2017年01月27日

調査開始後、史上初‼3日連続1面ジャック‼

 1面調査を始めてから、初の3日連続1面ジャックという快挙が生まれた。しかも、そのうちの2日間は同一人物での1面ジャック。つまり、2日連続1面ジャックを成し遂げたのである。

 今週それなりにニュースを見ていた人は、予想もつくであろう。
 そう、19年ぶりに誕生した日本人横綱、稀勢の里。
 まずは22日、大関稀勢の里が前日に優勝を飾ったのをトーチュウ・デイリーも揃って1面で祝した。トーチュウは何気に今までも白鵬を1面にしたり、特に名古屋場所での結果は取り上げることが多かったのでさほど珍しくはなかったのだが、デイリーまでもが1面というのは、この優勝に、スポーツ界として物凄く大きな価値を見出しているということがみてとれた。
 その翌日、23日は、その優勝をうけて19年ぶりの日本人横綱がほぼ決定という一斉見出しである。
 今成人していない若者たちは、日本人の横綱を生まれてこの方、見たことがなかったことになるのだなあと今更ながらぼんやりと思ってしまったのだが、そもそも今の若者はそんなに相撲に興味があるのだろうかと思う人もいるかもしれないが、いまや若貴ブームに負けず劣らずの相撲ブームがきているようだ。新聞スポーツ面でも満員御礼の記事をよく見かける。八百長や暴力的指導やらで数年前まで暗い話題だけが取り上げられていたとは思えぬほどの熱狂ぶりで、「相撲女子」なる女性ファンも生み出している。

 ちなみに、第16回日本アカデミー賞を受賞した名作、本木雅弘主演の「シコふんじゃった」は、1992年公開。ちょうど若貴ブーム真っ最中のタイミングで、かなり話題になった。25年前のこの映画に、なんと竹中直人も実は学生相撲部員として登場している。え、年齢がさすがに…と思われるかもしれないが、一応、8年留年している役なので、一人突出して年上でもまあ、違和感はなかったのだろう。本木雅弘だって、27歳で出演しているのだから、まあ、そこはバランスはとれていたのだろう。

 少し話が脱線したが、そんな世間の大相撲ブームに乗っかっての2日間連続1面ジャックという快挙が生まれたのである。
 3日目の1面ジャックは、俳優の松方弘樹さんが亡くなったという記事で、もちろん、代表作は何はともあれ、仁義なき戦いだったので、見出しもそれらしい感じになっていた。心より、ご冥福をお祈りいたします。



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2017年01月23日

年明け一発目の各社の見出し

 あけましておめでとうございます。

 本年も、弊社とブログをご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 毎年、この時期何を書こうか迷うのだが。
 実際のところ、箱根駅伝というのは1月2日、3日の1面ははデイリースポーツ以外はほぼ決まりなのである。デイリースポーツは関西を拠点とする話題が中心なので、そもそもが関東の大学だけを集めて駅伝をして日本一とか、そんなの認めん‼とでも思っているのであろう。

 それでも、歴史的に全日本大学駅伝よりも古いためか、この新年早々の駅伝にかける若者の姿は、日本国民に深く愛されている。その国民の思いをしってなお、デイリースポーツの1面は2日糸井、3日鳥谷なのである。
 まあ、ただ走っているだけの駅伝の、何が楽しいのだと、私の周囲にですらいるくらいだから、駅伝ではない1面があったとしても、マイノリティ意見として、重要なのかもしれない。

 結局のところ毎年最初のブログは箱根駅伝になりがちなのだが、ここはあえて今年の色を占うという点で、元旦をみていこうと思う。

スポーツニッポン: タモリ「立派だよ」 SMAP
日刊スポーツ : もう18歳だもん 広瀬すず、初ロマンス

 この2紙は、今年は芸能に力を入れていく感じなのであろう。SMAPも広瀬すずも去年、とにかくメディアでみない日はなかったくらい注目を集めた人たちだった。今年は、ここから芸能面に勢力を伸ばしていくのであろう。

スポーツ報知: 寿Wスクープ 岡本
東京中日スポーツ: 柳へ 金言お年玉 憲伸から
デイリースポーツ : 新春激白 金本監督 

 この3紙は今年も相変わらず推し団ネタを常に提供していきますという気概を前面に押し出している。…スポーツ報知は岡本選手を1面というのは意外だったが、新年から球団選手のおめでたい話題なので、あえて持ってきたのだろう。
サンケイスポーツ : ヤ軍 再生へ夢タッグ 松井氏 黒田氏

 サンケイスポーツは、恐らく海外で活躍する日本人選手らに力をいれていくのではないかと思う。したがって、2017年はダルビッシュ、マエケン、WBCに関する1面が多くなるのではないだろうか。

 元旦は、その年の最初を飾る重要な紙面。
 力を入れていきたい方向性を示しているのではないかと思うのだ。

 個人的には、スポーツニッポンと日刊スポーツのスクープ合戦になると、なおのことスポーツ紙1面が盛り上がるのではないかと思って、期待している。
 2016年はスプリングセンテンスなんてのが流行語になったが、2017年はスポーツジャパンとかデイリーパブリケーションとか流行語になるかもしれない。

 今年もスポーツ紙1面が盛り上がっていきますように。

 スポーツの神が祭られているという、亀戸天神に手を合わせてきた…のだが。さて。ご利益はあるのやら。


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2016年12月28日

終焉の日

 何事にも、終焉の日はやってくる。

 今年はじめに、SMAPの解散がニュースになった。長年SMAPのマネージャーを務めていた女性がジャニーズ事務所を退社することが発端となった。まあ、そんな経緯はもういろんなメディアで報道されているから、皆さんご存じだろう。
この時は、何だかんだでジャニー氏に追随して退社する意向を示していたメンバーが頭を下げて、解散は回避された。そして騒動を巻き起こしたとして、生放送で5人が謝罪会見をしたのだが、その翌日の1月19日付のスポーツ紙1面は、その模様を伝えていた。1面ジャックである。「国民的アイドル」とよばれる彼らの騒動は、こうしてスポーツ紙各紙が高い関心を持っていたことを窺わせた。

ところが、8月に、SMAPがやはり解散することを発表した。
 いろいろありながらも存続を一旦は示したものの、結局一度見つかったほころびは、元に戻らなかったようだ。
 この時の発表の翌日、8月14日のスポーツ紙1面も1月の生放送謝罪会見と同じく、6紙ともSMAP解散だった。つまり1面ジャックしたわけである。

 解散云々で1面ジャックを2度もするのは、過去には山口百恵の引退かキャンディーズの解散くらいだったのではないだろうか。…といいつつも、このころはまだ1面を調査していないので、彼女らがジャックしたかどうかもわからない。が、衝撃の度合いで言うと、恐らく同じくらいだろうと思う。

 そして26日、20年間続いていた彼らの冠番組、通称「スマスマ」が、最後の放送日を迎えた。本当の解散自体は大晦日だが、5人そろって公共の電波内でみるのは、これが最後だった(紅白は正式に辞退したようなので)ため、この日も相当の注目度の高さだった。
 だが、謝罪会見とは違って生放送ではなかったこと、大晦日が本当の意味での解散日ということもあってか、27日のスポーツ紙1面はジャックできなかったのである。
 言わずもがな、東京中日スポーツとデイリースポーツがジャックを阻んだのである。かといって、もっと話題性のある記事を1面にしたかといえばそうでもなく。
 去る者追わずの精神なのか。それとも大晦日の最後の最後まで奇跡を信じるファンのためにまだ可能性を見出そうとしてあえて1面を外したのか。

 2016年、毎年清水寺で発表される今年の漢字は「金」だった。オリンピックイヤーだったこともあり、過去にもオリンピックイヤーで3回今年の漢字になっている。
 それでも、ここまで世間を1年間賑わせた彼らをみると(2度の1面ジャックはやはりすごいと思うのだ)、5位の「驚」(理由にSMAP解散など驚くことが多かったとの意見)も、アリだったのではないかと思う。不倫騒動もあったし「騒」とか。

 大みそか、本当の意味での解散がある。スポーツ紙にとってもXデーとなるのは違いない。SMAPファンのみなさんも、きっと1面で最後に5人の姿をみたいと思っているに違いないと思うのだが、どうだろう。
 2016年も、弊社営業日、無事に本日最終日を迎えました。
 今年も弊社並びにブログをご愛顧くださり、誠に感謝しております。
 来年もまた、ジャパン通信社グループ一同、更なる向上を目指し、精進いたしますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、良いお年を。


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2016年12月22日

心よりの土下座

 先週、こちらのブログでも書いたが、18日、クラブW杯決勝が行われた。
 レアルマドリードVS鹿島アントラーズという、鹿島ファンにはぞくぞくする程の興奮冷めやらぬ決勝カードであったことだろう。
 ただし、先週わたしがここで書いていたのと同じような気持ちをお持ちだった方が多くいたことも事実であろう。テレビでの放映で解説で出ていたさんまも、試合後、本心を吐露していた。「今回の一番の功労者はレフェリーだった」と。
 今回の決勝についてはいろんなところで審判が「レアル寄り」だと批判されていたが、それでも延長までレアルを追い詰めた鹿島の粘り強さは称賛に価する。
 惜しくも延長戦で負けてしまったが、堂々と胸をはって準優勝と誇れる内容だったと思う。
 先週ここで書いたのは、優勝でもして1面ジャックしたら「潔く謝る」と書いたのだが、それ以上の感動と驚きを与えてくれた鹿島に、心よりの土下座をしたい。まあ、実際のところは1面ジャックとはならなかったのだが。それでも延長戦にもつれ込むところまでいったのは、これ以上ない善戦と言えよう。
 それから、レアル寄りの審判に関しては、そんなのどの試合だってありうることで、今回は開催国の日本はホームだし、時差による体調に関しても他のどの国よりも有利だったことを考えれば、差し引きゼロとしてもよいのではないだろうか。
 寧ろ、明石家さんまがコメントしたように、レフェリーの今回の審判は、相手が南米や欧米の、フーリガンを代表とする過激なサポーターがいる国だったら、それこそ命をかけた審判だったであろう。ある意味、勇気のいる一瞬の決断だったのだ。

 ちなみに今回、試合翌日19日の1面はスポーツニッポン・スポーツ報知・サンケイスポーツ・日刊スポーツの4紙で2点ゴールを揺らした柴崎選手が獲っていた。優勝したレアルマドリードのハットトリックを決めたCロナウドは、飾りとして使用されたに過ぎない。
 
 世界一をも超える結果を出した柴崎選手。今回はこれで満足していただけないだろうか。いつかまた、レアルを追い詰めて、2016年のクラブW杯はまぐれなんかではなかったんだということを世間に知らしめれば、きっと自ずと1面ジャックという結果がついてくるだろう。
 …まあ、今回の活躍で、どうやら欧米のクラブが柴崎選手の獲得に動き出したようなので、いつまで鹿島アントラーズにいるかはわからないが。どちらにせよ、ビッグクラブを脅かす選手に育って、低迷する日本代表を担っていってもらいたいと思う。


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2016年12月16日

冬の1面風物詩

 もう2016年も残すところあとわずかとなった。
 仕事からの帰り道では、忘年会帰りのサラリーマンたちをよく目にするようになった。街のイルミネーションもクリスマスらしくなってきており、12月という月が、他の月に比べてはるかに存在感があることを感じさせている。

 12月になると、スポーツ紙1面でもやはり冬の風物詩が登場するようになる。
 その一つに、ウィンタースポーツだろう。
 今週はフィギュアスケートのグランプリファイナルが行われ、男女含めて史上初、羽生選手が4連覇を達成したのである。ただし、フリーでの演技は3位にとどまるという、少しばかり驚きの結果だったが。どんな王者であれ、やはり「絶対」はないのだな、と思わせられる。
 そして「絶対」でないことは、何も1位を獲るだけではない。史上初の4連覇であっても、1面ジャックは「絶対」ではないのだ。今回も、3紙にとどまったのだ。
 去年、圧倒的強さで3連覇を成し遂げたとき、総合点数300点越えをしたこともあってか、4紙1面だった。そのどれもが「羽生超え」と見出しを打っていた。頂点に立つもの、己が最大の敵と言わんばかりに。
 ただ、今回は自分だけでなく、フリーの演技では2人も羽生選手を上回る点数を出したのである。それもあってか、1面での取り扱いは4連覇と言えども、去年よりも下回ってしまったのであろう。
 しかしながら、2014年の2連覇のときは、なんとデイリーを除く5紙1面だったのだ。優勝が当たり前になってきてしまったのだろうか。1紙ずつ年々減ってきているのは、少しばかりアスリートへの尊敬の念が薄れてきてしまってはないだろうか。…羽生選手は勝って当たり前という風潮になってきてしまっているのだとしたら、大変失礼な風潮としか言いようがない。

 そしてもうひとつ。冬の風物詩といえば。古くはトヨタカップとよばれた、クラブW杯。国VS国ではなく、クラブの頂点を決める大会。トヨタカップのころは欧州クラブ王者と南米クラブ王者の対決だったのだが、今はそれが変わってきている(トヨタカップのころのほうが好きだったが)。
 そのクラブW杯、トヨタカップと変わらないのが、12月に開催ということ。まさにサッカー好きからすれば冬の風物詩である。
 
 そのクラブW杯で、なんと開催国枠で出場した鹿島アントラーズが、決勝進出を決めたのである‼しかも、準決勝で、南米王者のアトレチコ・ナシオナルを破っての決勝進出である。
 日本国民としては喜ばねばならない…のだが、やはり前述したように、欧米王者VS南米王者のころが懐かしい身としては、少しばかり拍子抜けしてしまっている(アントラーズファンの皆様、大変申し訳ない。嬉しくないわけではない…けれど、けれど、決勝というには…という、複雑な心境なのである)。

 でも実は、スポーツ紙記者も同じ心境だったのではなかろうか。
 何故なら、1面にしていたのは、3紙のみだったからだ。恐らく、優勝でもしたらそれこそ1面ジャックの可能性はあるだろうが、それまでは「1面ジャックにはまだ早い」とクギをさしているのではないだろうか。
 15日木曜日、優勝して1面ジャックするか否かの結果が出る。
 1面ジャックしていたら、間違いなく来週も引き続きブログは鹿島アントラーズになるだろう。その時は、鹿島アントラーズファンに、わたくし、潔く謝る覚悟である。



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2016年12月09日

大谷祭り

 今週は、毎日のように日本ハムの大谷選手が1面を飾っていた。
 
 男子ゴルフではシーズンが終了し、池田勇太選手が念願の賞金王になったというにも関わらず、日刊スポーツ1紙のみの1面。…やはり連覇がかかった石川遼選手か、いまや日本男子ゴルフ界のエースになった松山選手が優勝しないと、1面ではなかなか取り上げてくれないらしい…。
 Jリーグも王者が決まり、大逆転の末鹿島アントラーズが年間王者の座についたのだが、こちらもスポーツニッポンと日刊スポーツ2紙のみである。…こうみると、日刊スポーツはそれなりにアスリートの苦労に報いる1面作りを目指しているようだ。せっかく1年間頑張って年間王者になったにも関わらず、週末のGTの競馬予想を1面にされてちゃ、選手もファンもモチベーションがダダ滑りだろう(もちろん、ウマだって騎手だって、1レース1レースにかけて臨んではいるのだろうが)。

 そんな今週の、アスリートに対して冷たい北風が吹き荒れる中、一身に注目を浴びていた選手がいる。それが、冒頭で書いた大谷選手。
 契約更新の際、日本ハムから将来的に大リーグへ進んでもよいというような確約をいただいたようなのだ。日本球界にとっても、日本ハムにとっても大打撃ではあるが、大谷選手が海を渡ったあとも、体の大きなスラッガー相手に日本と同じように二刀流で活躍してくれたら、どんなにか日本中に元気があふれることか。どんなに日本中が勇気づけられることか。
 まだまだずっと先のことになるであろうが、必ずやってくるであろう大谷選手の大リーグへの移籍の日が、一歩ずつ実現に向かっていることを、今週の1面で起きた大谷選手祭りが示している。
 確約をもらったというだけでここまで連日1面を賑わせるのも、大谷選手がもう既に日本のエースであることを証明しているといえよう。


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2016年12月02日

1面に載る悦び

 今週の出来事と言えば、まあ多分、ほとんどの人が連日ニュースで続報が流れている歌手のASKA被告の覚せい剤使用容疑での逮捕だろう。何せ、自分で「盗聴されている!」と110番しちゃったわけで。
 もう転落の一途を辿っているなあと思わざるをえない。ドラマ「振り返れば奴がいる」の主題歌「Yah Yah Yah」や、「101回目のプロポーズ」の主題歌「SAY YES」など、名作ドラマの主題歌を担当してヒットを重ねてきたのに…。相方のチャゲさんも気の毒である。

 それにしても「Yah Yah Yah」の出だし、覚せい剤逮捕後の今読むと、何て意味深なんだろうと苦笑いしてしまっているのは私だけではないだろう。私ら世代の人なら一度は耳にしたことがあるはずだ。
「必ず手にいれたいものは 誰にも知られたくない  百ある甘そな話なら 一度はふれてみたいものさ  勇気や愛だと 騒ぎ立てずに その気になればいい」
で、このあと有名な「これから一緒に(×2)殴りにいこうかー」に続いていくのだが。

夜21時すぎにニュース速報が流れてきたくらい、ビッグニュースだったのだが、結果としてはトーチュウとデイリースポーツを除く4紙が1面だった。

この話題は恐らく今後もちょくちょく出てきそうなので、今週はスルーしようと思う…と言いつつ、前置きで長いこと書いてしまったのだが。

今週は、オリックスからFA宣言して阪神に移籍した糸井選手について書こうと思う。
35歳にして4年契約。ここからしてすごい。年齢的に、阪神に骨をうずめる覚悟なのだろう。
契約が決まったデイリーの1面は今にも踊り出さんばかりに、見出しには「糸井 入団会見 キャリアハイで監督胴上げ スポーツ紙1面ジャック」とあった。
本人もコメントで「13年間やってきてこんなに1面に載ることがなかったので」と言っていたが、いやいや、阪神に移籍したら、いい時も悪い時も連日1面である。まあそれも、水を差すようで申し訳ないが、あえて言わせてもらえば、デイリースポーツだけである。
ただ、そのことをデイリースポーツは認めていないことが、今回発覚した。
というのも、「(タイガースは)マスコミの追う数が12球団で随一」と書いてあったり、記者会見での糸井選手のコメントも「マスコミのイメージが強くて、新聞の大半を占めているというイメージ」と載せたりしているが、大半でいうなら、やはり巨人に勝るものはないんじゃなかろうか。あとは最近では大谷選手率いる日本ハムか。
連日1面って…。それはデイリースポーツの1面というだけであって。
糸井選手、そこで喜んじゃ、後がもたないのでは?調子悪ければ、デイリースポーツは1面でつるし上げにしてくるのだから…。心して、4年間全うしていただきたい。
まあでも、優勝して金本監督を胴上げ出来たら、正真正銘の1面ジャックになることは間違いないと思うので、そこは是非とも目指していってもらいたいと調査隊も願うばかりである。



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2016年11月24日

11月の大雪がもたらした1面

 本日、朝からみぞれ混じりの雨だったのが、雪に変わり、東京では54年ぶりの11月の初雪を観測した。
 降るぞ、降るぞと2,3日前から予報では言われていたけれど、最近結構天気予報が外れることもあったので、さほど気に留めていなかったのだが、本当に雪になった。

 さて。東京に初雪をもたらしたこの寒気。数日前にすでに北海道には強い寒気がなだれ込んでおり、23日には最高気温−4度という11月とは思えぬ極寒の気温を記録している。そうなってくると、やはり北海道をもってしても「聞いたことがない」くらいの11月としては異例の猛吹雪に見舞われているのである。

 この北海道の大地をホームグラウンドをおくのが、先日大谷翔平選手の大活躍によって日本一の栄光を手にした日本ハムファイターズなのだが、一時は大学にまでメディアが押し寄せていたほど有名人だったハンカチ王子こと斎藤佑樹投手が所属している。
 もう既にスポーツ紙の1面ではお目見えしなくなってきた彼だが、なんと野球とは別の話題で1面に取り上げられたのだ。
 それが、北海道美瑛町で起きた横転事故による人命救助。漫画のような、本当にあった出来事。対向車線を走っていたミニバンがスリップ、横転した際に、ミニバンから運転していた男性を助け出したというもの。
 23日のスポーツ紙朝刊では、なんとスポーツニッポンと日刊スポーツの2紙が1面に取り上げられていた。もちろんスポーツ紙だけでなく、テレビのスポーツニュースやネットでも話題になっていた。スポーツニュースでの記者に対する受け答えは昔の好青年の面影を残すような「居合わせただけで大したことはしていないが、人としてできることをしただけ」と優等生コメントをしていたが、どうやらネットの住人達には辛辣なコメントをされてしまっているようだ。
「プレーでも活躍してほしい」なんてものは序の口。「プロ初白星が人命救助」とか「戦力外通告されているかと思ったら人命救助してた」なんてものから、ひどいのは「斎藤佑樹に助けてもらってまで生きたいとは思わない」とか。
…斎藤佑樹が可哀想とかそんなんでもなく、別の意味で人間性を疑ってしまうのはわたしだけだろうか…。
そんなんだから、スポーツ選手も芸能人も「エゴサーチ」を自ら禁じている人が多いのだろう。いいじゃないか、素直に「人命救助、すばらしいね」で。本人だって、プレー以外でプレー以上の注目を浴びているのはいたたまれない気持ちもあるだろうし、そこをわざわざ他人が匿名でほじくり返すのは、大人げないと思うのだが。

スポーツ紙の1面が、素直に「人命救助」として1面で称えていてくれたことが唯一の救いであろうか。

 めげるな、ハンカチ王子‼ファンでは決してないけれど、悪意あるネットコメントには屈してもらいたくないのが、スポーツ紙1面調査隊なのである。


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2016年11月17日

フィッシング詐欺1面

 17日朝刊。
 コンビニや駅の売店に並ぶスポーツ紙1面の見出し。
 「原口」「元気」「ハリル監督」の名前が踊る。そして意外や意外、デイリースポーツまでも「原口」‼
 そう、16日に行われた男子サッカーのロシアW杯のアジア予選。もう後がない、日本が対戦するのは現在予選B組1位のサウジアラビア。これは勝ち点3をとるしかないという、背水の陣での勝負。ドローも許されない。
 結果、今までの功績・実績から、ハリル監督も海外組の香川・本田両選手をスタメンで使ってきたのだが、恐らくこの試合は、自分が信じる感覚でスタメンを決めてきたのだろう、その采配が的中したようで、新メンバーの活躍と、彼らの活気あふれるプレーがさく裂した。
 2点先取のあと、後半、気が緩んだ(ように、私からはみえた)一瞬のスキをついて、1点返されたが、その後あちらに退場者がでたこともあって、無事に逃げ切った。この返された1点がなければ、得失点差で実はB組トップになれたのだが。まあ、そこはまだまだ予選が続くので、とりあえずは置いておこう。

 で、今回のサウジアラビア戦、1点目は清武選手のPK弾。2点目は原口元気選手。この2点目が決定弾になったことで、17日の見出しには「原口」「元気」の文字がおどったのである。ここで驚くべきは、なんとデイリースポーツまでもが「原口」1面だったのだ。

 「おっ」と思ってデイリースポーツを買ってしまった方は、彼らの老獪な手法にダマされてしまったわけである。この原口、阪神の「原口文仁」選手なのである。そんな1面にするほどのネタではないので(まあ、毎日のように阪神ネタで1面にすることもないネタが続いてはいるのだが)、この日ばかりはあえて当ててきただろうとこちらも邪推してしまうのだ。これは16日のサッカーの話題は読み漁りたい方々をターゲットにしたフィッシング詐欺に近くないだろうか…。言い過ぎだろうか。いや、でもレジにくらいまで持っていってしまった人は必ずいるだろう。
 1面調査隊から一言申し上げたい。デイリースポーツの記者の方、堂々とサッカーも応援しませんか‼



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2016年11月11日

1面におけるネームバリュー

 ネームバリューの重要度は、高校生にまで影響を及ぼすものなのか、と今更ながらに1面トップを飾る難しさを感じた1週間であった。
 春の選抜を決める都大会、清宮君率いる早実が決勝まで残った。夏もメディア・ファンの集客率には目を見張るものがあったが、結局この時は決勝までいくことなく、怪物と呼ばれた清宮君一人の力では甲子園は難しいということを実証したのだったが。
 今回、清宮君は、実は決勝で5打席、全て三振してしまっているのである。全く快音を響かせていないのである。
 その次打席の1年生の4番野村選手がきっちりと最後に2ランを打って劇的なサヨナラ勝ちとなったのだ。
 まさにミラクル。メークドラマ。清宮君も、後輩ながら頼もしい野村君に去年までの自分を重ねたかもしれない。1年生は、重圧を必要以上に感じてしまうか、もしくは怖いもの知らずで何も恐れることなく実力以上のものを発揮できるか、2パターンに分かれるであろう。1年前の清宮君や、今回の野村君は、後者に相当するのかもしれない。主将になって必要以上に重圧を感じてしまったのは、今回の決勝での清宮君かもしれない。
 それが空回りしたとしても、きっちりと後ろで受け止めてくれる、頼もしい後輩がいるからこその全国区に出られるチームとなりえるのだと思う。
 が、今回センバツ出場を決められたのは、これまでチームをまとめてきた清宮君の力はもちろん大きいが、サヨナラ2ランを放った実質的な立役者は野村君だったはずだ。
 それが、蓋をあけてみれば、清宮君一色。清宮君が胴上げしている写真ばかり。いいのか、それで。スポーツ紙記者よ。主将だとしても、決勝で5打席空振り三振だった清宮君を1面にして、野村君には見出しですら触れていないのは、野村君の今後に影響しないのか…。どうか、腐らないでセンバツでも活躍していただきたいものである。ひたすら、この若武者のために祈るばかりである。

 そんなこんなで野球ばかりが1面を賑わす日本のスポーツ紙1面だが。
 なんと。めったにない、まさに世界的政治ネタが1面を獲ったのである。それも、日刊スポーツとスポーツニッポンという、スポーツ紙の中心的役割を担う2紙の。
 もう想像はついていると思うが、アメリカ大統領選挙の結果である。もちろん、1面はトランプ氏の大見出しとアップの写真。
 ほんとーーーーーに、滅多に政治の話題が1面を獲ることはないのである。スポーツに関係ない政治オンリーの話題が1面を獲っていたのは、東日本大震災後の崩れ落ちている原発炉への対応以来じゃなかろうか。日本の選挙の翌日ですら、1面を獲ることは殆どない。谷亮子とか、元スポーツ選手が当選したとか、そんなことくらいだった。一気に国も話題も飛び越えて日本のスポーツ紙の1面を獲ったトランプ氏は、ある意味「さすが」の一言につきる。ネームバリューはやはり世界規模だった。


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