2017年04月07日

ウィンタースポーツ最後の華

 早いもので、もう桜が咲き誇る季節である。
 まだ朝の駅前には、新社会人らしき集団をよく見かける。とても初々しい。自分にもあんな頃があったんだなあと、ふと思ってしまう。
 新社会人にひとつアドバイスをするとすれば、「新聞を読みましょう!」ということだ。
 家に配達でも、駅売りを買うでもいい。毎日、全国紙でなくても、たまにスポーツ紙で気分転換でもいい。まずは新聞を買うことをお勧めする。

 日本新聞協会も4月6日を新聞を読む日と定めているのはご存じだろうか。新聞をよ(4)む(6)日、ということらしいのだが、ちょうど新社会人にはいい記念日なのではないだろうか。東京でも、有楽町駅前で全国紙・スポーツ紙が無料で新聞が配られた。
 全国紙はとっつきにくいという人には、是非とも、スポーツ紙から新聞の面白さを学んでいただければ、1面調査隊としてはこれ幸いである。

 話がスポーツ紙1面から逸れてしまったが。
 今週の1面の話をしよう。
 今週は何といっても羽生選手だろう。フィギュアスケートは、安藤美姫選手が引退し、浅田真央選手も復活はしたが全盛期のころの活躍ができていないのか、成績が振るわず、女子フィギュアが盛り上がりに欠けるなか、男子は絶好調である。
 王者羽生選手に食らいつくように、19歳の宇野昌磨選手の成長も素晴らしい。
 インタビューをみていると、ふたりとも負けず嫌いな面がうかがえるので、いい目標選手、追い上げてくる選手がいるということは、相乗効果の意味でもとてもよいことなのだろう。
 1日目のショートプログラムが終わった時点では、何と王者羽生選手は5位という結果になってしまって、さすがの羽生選手もプレッシャーに負けたか、と思ったものだが、フリーの演技では次々と4回転を決め、最高の演技を披露してくれた。
 そして、現時点でのフリーでの世界歴代1位の得点を獲得しての優勝となった。劇的逆転優勝である。
 1面ジャックするかもなーくらいに思っていたのだが、結果は3紙に終わった。1面ジャックできなくとも、デイリーを外した5紙くらいは1面にすると思っていたのだが。
 まだまだ今後、自己更新を続けるであろう羽生選手への期待をこめて、「今、世界新」なだけ、的なとらえ方をされてしまったのだとしたら、少し羽生選手が気の毒でもある。
 そして2位に入った宇野昌磨選手も、羽生選手が3紙止まりなので、なおのこと宇野選手へのスポットが当たらなくなっており、こちらも気の毒であった。
 今後の日本のフィギュア界を支えるふたりの若いアスリートへのモチベーションをたかめるために、もう少し大きく扱ってもらった方がよかったのではないかと思われる。
 
 これからプロ野球も開幕し、春夏のスポーツが続々と話題になることだろう。
 スポーツ紙の購読者を増やすためにも、色々なスポーツを今年もとりあげていってもらいたいと切に願う。


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2017年03月31日

新横綱、1面ジャック

 新横綱として初の土俵入りした稀勢の里が、昇進後の初場所で逆転優勝を飾ったことは、このブログをご覧の方ならすでにご存じのことと思う。

 13日目の取組で左肩を負傷した稀勢の里だったが、残りの取り組みが危ぶまれた中、痛みを押して土俵に上がり、2連勝して逆転優勝を飾ったのである。
 正直言うと、前場所での優勝で横綱になった時、日本人横綱を誕生させるためのゴリ押しにしか見えなかったのだが、今回はきちんと新横綱としての注目度も含めて、自分のなすべきことを成し遂げた稀勢の里を見て、これでよかったのだと思わされた。寧ろ、「ちょっと早いんじゃない」と思ってしまった自分が、ちょっとひねくれていたようで、お恥ずかしい限りである。
 そんな新横綱へのエールと賛辞を含め、優勝翌日27日のスポーツ紙の1面は、あのデイリースポーツの壁すら打ち破っての1面ジャック。
 素晴らしい。日本のスポーツ紙6紙を味方につけた稀勢の里は、今後も横綱としての活躍を期待されることであろう。プレッシャーを打ち破って、是非とも1面ジャック回数を伸ばしていってもらいたい。

 そして、今週のブログにあげる内容の次席として、ハリルジャパンの活躍があった。
 ロシアW杯の最終予選。タイとの試合で、久保や香川が、こちらも自分の仕事をきっちりこなして、点をあげ、大量得点で予選リーグ1位突破を果たした。
 残念ながら、こちらはデイリースポーツの壁を打ち破れず、5紙1面止まりであったが、それでもここ最近、侍ジャパンの筒香選手にしても、稀勢の里にしても、自分の役割をきちんとこなす選手へ、それに見合った評価として1面にされていると思う。
 ここのところの成績不振もあって、冷遇されていたようなハリルジャパンだが、侍ジャパンの活躍にも刺激を受けたのか、それとも本田頼みだった代表選出がその路線を変えたのが功を奏したのか、いい具合に結果を生み出している。
 相乗効果でスポーツ紙1面も盛り上がっている。
 やはり新たなスターがどのスポーツでも必要とされているのかもしれない。
 そしてスターには1面がお似合いである。もし、迷走しているスポーツがあれば、是非とも新スターを、ルーキーを発掘するとよいだろう。
 そのスターが活躍さえすれば、必ずや、1面で大々的に宣伝されることであろう。



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2017年03月24日

侍、散る

 とりあえず、WBC、日本代表、お疲れ様でしたと申し上げたい。
 準決勝にてアメリカの壁を打ち壊せなかった。何となく、WBC盛り下がっているのではないかと感覚的に思っていたのだが、実際は第1回から着実に観客動員数を増やしてきているのである。
 しかも、日本での予選リーグの際は、激戦を制しての勝利もあり、視聴率も30%を超えた試合もあったくらいに注目度が高かった。
 ただ、個人的には何となく嫌な予感がしていたのである。
 メディアが最初から持ち上げると、途端に気のゆるみが出るのか、変に自信がついてしまうのか、結果が悪くなるのが、野球にもサッカーにも、日本代表に言えることなのである。サッカーのフランスW杯の時なんか、日本はなぜあんなに自信満々だったんだろうと今更ながらに思う。同組の他3チームの中、一番世界ランクが低いカメルーンですら、日本よりもランクは上だったのである。
 ちょっとサッカーに話がズレてしまったのだが、野球も同じく。心に平常心を持てるくらいの余裕があるのはいい。でも、それが変な自信をつけると、気のゆるみになる。結果、ミスが起きる。
 今回は、予選リーグまでは何となく厳しい目を向けるメディアもいたのだが、予選リーグを全勝で突破すると、もう優勝したかのような騒ぎであった。
 そして、前回のWBCと同じく、今回も4強で終わってしまった。

 その負けを1面にしたのはスポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ。他3紙は、なんと次期監督候補。ちょっと冷たすぎないだろうか。
 そのうえ、新聞によって次期監督候補の見出しがてんでバラバラだった。サンケイスポーツは原監督。東京中日スポーツは、松井秀喜氏。デイリーはなんと、原監督か中畑監督(どちらも元)。
  デイリーがあえてこの二人をあげたのには何か理由でもあるのだろうか…。ともに元巨人の選手なのに。
 さて。次期監督、どの新聞の予想があたるのだろうか。


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2017年03月17日

デイリーを制する者は1面を制す

 予選リーグを、初めて無傷で突破した侍ジャパン。
 まずはおめでとうございます。

 予選リーグ最後のイスラエル戦、4番の筒香選手が膠着状態の中を特大弾を叩き込んで、流れを呼び寄せた。4番としての仕事をきっちり成し遂げていた。
 数年前まで横浜DeNAから4番打者が出るとは思いもしなかったな、と日本代表メンバーが発表になったときは感慨深く思ったものだが、こうなると、俄然、今の大黒柱は筒香しかいないでしょ、と言い切れるくらいにいい働きをしている。やはり、4番はここぞというときに仕事をこなせる人が必要なのである。
 そして、それに応えるように、なんとあのデイリースポーツも1面で筒香選手を取り上げた。タイガースの選手の活躍ではないのに1面とは、かなりの好待遇である。それだけ今回のWBCでの活躍を評価しているということである。
 従って、デイリーを制する者は1面を制す、ということで、16日付1面を筒香選手が無事ジャックしたのである。
 前日にハリルジャパンも日本代表選手を発表したのだが、こちらは全くもって1面で触れられていない…。筒香選手の陰に隠れてしまったのか、それともこれまでの成績からスポーツ紙からあまり注目を浴びなくなってしまったのか。
 それは今後に期待して、1面でお目見えしたときにまたブログにしたいと思う。

 ちなみに。
 毎年、生命保険会社の明治安田生命が理想の上司ランキングを発表しているのをご存じだろうか。6位にイチローが入っているのは、きっとストイックに自分を高め、自分の仕事をこなす姿が憧れの的になっているのだろう。女性部門だと、3位に吉田沙保里選手がはいっていて、こちらも同じような理由だろう。
 このままWBCで筒香選手が活躍して注目を浴びるようならば、彼の名前も急浮上してくるに違いない。小久保監督の名前もあがるかもしれない。
 そしてこのランキング、番外編で上司にも「部下にしたい著名人」を調査している。1位はなんと、大谷翔平選手。あんな走・攻・守が揃った出来すぎる部下、確かに欲しい。数週間前にアメトークで「大谷翔平芸人」特集(大谷選手が大好きな芸人のフリートーク)をやっていたのだが、ホントに好青年なのである。あれを見て、今まで二刀流の凄い選手、くらいしか思っていなかった私まで、現在応援したくなる選手のひとりになっている。
 この部下にしたい著名人、女性部門は新垣結衣さん。こちらはついこの前まで話題になっていたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の影響も多大にあるだろうが。
 上司も結構、我儘なものである。


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2017年03月10日

侍ジャパンの変貌

 今までと違う侍ジャパンを見た。
 もちろん、侍ジャパン。何が違うのか。そう、本番に強くなったのだ!!
 今まで、逆パターンはよく見かけた。
 強化試合は順調に力を発揮して、それがいざ本番になると、ピッチャーが好投しても全く打線が機能しなかったり、そのまた逆も然りで、打線がつないで点を稼いでも、ピッチャーが崩れることもあった。

 今回、WBC直前の強化試合でもボロボロだった。
 何せ、阪神との負け試合の翌日、電車の中で隣り合った男性サラリーマンの会話でも、ボロクソに叩かれていたくらいだ。一人が熱狂的な阪神ファンらしいのだが、「おれ、すげえ阪神ファンだけど、正直、阪神相手にあの試合じゃ、マジやべえよ」と。そのあとも熱く阪神に負けたことの不甲斐なさを語っていた。阪神ファンに匙を投げられた侍ジャパンだったのだ…。直前までは。

 それが。なんとなんと。連勝‼
 強化試合では不発だった筒香選手も中田選手も、自分の働きをした。
 キューバ戦、オーストラリア戦と、きっちりとスポーツ紙の見出しにも名前を載せてきた。試合翌日のスポーツ紙の1面は、筒香選手と中田選手の名前で埋め尽くされていた。
 2日連続1面ジャック、固いだろうと思っていたのだが。パッと見、1面ジャックしているかのように見えた8日・9日のスポーツ紙1面。しかしながら、何か違和感が。
 そう、同じ野球の話題ながら、デイリースポーツのみ阪神のネタだったのである。すごいな、阪神。あの阪神ファンのサラリーマンもご満足のことだろう。
 8日・9日は、前日に阪神はオープン戦で幸先良い勝利を飾っているのである。
 そう。デイリーにとっては侍ジャパンよりも、阪神のオープン戦のほうがずっとずっと重要なのである。骨の髄まで阪神命なのだ。

 だが。それでも。藤浪選手が先発で活躍デモした折には、必ずや1面ジャックとなるのは間違いないだろう。
 侍ジャパンの1面ジャックは、藤浪選手の肩にかかっている‼
 いろんな意味で、頑張れ、藤浪‼
 

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2017年03月03日

ハッピーバースデー、カズ

  今週は…。
  先週、このブログを書いた時点では、今週も小久保JAPAN一色の一週間だろうと思っていたのだが、いや、その通りではあったのだが、かなり辛辣な1面ばかりだった。
 これではブログで楽しんでいただくこともかなうまい、と思い、今週はあえて、2月26日に50歳の誕生日を迎えた現役Jリーガー、カズを取り上げたいと思う。
 50歳で現役って、毎回出ているわけではないといいつつも、相当すごいことだろう。人生49歳で終えた織田信長もびっくりだったことだろう。
 海外のメディアもこぞって50歳のプロ選手を取り上げていた。

 自分の年の半分以下の子供たち(といっては失礼かもしれないが、十代の若者は、50代からすると子供である)と一緒にあの広いコートを走り回るのだから、日々の相当の努力が必要となるだろう。しかも、ゴールキーパーならいざ知らず(ゴールキーパーももちろん、瞬発力という点を筆頭にそうとうの運動能力を要するとは思うが)、フォワードはとりあえず走りまくるイメージがある。
 年齢を重ねるにつれて、それなりにいかに無駄な動きをなくしてのテクニックを身につけていくのだろうとは思うが、それでもかなりの運動量は必要となる。
 ちなみに、結構高齢でも活躍できるスポーツといえば、ゴルフだろう。青木功選手は現在74歳。このまえトランプ大統領と安倍首相がゴルフ外交をしていたのも記憶に新しいが、トランプさんのスコアは70台らしく、ドライバーでは285ヤード飛ぶらしい。ご自分でも16のゴルフコースを持つくらいにゴルフ大好き人間なのだ。こんなゴルフの記録をもつトランプさんの年齢は、70歳。
 アスリートではなくても、高齢になっても結構イケるスポーツのようである。ゆえにゴルフ愛好者は一定を保っているのだろう。

 話がゴルフのほうにずれてしまったが、プロでもやっていけるスポーツとして、サッカーが成り立つなんて、10年前は全く想像もできなかった。
 30歳を超えると、大抵体の衰えを感じるし、また、それも事実だ。
 だが、それを超えたのがカズ選手だった。実は、昔からそんなに好きだったわけではない。けれど、日本のスポーツ界にとっての、いろんなパイオニアであり、そこは尊敬に値すると、正直に思う。単身ブラジルに渡ったり、日本人で初めてイタリアのセリエAに移籍したり(鼻を骨折して結構すぐに帰国してきたが)、そして50歳でのプロ選手だったり。
 パイオニアがいたからこそ、次々といま、若い選手が海外に夢をはせることができていると思う。だから、これからも50歳まで頑張ろうという選手が現れるかもしれない。

 それにしても、50歳の選手って、監督のほうが若いことのほうが多いだろうなあ。相手はなんといってもあの「カズ」だし、監督としてはやりにくそう、というのが1面調査隊の正直な感想である。



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2017年02月24日

いよいよ…

 今週は、これでもかというくらいに侍ジャパン一色だった。
 あのデイリースポーツだって、阪神の選手が侍ジャパン入りとなれば話は別だ。猫まっしぐら、猪突猛進くらいに侍ジャパン一色だ。

 53勝という驚異的な記録をあげた、スキージャンプの高梨沙羅選手の勝利ですら2紙どまりだった。

 そんな侍ジャパンだが、海外組も次々と辞退し、日本球界いや、世界の野球界から熱視線を送られる男・大谷選手も怪我のため辞退となってしまった今、軸はこの人!というのが欠落しているようで、それがスポーツ紙1面にも如実に表れている。色んな選手が1面の見出しに出てくるのだ。
 そして、可哀想なのが小久保監督で、選手で注目を浴びる選手がいなくても、第1回・第2回は監督の名前だけでも日本代表を引っ張っていけた。何といっても王監督、原監督というビッグネームは強かった。見出しにも監督の名前が日々使われた。

 だが、WBC連覇によって、次期監督の重圧は相当なものとなっていって、第3回からは文字通り、難航した。候補に挙げられた監督らも、次々辞退して、結果、山本監督になり、そして優勝を逃した。優勝を逃したことで第4回目からは肩の荷がおりるのではないかと思われたのだが、この優勝を逃したときの日本全国からの糾弾は、ますますプレッシャーとなったようだ。
 何せ、優勝を逃した翌日の見出し、実際に1面ジャックしているが、「3連覇逃す」「丸投げ采配」「走塁ミス 涙」「3連覇夢散」「侍自滅」と、かなり傷口に塩を塗る内容だ。帰国後、これを目にした選手たちはトラウマになるだろう。
 そして、これに輪をかけて代表を追い込んだのが、侍ジャパンの帰国の際、空港で出迎えたのが、たったの100人という事実。これまた、1面見出しにされている。

 これは、第4回以降の監督も難航するだろうとは思ったが、実際、難航していた。
 その中で引き受けた小久保監督は、かなり勇気がいったことだろうと思う。小久保監督の気持ちを慮ってか、王元日本代表監督が小久保監督を激励した。「東京五輪まで小久保監督‼」と。
 今まで、スポーツ紙1面がアスリートのモチベーションに繋がることは熱弁してきたが、あまりに辛辣すぎるとモチベーションを下げかねないのも事実だ。
 ここは、温かく、長い目で見守ってあげるのも、メディアのひとつの役割ではないだろうか、と1面調査隊は思うのである。
 そして今日、2月24日から強化合宿がスタートする。
 来週からはスポーツ紙1面もヒートアップすることだろう。選手が切磋琢磨できるような、刺激的な1面を期待したいと思っている。



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2017年02月17日

ブログは言論の自由はあれど…

 今週は、とても書きにくい。
 何やら、テーマが決まらない。
 いや。書きたいことはたくさんある。

 しかしながら、タブーな話題で持ちきりなのだ。
 単なるブログだから何を書いてもいいじゃないか、という人もいるかもしれない。

 でも。

某国の指導者の兄が毒殺って…。言いたいことはたくさんある。スポーツ紙も15日の朝刊3紙、ガッツリ1面にしていたし。ツッコミどころは満載である。見出しを読みながら、イマドキ毒殺かい、とか。女二人にってハニートラップにイマドキひっかかるんかい、とか。
 他にも、堂々2紙1面を飾って、「出家」「守護霊」って…。というのも、信仰というのはあまり揶揄すべきところではないと思うので…。ここもこれくらいにせねば、と自重してツッコミをヒッコメてしまう。

 大人な対応というよりは、後ろにあるものが怖い、ただそれだけである。
 いや、寧ろ1面で堂々と「毒殺」とか「出家」とか、文中でも揶揄しているようなスポーツ紙記者は、実に勇気があると思われる。こんなブログですら躊躇している私からすれば、拍手ものである。

 イチサラリーマンの調査隊としては、会社のブログが炎上されるのも申し訳ないし、それこそ選挙とかで言う「刺客」じゃなく、戦国時代とか武士がいたころの本物の「刺客」が会社に乗り込んでくるのではないかと戦々恐々としてしまうのである。
 
 と言いつつも、他にこれといった話題が1面になるわけもなく。何故なら、今プロ野球はオフシーズンだからだ。ゴルフも先週松山選手の連覇を書いてしまったし。今週で話題になったゴルフというと、安倍首相とトランプ大統領のゴルフ外交くらいだろう。
 何だか二人とも上機嫌だったが、特に大統領は気分屋とお見受けするので、今日の友は明日の敵にならないように、と密かに祈っている次第である。

 やはり、今週はブログと言えども、言論の自由はここにはないと感じられるので、この辺で終了させていただきたい。
 本当はもっとつっこみどころ満載なのだが、それは遠い未来、いつか笑ってオープンにできる日が来たら、ここに書き込みたいと思う。



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2017年02月10日

24歳にして…

 今週、日本を沸かせたのは、男子プロゴルファーの松山英樹選手だろう。
 あれよあれよという間に一気に米ツアーで4勝をあげ、3勝でタイだった丸山茂樹選手のもつ日本人米ツアー最多勝を抜き、単独首位に躍り出た。
 そのうえ、このフェニックスオープン、どうやら相性がとても良いらしく、今回連覇として取り上げられているが、その前2回も2014年4位タイ、2015年2位タイと、実は好成績を残している。この相性の良さに、海外メディアから「フェニックスに家を買ったらどうですか」とまで言われて、松山選手本人も、「そうですね」と満面の笑みで応えていた。

 今回の連覇は逆転勝ちでの劇的勝利だったこともあり、デイリーを除くスポーツ紙5紙が1面で称えていた。寧ろジャックをとっても良かったのではないかと思うくらいの素晴らしい成績だ。
 海外メディアも「全盛期のタイガー(ウッズ)を彷彿とさせる」と報道しているくらいなのだ。
 デイリースポーツが、こういうコメントをうまく使って、タイガースの虎とリンクさせて松山選手を1面にするとか、ひねった見出しを作れば、いくらでもタイガース以外の選手にも光を当てられると思うのだが…。結局この日デイリースポーツが1面にしていたのは金本監督である。そしてその中身は毎度のごとく、日常のタイガース日記である。
 デイリースポーツが、あくまでそれを貫くというのであればそれはそれでよいのだが。稀勢の里の時は2日も連続で1面にしていたのに、腑に落ちないのだ…。
 そして思い当たった。そういえば、海外スポーツに関して、デイリーはとても弱い。
 恐らく宜野座での阪神のキャンプに記者のほとんどをつぎ込んで、他の記者を海外に派遣する余裕がないのではないだろうか。国内だったらまだまかなえても、「アリゾナは遠すぎる‼」という…。

 それにしても、スポーツ紙1面で堂々とトロフィーを掲げる松山選手をみても、全国紙で1面を飾る松山選手をみても感じるのだが。
 …24歳には見えん。
 堂々たる風格である。そして貫禄。
 孤独な海外での挑戦が彼を大人びて見せているのは100も承知だが、それを差し引いても24歳には見えん。
 卓球の福原愛選手なんかは、いつの間にか28歳だが、松山選手よりも年下に見える。
 まあ、愛ちゃんと比べてはいけないのかもしれないが。
 これからゴルファーとして伸び盛りの年齢を迎える松山選手。米ツアー日本人最多勝は今後も彼自身が記録を塗り替えていくと思う。そして、タイガーウッズと直接対決して勝ったりすることがあれば、おそらくデイリースポーツも便乗見出ししてくるに違いない。
 その時こそ、念願の1面ジャックは間違いない‼



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2017年02月03日

WBC辞退

 今週は、横綱に昇進した稀勢の里の、明治神宮での奉納土俵が話題となったが、先週2日連続1面ジャックをした稀勢の里も、さすがにここまでデイリースポーツを引っ張ることはできなかったようだ。

 2月に入り、続々とプロ野球球団のキャンプ入りが始まった。
 これからしばらくは、こちらメインの1面となるに違いない。
 スキージャンプの高梨沙羅選手の50勝も、あの年齢で、あの試合数での50勝到達はもの凄い記録だったのだが、2紙1面どまりだった。ちなみに、勝率(しかも、ここでいう勝率は、優勝の率で、表彰台にあがるということでもない)が、5割を超えているのだ。棒高跳びの世界でブブカが鳥人とよばれたなら、スキージャンプの世界では、高梨選手が鳥人とよばれても過言ではないだろう。

 プロ野球が1面メインになっていくのは予想していたのだが、そのプロ野球界に衝撃が走る発表が2月初っ端からあった。
 大谷選手の、WBC投手辞退というものである。もともと状態のよくなかった右足首が、日本代表の強化合宿で悪化したとのこと。これを侍ジャパン側ではなく日ハム球団側が発表したことも波紋を広げているが…まあ、それはさておき。
 日本だけでなく、海外でも大きく報道されている。「WBCで観客を呼べる選手の一人が辞退」と。…他の選手に大変失礼な報道だが、それだけ大谷選手に国内外からの注目が高かったとも言えるだろう。
 その発表は、トーチュウ・デイリーを除く4紙の1面を大々的に飾った。
 
 大谷選手としては、今のところ投手としての出場を辞退ということらしいのだが、足首の状態がこれ以上悪化しないためには、そもそもの出場辞退をとりやめたほうがよいのだろう。
 WBC自体、大リーグ側だって、ネームバリューのある中心選手の出場をさけている。本来のプロ野球ファンの人は、日本だって煙たく思っている。いや、これは本当。
 日本人は、ナショナリズムを大切にするから、案外WBCでの世界一にかけているのかと思っていたのだが、つい先日、長年日本ハムの大ファンの人と知り合う機会があったのだが、「WBC、本当になくなってもらいたい。オリンピックも、野球、復活しなくていい。あんなんで怪我でもされて、シリーズに出られなくなったら最悪だ」と本気で言っていた。
 ファンの球団がある人にとっては、意外にも日本代表はどうでも良いことらしい。この日本ハムファンの彼にとっては、大谷選手は投手だけでなく、打者としても出場辞退してもらいたいというのが本音であろう。
 どんどんネームバリューのある、田中将大投手、前田健太投手やらが辞退していっているなか、大谷選手の打者としての出場も雲行きが怪しそうだ。監督が少し可哀想にもなるのだが、開催当初から色々問題を抱えていたWBC、そろそろ考え直す時がきたのではないだろうか。
 WBC、無くなったらやっぱり1面ジャックなんだろうかと、1面調査隊としてはそこに思いをはせてしまう。


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