ。二刀流、大谷翔平選手。こちらも先週から1面の常連さんである。アメリカでのキャンプでもメジャーのスカウトから熱い視線を送られており、それだけで1面を獲っちゃう男である。
6位には内村航平選手。日本体操界の星である。オールラウンダーであり、しかも団体戦では常にチームのことも考えての結果を残せる、頼りになるエースである。そりゃあ、上位になるだろう。
7位。この選手が一番の大躍進だろう。ラグビー日本代表の五郎丸歩選手。多分、1年前の今日、この名前を耳にしても、世の中のほとんどの人が知らなかっただろう(すみません、五郎丸選手)。
だが今や、この名前を知らない人のほうが圧倒的にマイノリティーになってしまったくらい、全国にその名を轟かせた。流行語にもノミネートされ、札幌雪祭りでは雪像にされ、羽子板にもなり、その他さまざまな賞を受賞していた。多分、ラグビーの認知度も上げた。
同じくらい1面に縁がなかった柔道は、未だに1面ではほとんど見かけない。そしてそれはやはり人気バロメーターのスポーツ紙1面が表している結果であり、今回の読売新聞のアンケートでも、見るのが好きなスポーツでは柔道はランク外。ラグビーは上位10項目の中には入らなかったものの、去年の調査から倍に伸びたのだ。
これを見ると、やはり1面の力は偉大だなあと思ってしまうのは、私だけではあるまい。やはり駅やコンビニにズラッと並べられた見出しや写真のインパクトは、相当大きいと思われる。アスリート自身も、そこに自分の顔が載るのは一種のステイタスだろうというのは想像に難くない。

今回の五郎丸選手のようなパターンもある。まだまだ名前の知られていない選手でも、1面に載ることで一気にブレークする可能性を秘めているのだ。それが、1面のパワーなのである。是非とも、未だ名前の知られていないアスリートたちも、明日の五郎丸を目指して頑張っていただければ、と思う。
その時、1面でご対面しましょう。


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2016年02月19日

インフルの猛威、最大級

わが社では、ただ今インフルエンザが猛威を振るっている。
 毎日毎日、仕事柄新聞を何紙も読んでおり、インフルエンザの流行の件も知っていたのだが、身近にそれが起きないと、やはり実感というのはわかないものだなあと思う。
 1面でもとんとお見かけしない。
 数年前のDeNAの監督になってすぐの中畑前監督がキャンプイン直後にインフルエンザにかかって、1面に何紙も取り上げられ笑いを誘っていたが、あれほどインパクトがあると、さすがに「ああ、今インフルエンザの時期なんだ」と思いはするのだろうが。

 とりあえず、このブログをご覧の皆様も、何はさておき、手洗い・うがいをしっかりなさいますよう。

 さて。ようやく今週に入って清原容疑者ネタが尽きてきたのか、飽きてきたのか、どちらかは定かではないが、この話題に関してはグンと減少した。

 かと言って、何かが集中して注目を浴びるというわけでもなく、何となくこの野球のキャンプ時期特有の、記者の弛緩が感じられる。
 ネタなら、結構いくらでもあるのだ。
 あれほど騒がれた、ラグビー日本代表の五郎丸選手が、とうとう世界最高峰リーグのスーパーラグビーで、レッズの一員としてデビューしたのだ。ゴールキックまで決めている。それなりに注目を浴びてもよさそうなのに、ラグビーネタに強いサンケイスポーツしか五郎丸選手を1面で扱ってはいない。今年のサラリーマン川柳の入選作にも「ましゃロスの 妻を救った 五郎丸」とまであるくらいなのに。低迷していたラグビー界に光をあてた男の晴れ舞台なのに…。
 それから、アメリカで行われた男子テニスメンフィス・オープンで、錦織圭選手がなんと4連覇を達成した。エルビス・プレスリーのゆかりの地らしく、トロフィーではなくギターが贈呈されており、ギターを抱えた錦織選手の姿は、全国紙でも取り上げられていた。
だが、スポーツ紙の1面を飾ったのは、またもや1紙のみ。こちらはスポーツニッポン。
 そして日刊スポーツのみが1面で大きく取り上げたのが、セリエAの本田圭佑選手。こちらもジェノア戦で483日ぶりにゴールを決めたのだ。これまで大した働きがなく地元でも酷評ばかりだった本田選手だが、この試合は地元紙も7.5をつけるほどの高評価。483日ぶりって…1年以上ぶりで。それってFWとしてどうなんだろうとも思ってしまうのだが。まあそこはあまりナショナリズムに水を差すまい。
 芸能+スポーツもスクープされた。モデルの押切もえとロッテの涌井選手の熱愛発覚。まあ、押切もえ自身が年季の入ったモデルなだけに、あまり注目度はなかったのか、こちらもサンケイスポーツ1紙のみ。別のイベントでマツコ・デラックスがこの熱愛報道について意見を求められていたが、「全く興味ないわね」と言っていた。結構その辺のところ、スポーツ紙記者の感性と似ていたのかもしれない。この日ふられた話でマツコ・デラックスが一番食いついていたのが、意外にも小澤征爾氏のグラミー賞受賞ネタだった。結構なファンらしい。
 と、結構なネタが、しかもキャンプイン中でこれぞといった話題もない中チラホラあるのに、1紙のみが1面というパターンが多かった。
 何となーく、って感じで1面のネタを決めていたのだろうか。「これでいいんじゃないすかね」的な。

 …それとももしかしたら、スポーツ紙編集部でもインフルエンザが猛威を振るっているのかもしれない。次々とデスクが倒れて「明日の1面はこれだ‼」と指揮をとる人もおらず…といった状況だったのかもしれない。
 来週になったら、続々と回復したデスクたちが陣頭指揮をきちんととり、息のあった1面が並ぶのかもしれない。うん、きっとそうだ。恐るべし、インフルエンザ。


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2016年02月12日

息子の名前

 ここのところ、スポーツ紙の1面は元プロ野球選手の清原の話題でいっぱいだ。
 1面を並べてみていても、うんざりする。いつもなら、「ああ、またデイリーの壁が…」とか「トーチュウが…」などと思うところなのだが、今週に限っては、潔く清原離れをして通常の推し団での1面に戻っているこの2紙が目の保養になっている。
 この2紙の反骨心溢れる「何が何でも推し団」の姿勢は、この1週間は私以外のスポーツ紙愛読者の心の支えにもなったものと信じている。

 そんななか、米ツアー参戦中の男子プロゴルファー、松山英樹選手が、アメリカツアー2勝目をあげた。米ツアーで3勝している丸山茂樹に次いで2勝目だ。
 しかもまだ23歳ときた。これからまだまだ活躍できるであろう年齢だ。3勝どころか、5勝、10勝狙ってもおかしくない。だからなのか、スポーツ紙1面記者。
 なぜこんな特大ネタを、たったの2紙1面で終わらせる。
 ゴルフなんぞ、スポーツ紙読者層の好みのネタど真ん中ではないか。毎日清原の話題にするよりも、日本列島を明るくするような話題を1面で提供してくれてもよいだろうに。

 それにしても、「まつやまひでき」と「まるやましげき」とても音が似ている。今こうして書いていると、如実にわかる。母音の並びが一緒であり、「ま」「やま」「き」のある場所も一緒。これはもしかしたら、男子プロゴルファーで世界的に活躍する名前の音なのではないだろうか。
 自分の息子の名前がたまたまこの音の並びであったら、是非ともゴルフクラブを握らせてみていただきたい。もしかすると、ものすごい才能が開花するかもしれない。
 この助言で息子さんが成功したなら、いつの日か、教えていただけると大変うれしい。

 全くスポーツ紙1面とかけ離れた話題になってしまった…。が、たまにはこういうのも悪くない。スポーツは、あらゆる話題を提供してくれる、大きな存在なのである。


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2016年02月05日

激動の年、2016

 ベッキー騒動やSMAP騒動に明け暮れた2016年1月がようやく終わり、相撲界で日本人力士の10年ぶりの優勝で明るいスポーツ1面が戻ってきたかと思われたのだが。
 月が変わり2月。なんと驚きのニュースが飛び込んできた。
 元プロ野球選手の清原和博氏が覚せい剤所持で逮捕と。
 テレビでもネットでも深夜に速報が流れたくらいに、日本列島に衝撃が走った。
 深夜ということもあって、翌日3日の朝刊にはデイリーとスポーツ報知は間に合わなかったようだ…。どうなんだろう、もしかしたら、あえてだったのかもしれない。元々大阪PL学園出身の清原選手、そして巨人軍にも在籍していたことのある清原選手を、この2紙は親心として信じたかったのかもしれない。まだ、容疑者だ、ということで。
 だがしかし、事実は残酷だった。
 4日の朝刊に出たのは、逮捕時の状況。片手に注射器、机に覚せい剤という…。 
 4日の朝刊は、悲しいかな、1面ジャックしてしまったのである。

 1月はSMAP存続で1面ジャック、2月は清原の逮捕で1面ジャック。
 2015年、なかなか出なかった1面ジャックが、2016年は立て続けにこの短期間ででてしまった。しかもあまり国民が笑顔になれる話題ではなく…。SMAPのことも、そもそも解散騒動から始まってのことなので、歓迎されるネタではなかったはずだ。

 確かに、社会的に影響の大きい彼らだからこその、マイナスネタでも1面ジャックなのだろう。ただ、そこに国民の幸せと笑顔はない気がする…。

 もうすぐ3月。4月になればこのブログもなんと7年目に突入する。
 なんだか、これほど激動の年明けは初めての気がする(大震災の年も、3月11日までは平凡なキャンプ記事ばかりだったので)。
 だが、喜ばしくはない。
 もっと明るい1面ジャックが日本列島を駆け巡ることを期待したいと思う。


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2016年01月29日

ナショナリズムへのあえての苦言

 1面ジャックなるか、と思った琴奨菊の日本人力士として10年ぶりの優勝というおめでたい話題は、どうやらスポーツ紙記者の心を打ったようである。
 優勝した翌日の25日、スポーツ紙1面は琴奨菊の大見出しでいっぱいだった。内助の功で琴奨菊を助けてきた奥様と一緒に、デカデカとアップの写真だ。のみならず、24日当日は号外まで配られたのである。
 年明け早々、芸能ネタでのゴシップと、ビッグカップルの結婚発表などでスポーツ紙なのにスポーツネタが追いやられていた2016年だが、ようやくアスリートが1面をしめることになった。ただし、この琴奨菊の優勝も、デイリースポーツだけは我関せずだった。
 1面ジャックとならなかったのは、もしかしたら、この優勝が東京・両国国技館での優勝だったからかもしれない。大阪であれば、デイリースポーツも地元の熱狂をうけて1面にしていたかもしれない。

 うん、まあ、スポーツ紙記者が1面に琴奨菊を飾りたいのはいいとしよう。10年ぶりの日本人力士の優勝だし、3横綱を破っての堂々とした優勝だったのだから。

 ただ、モンゴル力士は敵ではない、とだけ苦言を呈したい。不甲斐ない相撲を今までとってきたのが日本人力士だったのではないか、とも思う。
 なぜこの後の横綱審議会において、3場所続けて優勝を逃している白鵬について「あれは何だ」とのイチャモンがついたそうだ。
 最初にいっておくが、私は特に白鵬のファンではない。相撲に関して深い知識があるわけでもない。だが、3人現状では横綱がいるなかで、3場所優勝取れないことだって、そりゃあるだろう。今まで白鵬が連勝を重ねていた時、他の2横綱に対して、審議会はイチャモンをつけていたのだろうか。猫だましの技を使ったときもそうだが、朝青龍関がぬけてからの日本の相撲を守ってきてくれた人に対して、何だか厳しすぎやしないだろうか。

 重ねて言っておくが、特に白鵬のファンではないし、琴奨菊関のファンでもない。
 だが、そういう第3者から見ても、これは依怙贔屓に値するのではないかと思う扱いに感じてしまうのだ。

 全然ナショナリズムを感じないスポーツになってしまっているではないか。全然「お・も・て・な・し」ではないではないか。あらゆる国に出向いて相撲の世界にスカウトしてきているのは、我々日本人ではないのか?
 異国の慣れない文化のなかで頑張っているスポーツ選手を、なぜ敵のように扱うのだろうか…と、今週一週間のスポーツ紙・スポーツニュースをみて感じてしまった。同じ思いをしている日本人もいるらしく、全国紙などの投書欄にも同一内容のことが書かれてあったものもある。
 もう少し、インターナショナルな気持ちでいろんなスポーツを見守ってあげていただきたい、とそう思わせられた。


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2016年01月22日

年始早々1面ジャック‼

 さすがの国民的アイドルSMAP‼
 スポーツ紙6紙の1面をごっそりと掻っ攫っていった。お見事、としか言いようがない。生放送での去就に対する言及、しかもゴールデンタイムのレギュラー番組。翌朝の1面に、まだまだ間に合いますぜ、的な時間での会見。前もって番組内容を変更しての会見があることも知らせてあった。最近視聴率が低迷していたスマスマも、この日ばかりは瞬間最高視聴率37.2%だった。ちなみに、この時間、ツイッターもパンクした。スゴイ。
 1面は空けとけよオーラが半端ないやり口である。
 
だが、アジア圏のみならず世界中のメディアでもこのSMAP解散危機に関しては報道されていたくらいだから、1面を獲るチカラは十分にあったであろう。デイリースポーツやトーチュウを攻略できるか否かの問題だっただけで。

 それでもやはり、SMAPのメンバーを見ない日はないくらいに、芸能界では当たり前のように存在していた彼らが、ピン活動がここ最近は増えていたと言えども、「SMAP」の一員であるということを再認識させられた事件であった。…まあ、それと同時に彼らをひざまずかせるジャニーズ事務所の力ってどんなに強大なんだろうと思ってしまう。
 最近ではEXILE系も業界を席巻しており、ジャニーズを脅かしているとも思っていたのだが、いやいや、まだまだなんだろう。
 恐るべし、ジャニーさん。恐るべし、メリー副社長。ちなみに、メリーさんはジャニーさんのお姉さんである。84歳ジャニーと89歳メリー。芸能界のドンである。

 この事件の真っただ中、北野武やさんまやタモリなど、それこそ今考えられる重鎮らもコメントを求められていたが、はっきりとは口出しできない感じだったからなあ。やはりジャニーズ事務所のパワーは相当なモノなんだろう。

 もし、解散となってこれほど社会現象になるようなグループといえば、今やAKB48くらいなのではないだろうか。
 ただ、秋元さんもそれほど「ドン」ぷりを発揮していないから、円満解散なんだろうな。アキバに集う輩の反応がスポーツ紙1面を飾るのは間違いないだろう。

 そのxデーはいつになるのか。くるのかこないのか。
 その時、1面ジャックはなるのだろうか。国民的か否か、そこで決するのであろう。


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2016年01月15日

2016年年始から芸能界は波乱の予感

 明けましておめでとうございます。
 今年もジャパン通信社とこのブログをどうぞご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 では。早速。
 年末年始。…のことが、すっかり忘れ去られてしまうくらい、年始のスクープ合戦で芸能界に激震が走っているのだが。

 まずは記憶と記録に残してあげたいという思いから。日本女子サッカー代表の澤穂希選手が、年末に引退発表していたのだが、その最後の試合となる皇后杯決勝でなんと決勝弾を決めて、ここぞというときの勝負強さを見せつけて有終の美を飾ったのである。
 まあ、彼女が所属するINAK神戸は関西のチームだし、ここはさすがにデイリースポーツも澤選手を1面にしていたのである。これは1面ジャックでこちらも有終の美だろうと思っていたのだが、今度はトーチュウの地元愛がさく裂した。
 女子フィギュア浅田真央選手の世界切符が1面。レジェンドと呼ばれた澤選手も、トーチュウの熱い地元愛の前には力を発揮できなかったようで、残念ならがデイリーを攻略したものの、5紙1面で選手生活を終えたのである。

 年明けて、毎年恒例の箱根駅伝。青山学院大学が一度もトップの座を譲らずに完全優勝を成し遂げた。
 とはいえ。やはり関西のデイリーは箱根駅伝にはこれっぽっちも興味がない。統計を取り始めて5年くらいたつが、一度も往路・復路どちらか一方でも1面をとったことはない。デイリーのVS関東への対抗心だろうか…。この際、同志社大とか立命館大とかも参加させてしまえばよいものを。山梨学院大学までは出場できるのに…。甲信越もどこまでなのだろう。
 結局青山学院大学のこの完全優勝の1面もデイリーに阻まれ5紙止まり。

 とスポーツで不完全燃焼だった年末年始の1面だが、突如年始からスクープ合戦がはじまったのである。笑うもの、泣くもの。それぞれにドラマあり。
 まず元旦からスクープを1面に持ってきたスポーツニッポン。テレビの情報番組「スッキリ」の司会ふたりが熱愛との報道。これに対してブチ切れ会見をこの当事者たちが開いたのだが、何とスポーツニッポンは取材拒否されたのである。せっかくスクープと思ったら手痛いしっぺ返しを年明け早々くらったようだ。
 泣いたのはスポーツ紙記者だけではない。あの明るく元気なイメージを売りにしているタレントのベッキーが不倫騒動。初スキャンダルで、かなりのダメージである。会見を開いた様子が3紙1面になっていたが、まだまだ尾は引きそうな感じである。
 …と思っていたら、ベッキーに救世主。北川景子とDAIGOがついに入籍したのである。記者会見を見ていてもこちらもつい笑顔になってしまうくらい幸せそうな二人だった。こちらも大々的に「ザ・結婚発表」という感じ(報告と、指輪をみせるやつ)で、ガッチリと2紙1面。

 さあこれで芸能界にも幸せムードが漂うか…と思いきや。
 国民的アイドルSMAPの解散報道‼スクープで13日付朝刊で2紙1面。14日付続報で4紙1面。まさに芸能界に激震が走ったのである。

 年明け早々、スポーツ紙の芸能デスクは大忙しに違いない。
 だが、本当に解散になったとき、これ以上の忙しさは覚悟しておいたほうがいいだろう。
 …それでも、SMAPをもってしても、北川景子・DAIGOをもってしても、ベッキーをもってしても、1面はなかなか獲れないようだ。
 2016年、最初の1面ジャックは誰の手に渡るのだろうか。


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2015年12月25日

騎手とかけ、今年の顔ととく…その心は、ウマにのるでしょう‼

 毎年、この時期は何を書こうか迷った挙句にその年の総括になっている。
 まあ、仕方ない。何せ毎日のように有馬記念の予想オンパレードだからだ。今年は北島三郎氏の馬が勝ったこともあって、有馬記念予想の1面でもサブちゃんが顔を出している。
 紅白引退を発表した年くらいしか1面でみることのなかったサブちゃんが、馬主としてなら1面にこんなにも載るんだ…としみじみ感じてしまった。
 ウマの力は偉大なり。そういえばアメトークでも先月あたり、馬大好き芸人特集もやっていたし。今年の有馬予想の1面で芸人も予想していたな。思えば、この1面で予想するのって、毎年その年の「顔」になった芸人さんやアスリートばかりだ。ただし、ウマ大好き芸人に出演していた芸人さんたちは有馬予想には出られず。何故なら、旬を過ぎた芸人さんたちだから。辛いものだ。
 その意味で言えば、有馬記念の予想タレント(アスリート)も、その年の総括でもあるのかもしれない。
 今年は「とにかく明るい安村」や、「トレンディエンジェル」が予想タレントで1面にドでかく出ている。M−1に優勝しても、流行語にノミネートされても1面獲りにまでは手が届かなかった彼らも、ウマの力を借りれば何のその。1面を簡単に獲れてしまうのである。
 そして今年大きな話題となったのは何といってもラグビー日本代表。あれほどスポーツ紙に冷遇され続けた彼らも、なんと有馬予想で1面に食らいついたのだ。
 さすがに競馬に興味ない選手を予想に引っ張りこむのは難しかったらしいが、「五郎丸じゃない…」と枕詞をつけながらも日本代表選手に予想させて1面に載せるという、スポーツ紙記者も姑息な手を使ってきた。まあ、五郎丸選手の陰に隠れていた代表選手にも光があたるわけだし、これぞWIN―WINの関係というものだろうか。
 と、毎年「ああ、今年も有馬記念の予想か」と思ってきてはいたのだが、それなりにスポーツ紙記者も手を抜いてのことではなく、総括として「今年の顔」をウマの力を借りて1面に出していたのではないかと、思い至ったのである。
 そう考えれば、1面調査隊と同じく、年末のスポーツ紙は競馬ばかりでつまらんとため息をついている読者の方々にも、これからは別の見方を提供できるのではないかと思えるのだ。
 まあ、この有馬予想でも流行語でも、8.6秒バズーカはとにかく明るい安村に負けたんだな、と余計なお世話ながら思ってしまった。
 どちらも一発屋にならずに、長い芸能生活を送れるよう、健闘を祈る。

 最後になりましたが、今年もこのブログとジャパン通信社をご愛顧いただき、ありがとうございました。引き続き、来年もよろしくお願いいたします。


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2015年12月18日

1面ジャックの道は一日にしてならず

 スポーツ紙1面から話は逸れてしまうのだが…。
 新聞も軽減税率の対象になるとかならないとか、日々その話題で持ちきりである。
 ちなみに今のところ、宅配だと8%の軽減税率対象、即売(駅売り・小売店売り)だと10%の方向で動いている…。なんだ、そりゃ。
 駅売りの並び具合を見るのが楽しみなのに、駅売りの新聞が激減しないかどうか、不安になってしまうじゃないか。
 ちなみに、新聞休刊日は即売しかないので、10%でしか入手できないのは確実なのである。はて。弊社のように新聞をたくさん購入しているうえに、バックナンバーが必要となった場合、即売などはどちらになるのやら…。
 色々細かい疑問点はわいてくるのだが、本も新聞も売れない昨今、情報入手の媒介として、一律軽減税率対象にしてしまえばよいものを…。

 話が随分逸れてしまったが、このブログをご覧になっている方々は少なくともスポーツ紙愛読者と思われるので、この税率に関して知っておくべきかと思い、最初につぶやかせていただいた。まあ、政府関係者がこのブログを見ているとは思えないが。

 さて。今週の1面だが。2つネタほど、リーチがかかったものがあった。
 もちろん、どちらもジャックしてもおかしくない話題だ。

 一つ目は、先々週も取り上げた男子フィギュアスケートの羽生君。
 自分が作り上げた世界最高点をわずか2週間で塗り替えての優勝。それも3連覇。もうこれはジャックだろうと思ったのは浅はかだった。
 やはりデイリーの壁は高かった。いや、寧ろフィギュアスケートをスポーツとみなしていないのではないかというくらいの無関心さ。潔いくらいの興味のなさ。敵(ではないが)ながら、あっぱれである。
 普通なら、1面そのものはタイガースやら推しネタにしたにせよ、本見出し横に少しフォントを小さく、中面で注目の話題の小見出しをあえて入れることがある。恐らく、駅売りとかで見出しのみが見える形になった時に、そのネタの見出しも見えるようにという、姑息な手口なのだと思うのだが。デイリースポーツはそれすらしなかった。あえての虎一本である。ちなみに、この日のその中面小見出し、競馬ネタである。さらに言えば、2面はタイガース。…羽生君はいずこへ?
 こうして、前人未到の偉業を2回も成し遂げたにも関わらず、羽生君はまたしても1面ジャック賞を手に入れることが出来なかったのである。

 しかし、だ。もうひとつのネタはある意味羽生君よりも1面ジャックしやすかったはずだ。何故なら、女子サッカーのレジェンド澤穂希の引退発表だったから。
 澤穂希ならなぜ1面ジャックが獲りやすいか。それは、澤穂希が神戸のチームに所属していたからだ。関西よりなんだし、デイリーだってそれほどの重大ネタじゃない限り、肩をもつに違いないと調査隊としては予想したのである。
 が、そこはタイガース新聞のデイリースポーツ。話題がなくたって、雨が降ったって、槍が降ったって、虎である。黄色いタテジマを愛しているのである。
 「初激白」から始まる金本監督の新しい戦力構想。これが17日朝刊。
 オーマイガッ…と澤も思ったに違いない。まさかの関西仲間の裏切り。
 有終の美は飾らせてもらえなかった…。

 だが、諦めないのがレジェンドたる所以。スラムダンクの安西先生のごとく、「諦めたらそこで試合終了」ではないが、まだチャンスはある。17日に記者会見、19日からは最後の大会となる皇后杯の埼玉戦がある。
 レジェンドとして、納得のいく決勝弾を決められたら、恐らく鬼のデイリーでもほほえんでくれるのではないだろうか。

 1面ジャックへの道は険しいが、上りきった後に喜びが待っている。


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2015年12月11日

安心してください、…1面ですよ

 ここのところあまりぱっとした成績を残せずにいた男子プロゴルファー石川遼。はにかみ王子と呼ばれてちやほやされていたころも今は昔。最近では実力で松山君に話題をかっさわれて久しい。
 やはりどんなにファン対応が良くても、礼儀正しくても、実力を伴わないアスリートはスポーツ紙から敬遠されていく運命なのだ。
 厳しい世界なのである。

 が、結果を残せば、柔道以外は今は結構優遇されて1面に出る可能性がある‼少し前まではラグビーも不遇されていたのだが。先日の歴史的快挙(南アフリカ戦での勝利)以降は優遇も優遇、マスコミで五郎丸選手を見ない日はないくらいにもてはやしている。
 五郎丸選手、この11月、12月以降に発表になった賞、いくつ獲ったんだろうと思うくらいにありとあらゆる賞を総なめしている。流行語大賞も、大賞こそ逃したが、秋に一気に有名になった人にしては出来すぎなくらい人気急上昇である。まあ、1年の前半に有名になっちゃうよりも、記憶に新しいほうが受賞しやすいのかもしれない。
 お笑い部門でいうと、8.6秒バズーカがノミネートされず(実際のところ、私もよく知らないコンビだ。お笑いは好きだが、アレはよくわからん)、とにかく明るい安村が受賞していた。
 また話が大きく逸れたので戻ろう。

 そう、今回はにかみ王子は久々に結果を出したのである。それも国内メジャー初V、ぶっちぎりの2位と5打差の優勝。もうそこにはあどけない顔ではにかんでいた(本当にはにかんでいたのかどうかはわからんが)少年はいなかった。24歳のアスリートがいた。
 久々の優勝ともなれば、それこそネタになるのがスポーツ紙。おいしい話には飛びつきたくなるのがスポーツ紙記者。待ってましたとばかりに見出しに誘われて買ってしまうのがスポーツ紙読者。
 結果、優勝翌日の12月7日付のスポーツ紙1面はデイリースポーツを除く5紙が1面で石川遼のガッツポーズ姿だ。試合そのものをスポーツ新聞の親会社、読売新聞が主催しているので、スポーツ報知は首位を獲ってから3日連続石川遼である。前日の6日には、実はJリーグの年間王者も広島に決定したというのに。ちなみに広島の年間王者はたったの2紙。競馬予想にすら負けた。こちらはかなり悔しいだろう。サッカーだから1面は当たり前と思っては痛い目に合うのだ…。

 こう見ると、先週話題になったのはフィギュアスケートの羽生選手だし、テニスで今注目を浴びるのは錦織選手だし、何といっても大注目されているのはラグビー五郎丸選手だし…、随分と男子アスリートがノリに乗ってきているようだ。女性が輝く社会、とばかり謳われている昨今、男子も負けてないぜ感が十分感じられる姿は、世のおっさんたちの背中を後押ししてくれているようだ。
 ちょっとばかり、エネルギー補充に男子アスリートもよいのかもしれない…。


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2015年12月04日

1面ジャックの予想

 1面の予想が外れた。
 賭け事はいけないことだ(巨人軍の方も承知のこととは思うが)。だが、1面ジャックが賭けの対象になっていたなら、オッズ2倍くらいだっただろう。それくらい手堅い1面だったはずだ。
 今週のスポーツニュースはどのチャンネルをつけても羽生選手一色だったのだから。

 フィギュアスケート男子日本で、前人未到の322.40点をたたき出し、別格の強さを見せた(魅せた)羽生選手。前日のSPでも世界最高得点をだし、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ、東京中日の4紙が28日付1面でその超人ぶりを称えた。
 以外にショートプログラムで完璧にやり遂げると、なおのことフリーで重圧がかかってミスをしてしまう選手も多い中、翌日のフリーの演技で、それを超える完璧さで滑りきり、世界最高得点322.40点をたたき出したのが、我が日本が誇る若干20歳の羽生選手である。
2位の金博洋選手に55点もの差をつけての圧勝である。それまでの歴代記録で言うと、カナダのチャン選手がもっていた295.27点が最高得点だった。一気に27.13点も超えてきたのである。

 この結果を見たら、誰だって6紙1面に羽生の文字がおどるのを想像するだろう。
 いや、それでもデイリーがいるからな、5紙1面は堅いと思うけど…と思われる方も多々いるだろう。それが、5紙でもなく、4紙1面に留まってしまったのだ。
 トーチュウ?さにあらず。なんとサンケイスポーツ。SPの結果の1面も、サンケイスポーツは1面から外していた。
 では何を1面にしていたのか。競馬だ。
 2日連続競馬だ。世界最高得点を超える走りがあったわけでもないのに、競馬だ(ちょっとしつこい)。

 羽生君は2日連続で馬に負けたのだ。フィギュアファンはお怒りのことだろう。
 恐らく、デイリーのタイガース愛に負けてしまうのは想像できていたに違いないので、ここは怒りの矛先はサンスポに向くのは必至だろう。フィギュアに全く興味がなく、競馬に人生懸けているおっさんくらいのものだろう、1面が競馬予想でも「あれ?」と思わなかったのは…。
 馬に騎乗していた騎手や馬主は思わぬ1面で大喜びしたであろうが。

 往々にしてよくあることだが、これは1面ジャックにふさわしいであろう、確実であろうと思うネタであっても、意外にジャックできないのがスポーツ紙だ。そこに1面ジャックの醍醐味と、1面ジャックできた時の喜びのもまた事実。
 アスリートはその高みに向かって日々精進し、120%の力を出そうとするのかもしれない。1面に載ることはアスリートにとっての勲章なのだから。
 まだ若干20歳。羽生君の1面ジャックの日はそう遠くない未来にきっとある。



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2015年11月27日

昭和を代表する好きなモノ嫌いなモノ目白押し

 日本の国民的スポーツを上げるとしたら…。
 野球・相撲・柔道、とくるだろうか。
 その中でも、やはり二大巨頭は野球と相撲だ。
 昭和にうたわれた、子どもの好きなモノ。「巨人、大鵬、卵焼き」。これに対して、子供の嫌いなモノ。「江川、ピーマン、北の湖」。
 好きなモノにも嫌いなモノにも、両方野球ネタと相撲ネタが入ってくる。それだけ国民の間でツーカーで通じる話題だったのだろう。最近は情報量が多すぎて、それほど多くの人が同じ話題で盛り上がることがなくなってしまったのだが。このころは野球も相撲も重要な盛り上がりツールだったに違いない。

 今週は、その野球と相撲がまさに話題の中心となった。
 19日に行われたWBSCプレミア12。予選で勝った韓国と再試合。先発の大谷投手が7回まで投げ切って3−0のままマウンドを降りた。が、このあとの継投ミスでなんと逆転負け。見出しには継投ミスの文字が並んだ。が、ここは小久保監督、デイリーに感謝したほうがよい。危うくこの負け試合で20日付朝刊を1面ジャックしてしまうところを、デイリーが阻んでくれたのだから。19日に故中村GMのお別れ会が甲子園であったようで、そちらが1面に。そして、デイリーの凄いところは、2面3面も阪神記事。…WBSCは⁉って誰もデスクに突っ込まなかったのだろうか。そんなことを言ったらデイリー社内では非国民呼ばわりなのだろうか。

 そして翌21日。こちらは子どもの嫌いなモノに挙げられていた「北の湖」理事長の突然の訃報。なんと1面ジャック。
 ちなみに2013年1月20日付朝刊、好きなモノの「大鵬」の訃報も、1面ジャック。
 昭和を代表する両横綱が逝ってしまったのは、その全盛期を知らぬ人たちにも一抹の寂しさを与えたに違いない。
 憎らしいほど強すぎて嫌われてしまった北の湖元横綱だが、訃報のニュースでの特集をみると、普段の生活でとても根の優しい温かな人だったようだ。こうして1面ジャックをし、ファンだけでなく国民すべての人に新たな一面を見せて、人生の花道を歩いて行ったのは、ある意味幸せだったのではないだろうか。

 好きなモノの代表、大鵬だけでなく、嫌いなモノの代表にされてしまっていた北の湖元横綱の訃報も、同じ1面ジャックの扱いで敬意を表したスポーツ紙記者の心遣いに、粋を感じた今週の1面であった。


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2015年11月20日

全盛期のはずのラグビーが…

 今週のスポーツ紙1面ブログは、1面を飾れなかった無念の側から語りたい。
 というのも、ほぼほぼ今週の1面は野球のWBSCプレミア12の話題で埋め尽くされていたからだ。
 もちろん、小久保監督のもと、大舞台での新侍JAPANの初陣である。
 そして国民的スポーツ野球の日本代表であり、5戦連勝、4強まで進んで次の準決勝は宿敵韓国、というところまできた。そりゃあ、こぞってスポーツ紙の1面は侍JAPANにするだろう(まあ、あの1紙はいつも通りアマノジャクな感じで、タイガース連日1面なのだが)。

 だが、それ以上にもっともっと近年では稀にみる注目度の高さから、今年こそは1面に何紙か載せてもらえるのではないかという淡い期待を抱いていた業界があったのだ。
 そう。ラグビー界である。
 今ここで、その注目の根を絶やしてはいけない。そう、選手も協会も思っていたはずだ。
 そして一番1面をとりやすいはずだった、五郎丸選手の所属するヤマハ発動機の試合は11月14日だった。対トヨタ自動車。試合結果は11対18でヤマハ発動機の勝利。
 これは大いに期待していたに違いない。
 が、蓋をあけてみれば15日の朝刊は日刊スポーツ1紙のみが五郎丸選手で、他は8強に進出を決めた侍JAPAN3紙、タイガース1紙、そしてよくわからんが翌日の競馬予想1紙(サンスポである)。侍JAPANはまだわかるが、サンスポの中では競馬予想>五郎丸だったのである。
 加えてラグビーの、特に選手にとってはショッキングなことに、開幕戦のチケットは完売と発表され、試合会場は満席になるはずだった…のだが、完売とされていたため当日券はなく、2万人収容の秩父ラグビー場は1万792人で、空席が目立ち、昨季よりも観客が少なくなってしまったのだ。
 全国紙のコメントにも選手の悲哀が掲載されていた。「僕たちがどんなに頑張っても、協会はそれに応えてくれない」と。
 まあ、こんなに大注目されている中のリーグ運営は、今までなかっただろうから、協会トップ・広報もミスしちゃったのだろうと思うのだが、選手の言いたいことも分かる。
 満員御礼で華やかにリーグを開幕出来ていたら、もしかしたらもっと1面に載れたのではないかという希望的観測もあっただろう。

 だが、運も実力のうち。
 前日に侍JAPANの試合が重なってしまったのも、運のうち。
 侍JAPANが期待通りに大活躍しているのも、運のうち。
 それらをひっくるめても1面を獲れるような、そんな強いラグビー界になってこそ、2019年のホスト国になれるのだ。頑張れ、ラグビー界‼

 そして来週のブログこそはWBSCで決まりだろう。デイリーの1面は望めないにせよ。


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2015年11月06日

今更ながら…デイリーという壁

 先週のブログで最後に少し触れたが、やはりソフトバンクの圧勝で終わった日本シリーズとなった。
 だからなのか、意外なほど1面もあっさりしていたように思う。
 もう数日前からトーチュウとデイリーはそれぞれ、「我関せず」という姿勢がありありと見て取れるくらい、ドラゴンズとタイガース一色であった。まあ、今に始まったことではないのだが。
 それなりに日本一をとった球団に対しては、尊敬の念をこめて1面くらい飾ってあげたらいいのに、と思ってしまうのだが、トーチュウは藤井選手のFA宣言、デイリーにいたってはこの日に1面にすべきほどではない、金本監督による藤浪選手の鉄人化計画。…まあ、藤浪選手のファンや熱いタイガースファンはやはり興味を示すのだろうか。金本監督と、藤浪選手の名前が見出しに載っていたら、読んでみようと思うのかもしれない。

 …だが、その翌日のデイリースポーツの見出しは、タイガースネタが切れてしまって仕方なくそれを1面にしたのではないかと思うものだった。確かに、他のスポーツ紙も大した1面ではなかったのだが。
 「2軍投手コーチ 本紙評論家高橋建氏」
 …2軍投手コーチ。…本紙評論家。…高橋建氏。マイナーだ。すべてがマイナーすぎる‼デイリーを熟読している人のみぞ知る、高橋建氏(いや、もしかしたら元広島カープの選手なので広島ファンも知っているかもしれないが)。
 あえてのこのマイナー路線推し。何と言われようと1面はタイガースという姿勢を崩さぬ気骨精神。
 それのおかげで1面ジャックできたかもしれないネタが今までも多々あったが、デイリーという高い壁があるからこそ、本当の1面ジャックの喜びが生まれるのかもしれない。
 人間、枷がないと何事も燃えないものだ。
 全国のアスリート、そしてチーム、クラブ、球団よ。デイリーという高い壁を打ち破れ。
 その時、1面ジャックの本当の喜びを手に入れられるだろう‼

 ちなみに、スポーツ界的にはようやく波がやってきて、ちょっと引き際だったラグビー協会に、今週ビッグウェーブが再びやってきそうだったのだ。いや、やってきた、のか。
 なんと、五郎丸選手が今回のW杯で世界の15人に選出されたのである。もちろん、日本人としては初である。日刊スポーツなど、南アフリカ戦勝利に続いての大事件として1面にもってきていた。しかし、五郎丸選手の名声も他にスポーツニッポンが1面にしていたくらいで、他は推し団ばかりの1面だった。
 ようやくラグビーに注目が集まって、五郎丸というスーパースターも得て、そのうえそのスーパースターが15年W杯ドリームチームの15人に選ばれたというのに、たったの2紙。デイリーどころか、スポーツ報知やトーチュウの壁すら壊せない。
 ラグビー界の1面ジャックへの道のりは、まだまだ先が遠いようである…。頑張れ、ラグビー界‼


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2015年10月30日

新監督合戦

 めっきり朝晩が冷え込んでくる今日この頃。
 スポーツ紙の顔とも言える野球の球団監督が、今季終了とともに各々これからの人生における決断を下した。
 監督に就任直後から1面を賑わせてくれたDeNAの中畑清監督も、言わずと知れた巨人の原監督も、毎日のようにデイリースポーツに叩かれ続けた阪神の和田監督(ネガ・ポジで統計をとったら恐らく叩かれている1面のほうが断然多い。ホメる1面は、選手に持っていかれてしまう同情すべき悲しき立場の監督だった)も、中日の選手兼業の谷繁監督も。
 というより、こう見るとセ・リーグの監督ばかりである。
 やはりちょうど木曜現在第5戦が行われている日本シリーズも、恐らく本日決定するのではないかと国民の半数以上が確信しているくらい、パ・リーグの王者ソフトバンクのほうが圧倒的に強い。
 そう考えると、セ・リーグ全体にテコ入れが必要なのだろうと、各球団のオーナー、そして監督本人たちが各々考えていたとしてもおかしくない。
 中畑監督も原監督も和田監督も辞め、選手権監督だった谷繁監督は監督専任となった。

 最初にも書いたが、監督はある意味球団の顔でもある。
 何だかんだで1面にもしょっちゅう顔を出す。
 後を継ぐ者が誰なのか。スポーツ紙の記者としてはそこが重要ポイントなのだろう。

 DeNAの中畑監督の後継者は、ラミレス監督に決定した。キヨシ監督辞任の際の4紙1面には及ばなかったものの、選手時代から明るい性格で人気のあったラミちゃんは、うまいこと19日の朝刊3紙の1面を「ゲッツ‼」したのである。
 そして火中の栗を拾うことになるとわかっていながらの覚悟の受諾で4紙の1面を飾ったのは巨人の高橋由伸監督。まだ40歳という若さ。スマートな物腰も、原人気に引けをとらない。うまいこと野球賭博の黒い話題が沈静化しているのは、由伸効果であることは間違いない。少なくとも、現役時代から裏技使っての悪評高き江川卓氏(実際、候補にもあがっていた)が監督に収まっていたら、もっと叩かれていたのではないだろうか。
 デイリーの金本監督推しは13日までさかのぼる。13日から金本監督、1面に出ずっぱりである。正式にいうと、打診されている段階から、であるが。金本監督が1面に出なかったのは、21日の掛布2軍監督のときと28日の矢野コーチが1面をとった時だけ。
 デイリースポーツによる、金本監督の「情熱大陸」状態になっていた。
 金本監督についてお知りになりたい方は、どうぞ13日以降のデイリースポーツを熟読すべし‼
 といった感じで、新監督の1面合戦となっていたここ最近なのだが、日本シリーズもいよいよ大詰めを迎え、日本一が決定しそうなこの2,3日はさすがにソフトバンクとヤクルトが球場のみならず、1面獲りにおいても熱い戦いを繰り広げている。
 王手もかかっている今夜、もしかしたら決着がついているかもしれない。
 これについての1面調査隊のブログは、来週に書くことにしたい。乞うご期待‼



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