2016年11月02日

新“持ってる”男、大谷‼

 もう少し引っ張るかなーと思いきや、案外第5戦、6戦であっさりと決まってしまった。引き延ばしての、第7戦で黒田投入、そして黒田最後の試合で勝利で優勝なんてプランを広島は考えていたのだろうが、そんなにうまく事は運ばないのが現実だ。
 それに引き換え、日本ハムは出し惜しみなく、泣いても笑っても今年のシリーズはこれがシーズン最後とわかっていて大谷選手をだせるところで出した。投げては165キロ、代打で出てもきっちり打って結果を出すという、恐るべし二刀流・大谷選手。
 で、この日本ハムの優勝だが、1面の結果はというと、5紙1面。広島が勝利だったら恐らくデイリーも日本シリーズにしていたのだろうが、敗北を喫したので、あえて触れずにまさかの競馬予想。
 日本ハムの優勝を1面にした5紙にも、色が出た感じもする。大谷選手を見出しに、優勝とした紙面が3紙。栗山監督が1紙。大谷選手は今シーズン、自他ともに認める中心選手だからこれはわかる。栗山監督も、わかる。サッカーだって、誰が点を決めようと、「ハリルJAPAN」が見出しになることはよくある。監督が率いているのはその通りなのだから。もう1紙は、何故か中田選手。今年そんなに目立った感じもなかったが…。大谷選手や栗山監督を抑えての1面見出しゲッツ‼

 それでも、今年の日本ハムの優勝は、やはり大谷選手あってこそだったなという総合的なイメージが残るが、優勝した栗山監督をもってしても、「最後に黒田投手の試合が見たかった」と言わしめた黒田投手の存在感は、広島カープ関係者でなくとも、納得だろう。是非、本当に最後の最後で引退試合があるとするなら、そこで大谷選手との投手対決が実現していただけると、スポーツ紙も盛り上がることだろうと密かに願っている。


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2016年10月28日

黒田VS大谷 1面対決も延長戦

 今週から、日本シリーズが始まった。
そして思いがけず先週に引き続き黒田VS大谷という構図になった。
 しかも、黒田選手は投手としてだが、大谷選手は何と代打での1面である。
 日本シリーズ第3戦、黒田投手が先発したこの試合で、延長10回、代打で回ってきた大谷投手が、なんとサヨナラ弾を放ったのである。
 なんと「持っている」男なんだろうか。
 第1戦に先発出場も、完全アウェーの広島の熱気に気おされたのか、3失点KOで黒星がついてしまった大谷投手。それで逆に打者として火がついたのかはわからないが「とられた分の倍はとりたい」といって、有言実行した形だ。半沢直樹ばりではないか。「やられたらやり返す‼倍返しだ‼」というセリフを是非に言っていただきたかった。
 日本シリーズが始まる前に黒田投手は今季限りでの引退を発表していた。この第3戦は事実上の最後の試合だった。6回に足の張りを訴えてマウンドを降りたが、他のナインたちも含めて黒田投手に勝利を捧げたかったであろう。その広島の選手やファンたちの気持ちをも圧倒する、大谷選手の運と実力。
 野球の神様がいるなら、愛されているだろうなあと思わざるをえない。
 まあ、黒田投手も自分が引退するからって対広島戦で手加減されても、逆に引退しても後味が悪くなってしまうだろう。
 あれだけのスーパースターに全力で向かってこられた最後の試合は、黒田投手にとっても思い出深い、プロとして最後の試合にふさわしいと思えるものになったであろう。

 プロとプロとの本気のぶつかり合いで、2−2のタイまで持ち込んだ今年の日本シリーズ。野球ファンのみならず、皆がわくわくできるような、そんなシリーズになっているようだ。いよいよ、再度場所を広島に移して、最終決戦が行われる。これで、名実ともにどちらが1面ジャックに値する器か、判明する…。
 来週の結果に、乞う、ご期待あれ。


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2016年10月21日

黒田VS大谷、世紀のセ・パ1面ジャック対決‼

 今は何はともあれ、野球だ。
 日本人は、とかく野球が大好きだ。
 だから今週は野球が1面だらけでも、許してあげていただきたい。

 何せ、先週は一足先に広島が日本シリーズ進出を決めた。25年ぶりという干支を2週もまわった長期間にわたる地元愛の勝利である。スポーツ紙が盛り上がらないわけがない。
 その広島、日本シリーズ進出決定は、トーチュウに阻まれ、残念ながら5紙1面で終わってしまったのだが。トーチュウは中日がクライマックスシリーズにすら進出できなかったからか、クライマックスシリーズそのものに興味を失ったようにみえた。なぜなら、この日1面にしていたのは来季の成績に大きく影響が出てくるであろうドラフト予想だったからだ。

 そんなトーチュウをも、そして阪神・広島というデイリースポーツのおひざ元ではないばかりか、セ・リーグですらないパ・リーグが、1面ジャックをするという快挙を成し遂げた。
 それも、個人選手名で。日本ハムの大谷投手である。まさに、投手・野手での二刀流というだけでなく、セ・パともに心をつかむ二刀流である。今週はこれでブログは決まりだな、と思っていたところ、その二日後、今度はセ・リーグの投手が個人名で1面ジャックをすることになった。
 もうお分かりだろう。…まあ、タイトルもまさにそれなのだが。

 このブログがアップするころには、知らない人はいないであろう、黒田投手の引退発表。
 これはスポーツニッポンやサンケイスポーツなどの推し団がないスポーツ紙だけでなく、トーチュウもデイリーも黒田投手のアップの写真とともに引退の文字をはっきりと浮かび上がらせる趣向だった。
 海を渡って大リーグで活躍後、あちらでのオファーを断って、野球人生の最後を日本で迎えたサムライ、黒田投手。25年ぶりに古巣に優勝という大きな贈り物とともに去っていくなんて、まさに「男気」黒田である。
 スポーツ紙の読者層のハートを掴むには、この男気が必要なのだろう。

 こうしてセ・パ両エースが1面ジャックを果たしたので、延長戦突入となる…。日本シリーズで、黒田投手と大谷投手がどのような結果を残すかで、1面対決は決着が着くであろう。乞う、ご期待である。



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2016年10月14日

ハリルジャパンの新聞各社の評価 & おまけ「全国紙の読者層」考察

 スポーツの秋。盛り上がるスポーツ紙‼
 クライマックスシリーズが、絶好調である。毎日のように1面を飾っている。日本の期待の星、大谷投手も投手でもバッターでも絶好調。スーパーヒーローである。

 そんなクライマックスシリーズがスポーツ紙1面を席巻している今週、ある大きな大会の予選があった。…もう負けられない、サッカー日本男子代表の、ロシアW杯出場をかけたアジア予選である。今回の相手はオーストラリア。そしてアウェー戦。背水の陣で臨んだこの1戦。結果はというと、ドロー。

 さて。この結果を、スポーツ紙各紙がどうとらえたか。
 それによって、物事の見方というのは変わってくる。
 よく自己啓発本やビジネス書にある、「コップに入っている半分の水を、まだ半分あると捉えるか、もう半分しかないと捉えるか。それによって、その後の行動に大きく変化が現れる」というものと似ている。

 ちなみに、このハリルジャパンの敵地でのドロー試合を1面で取り上げたのはデイリースポーツを除く5紙。各紙の見出しは以下の通り。

スポニチ:喜べない勝ち点1 3戦連発 PK献上
スポーツ報知:組織で封じた豪の「高さ」 ドロー奪った‼自主的5バック 脱ハリル
サンスポ:年内続投!延命ドロー ハリル監督
日刊スポ:選手交代も無策ドロー ハリル監督進退会議
トーチュウ:してやったり‼敵地で豪州と1−1 ハリル監督 上出来ドロー

 ドローで終わったことを評価しているのがスポーツ報知、サンスポ、トーチュウ。ドローで終えたことを非難しているのがスポニチと日刊スポーツ。見出しだけでもわかる。
 この5紙のどれを選ぶかで、その購読者のハリルジャパンに対する評価は自ずと変わってくるだろう。ちなみに、東京本紙の総合発行部数(2015年度メディアデータ参考)、評価側3紙合計1,689,798部。対する非難側総合発行部数(同上参考)、2紙合計1,656,775部。
発行部数=購読者数とはもちろん言えないが、結構拮抗しているではないか‼

 これでデイリーがどちらにつくかで1面合戦の決着が着いたのだが。

 こうしてみると、1面を見比べる面白さを改めて感じる。全国紙ではよく比較されるのが社説での考え方だったりするのだが、スポーツ紙はそこまで一貫した社内での思想があるのかはわからない。それでも、試合結果ひとつとってもこうして真逆の見出しに分かれるのだから、やはり人間の考え方は十人十色なのだなあと思ってしまうのだ。

 次のハリルジャパンの結果次第で、その新聞それぞれの考えに一貫性があるのかどうかも、恐らく出てくるだろう。…と、今更ながら1面調査隊らしく分析してみた。

 ここから先は、おまけ。

 東洋経済新聞社の記事に、面白いものがあったので。
 スポーツ紙の論評について上で語ったので。読者層の偏りが地域によってあるのか否かということに焦点を絞った記事。

 東京都53市町村と神奈川県横浜市18区と川崎市7区でそれぞれ最も読まれている新聞を、フリーライターの小林氏が独自で調査したものである。オフィスが集中する東京都港区・新宿区・渋谷区・中央区・千代田区のザ・ビジネス街では当然のごとく日経がトップ。その他東京13市区・横浜8区・川崎1区では朝日がトップ。なんと販売部数全国1位を誇る読売はその他の市区町村でトップという結果になった。
 先のスポーツ紙のところでも書いたが、必ずしも購読者=発行部数ではないこと、販売店に卸している部数にしても、営業力の差というものもあるので、全てが社会情勢を反映しているとは限らないことだけ、念のために付け加えておく(筆者の方もそのようにことわりを入れている)。
 そして朝日新聞がトップになっている13市区を見ると、JR中央線エリアの市区沿線だそうだ。このJR中央線エリアは首都圏でも高学歴層が多いエリアだという。大学卒の割合が、他の鉄道沿線エリアに比べると突出しているようである。そういえば、大学入試では必ずと言ってよいほど「天声人語」を予備校でも推奨されたものである…。朝日新聞は必読だと、思い込まされていた気もする。
 面白い結果がもう一つあって、荒川区では王者朝日を抜いて2位、墨田区・足立区・江戸川区・葛飾区・板橋区では読売・朝日に次いで3位につけたのが、なんと産経新聞。
 筆者の方の分析では、2002年8月まで「下町版」というのが存在しており、下町の情報を手厚く扱ってきたからではないかとしているが、つい先日まで仕事上産経新聞を調査していた私が考えるに、1部110円という安さ、文字の大きさ、カラー記事の多さから、ご年配の方々にも読みやすい紙面になっているからではないかと推察する。

 こうした、全国紙が読まれている地域性も、分析してみると、非常に奥が深いものがある。新聞社それぞれの論調とともに、読む側の視点というものも大いに新聞の発行部数に関わってくるのであろう。


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2016年09月30日

祝‼優勝×2

 早いもので、もう9月も最終週。

 今週はスポーツ紙1面にとっては山場だった。
 何といっても優勝ニュースがふたつあったのだから。

 ひとつめは豪栄道。日本の国技、大相撲での14戦全勝での千秋楽待たずしての優勝。
 圧倒的強さを誇る横綱白鵬が休場とはいえ、ほか二人の横綱にも勝利しての優勝は、アッパレの一言につきる。しかも聖地国技館。
 これには館内も大いに沸いたようである。
 負けじとスポーツ紙1面も大いに沸いていた。何と、あの東京中日も豪栄道の優勝を1面に持ってきていたのである。名古屋場所などであればいざ知らず、あまり見ない1面だったので、逆に驚いてしまった。とはいえ、さすがのデイリースポーツは崩せなかったようである。25日朝刊の1面は全勝ならず!
 しかしながら豪栄道は、他のスポーツ紙の1面よりも何よりも、トーチュウの1面をがっつり飾れたことを、誇りに思ってよいだろう。

 二つ目は、セ・リーグにやや遅れてようやくパ・リーグの覇者となった日本ハムファイターズ‼
 こちらは、東京中日が豪栄道を1面にしたのよりももっと驚きの、何とデイリースポーツが大谷投手を1面にしていたのである。
 かといって、1面ジャックにならないのが難しいところである。ここは東京中日スポーツがジャックを阻んだのである。
 それにしても29日付の1面、日本ハムの1面とはいえ、大谷、大谷、大谷の連続で、少しばかり栗山監督が可哀想になってしまったのは私だけだろうか。
 確かに優勝を決めたゲームでの先発も大谷投手だったし、この優勝の立役者は間違いなく大谷選手なのだが。広島カープが優勝した時は、1面の見出しや写真が、黒田投手だったり緒方監督だったり、まあバランスが取れていたわけなのだが。今回の日本ハムの優勝に限って言えば、デイリーも含めてみな大谷イッポン。
 …大谷投手以外の選手も、でもまだ、クライマックスシリーズでの戦いぶり如何によっては、きっと大谷選手や栗山監督を抑えての1面の可能性は残されている‼はずである。よって、ここからの巻き返しを1面調査隊としても期待したい。
 知名度的には大谷投手であるが、どこまでの活躍をみせたら、大谷投手を抑えて1面を獲れるのか。それとも大谷投手の活躍がそれほどでなければ特に日本ハムを1面にすることもないのか。
 いろいろな意味で興味がある結果になりそうである。是非とも、クライマックスシリーズでは選手全員の全力投球がみたいものである。



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2016年09月23日

セ・リーグが熱い

 雨が降り続いているこの1週間。
 三田寛子も夫である歌舞伎役者中村橋之助の浮気報道での会見で「雨降って地固まる」なんて言っている。晴れていたらなんて言っていたんだろう。メディアでは彼女の会見が神対応として褒められていた。
 とはいえ、スポーツ紙1面を飾るほどではなかったようである。どのスポーツ紙も今やクライマックスシリーズをかけた最終段階に入ったプロ野球報道ばかり。

 で、広島の優勝が決まった今、熱いのがまたもやセ・リーグ。ラミレス新監督になって1年目の結果が出るところだったのである。

 果たして結果は。
 CS進出決定‼である。
 決定翌日の20日付の朝刊は、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、そしてジャイアンツ新聞であるはずのスポーツ報知も横浜DeNAの初のCS進出が1面を飾っている。もちろん、1面はラミレス監督。
 大変失礼ながら、中畑監督に代わってラミレス監督になった時、正直「話題先行型は変えないんだな、こりゃダメだ」と見切りをつけていたのだが。
 まさかまさかの展開。
 しかもDeNAだったからこそ、驚きもあってか4紙が1面という結果。
 まあ、1位の広島と2位の巨人との差は今のところ15ゲーム差以上ある。3位のDeNAとでは18ゲーム差だ。大きな力の差があるのは否めない。
 では想定内だった、1面にしなかったトーチュウ・デイリー2紙はといえば、もちろん、最下位争いをしている推し団で決まりである。阪神も金本新監督に代わっての1年目だったというのに。この差はなんだろう。片やCS進出で咲き誇る笑顔を振りまいての4紙1面と、片や連日「金本虎体制見直し」的な見出しをつけられ続ける屈辱的な1面の日々。
 こう考えると、阪神や中日は、黙っていても1面を獲れる代わりに、結果が最悪だと、1面で落とすところまで落とされ続ける、地獄の日々が待っているということだ。

 こうして新監督になっての光と影ができていた翌日の朝刊は、またまたDeNAで4紙1面。ハマの番長こと、三浦投手がとうとう引退を決発表したのである。理由は簡潔に「勝てなくなったから」。
 潔くマウンドを降りるこの会見は、ひとつの時代の終わりを告げているようにも見えた。そういう意味では、4紙1面は妥当な紙数だったのではないかと思う。


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2016年09月16日

25年ぶりの…‼

 去年、この時期、私はちょうど広島にいた。
 かぶらなくてよかった、と思う反面、フィーバーの真っただ中に身を置きたかった、と残念に思う気持ちもある。

 もうお分かりかと思うが、広島カープが25年ぶりにセ・リーグを制したのである。
 はい。有無を言わさず、文句なしの1面ジャックである。
 なんと言っても大リーグの名門からのオファーも断って古巣に帰ってきた黒田が、優勝を決めた10日の先発だったのだ。緒方監督という、就任2年目の若き監督だったからこそなのか、チームの纏まりは今まで以上に発揮されていた。ここから、ドラマは始まっていたのである。
 数年後だか、何十年後かあとに、黒田投手と緒方監督の信頼し合う男の友情を軸に映画なんかになるかもしれない、と1面調査隊は思ったりもした。

 1面ジャックでも、各紙趣向を凝らしているのも面白い。日刊スポーツなんかは、新聞の表題の文字「ニッカン」が、365日青文字なのだが、翌日の11日の表題は赤文字になっていた。しゃれたことをするもんだ。デイリーも表題の文字はいつも黄色だが、黄色から赤へのグラデーションで印字しており、最後の伸ばすところも虎のしっぽから赤いこいのぼりに変わっている。スポーツニッポンは、表題「スポニチ」のスの字に、赤い帽子をかぶせている。

 真っ赤に彩られた1面ジャックは、キオスクでもコンビニエンスでもさながら、少し早めの紅葉のようだったに違いない。
 選手に大金をつぎ込めるような球団ではなく、球場自体が市民球場とよばれるくらい、市民の、市民による、市民のための球団だったからこそ、この25年ぶりの優勝は価値あるものだったのだ。
 日本人は特に判官びいきな民族であるから、金に物言わせる巨大な組織を小さな集団が倒すといったような話は特に好むのである。
 まさに日本人好みの価値ある勝利ではないか。まあ、これからクライマックスシリーズも、日本シリーズも待っているが、このフィーバーぶりは半端ない。
 このまま大球団をなぎ倒して、歴史に名前を刻んでいただきたい。まあ、この時点ですでに歴史に名を刻むことにはなっているのだが。
 クライマックスシリーズ、日本シリーズでも神がかった勝利で日本列島を席巻してもらいたいものである。
 いつか私が予言したような、感動の映画になって戻ってきてもらえると、なお嬉しい。
 広島カープ、及びファンの皆さま、関係者の皆さま、本当におめでとうございます。


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2016年09月02日

ワカモノの時代がやってきた

 早いものでもう2016年も残すところあと4ヶ月。
 あっついなぁと強い日差しに目を細めていたかと思ったら、もうそろそろ朝晩、肌寒くなってくるころがやってくる。
 ついこの前まで夏のオリンピックに感動していたのが、今度は冬のオリンピックに心躍らせるようになるのだろう。

 我々にはあっという間の時間だったが、この選手には随分長く感じられたことだろう。
 久しくスポーツ紙1面でお目見えしていなかった石川遼選手。
 ようやく、今週末に行われたライザップ・KBCオーガスタで完全優勝をはたしたのである。腰痛で5カ月も試合から離脱していた期間も、自身、相当辛かったはずだ。
 この間、男子ゴルフ界ではリオ五輪辞退の松山選手やら、五輪に出場した片山選手らの動向が気になってもいただろう。「もし、自分だったら…」とも思っていたに違いない。

 それを乗り越えての完全優勝である。
 完全優勝は、7年ぶり2度目という。まだ24歳で‼7年前と言ったらまだ17歳で、たぶんハニカミ王子と呼ばれて、フィーバー真っ盛りのころだろうか。2009年のサン・クロレラクラシック以来ということだ。
 スポーツ紙1面には「復活」の文字がやはり踊っていた。
 優勝翌日の29日の朝刊は、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツが目出度く1面だった。まあ、デイリーと東京中日は不甲斐ない推し団のケツ叩きで忙しく、1面はそちらに割いていたのだが、そこは予想内のことである。
 このプロ野球の勝敗でもりあがる9月に、4紙1面は立派なものである。それだけスポーツ紙の記者たちも喜んでくれたと言ってもよいだろう。

 それにしても。最近の10代・20代は肝が据わっている。
 リオ五輪卓球銅メダルの伊藤美誠選手も、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手も、大きな壁があればあるほど、生き生きとしている感じがする。
 「最近の若者は…」と嘆くおじさんたちも多いが、ちょっとやそっとのプレッシャーに潰されない、そんな若者も、これからの日本には必要だということだろう。
 スポーツ紙読者層のおじさんたちも、若者の活躍する姿から、どんどんパワーをもらって、みんなで元気な日本にしていけたら、もっと日本は楽しくなると、1面調査隊は思うのである。

 ちなみに。来週のブログですが。関西のスポーツ紙チェックで出張してまいりますので、こちらはお休みします。


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2016年08月26日

感動をありがとう!

 「勝って騒がれるより負けて騒がれるようになれ」と大相撲の安芸の海に師匠出羽の海親方は言った。

 果たして。
 今回、誰もが金メダルは当たり前だとどこかで思っていた(本当はそんな簡単じゃないことは本人も周囲もよく知っているのだが)。どこかで吉田沙保里は霊長類最強で間違いないと安心しきっていた。多分、本人以外は。
 結果、決勝で敗退した。何度も謝る姿に、こちらこそ「当たり前」だと思ってしまって更なるプレッシャーを与えていたことに、謝りたくなってしまった。銀メダルだってすごいのに、あれほど謝らせてしまって、一国民としても申し訳なさでいっぱいである。
 オリンピックの正式種目からレスリングが外されそうになって、身体を張ってレスリングを残すことに必死になっていたこともあったし、レスリングの知名度をあげるためにバラエティ番組などにも多く出演していた。
 それも負けた要因のひとつだと言われればそれまでかもしれないが、誰よりもレスリングのことを想って、レスリングを引っ張ってきたのだ。吉田選手や伊調選手のV3、V4がなければ、ここまでメジャーな競技になっていなかったかもしれない。
 今回の五輪でも、結果のみでしか取り扱ってもらえなかった競技がいくつもある。地元やその業界では五輪にむけて恐らく壮行会やら開催されて背中を押されてリオ五輪にきたのだろうけど、結果が残せなかったら、スポーツ紙ですら結果のみの扱いになってしまう無情な世界なのだともいえる。

 故に。今回銀メダルでも、いや、だからこそ1面ジャックをした吉田選手なのだろう。冒頭の「負けて騒がれる」選手になるまでレスリングを背負ってきた吉田選手に、「ありがとう」と「おつかれさま」を伝えたい。そして。プレッシャーを跳ね除けて4連覇を成し遂げた伊調選手には、文句なしの「アッパレ」である(すみません、上から目線で)。

 それからもうひとつ。
 「アッパレ」な銀メダル。これはもう、鳥肌モノだった…。
 男子400メートルリレー。元々陸上は好きだが、これほど感動させられるとは思わなかった。改良に改良を重ねてつないだバトンパス。予選でもうまくいったが、それ以上を求めてさらに決勝では改良してバトンパスでつないだ。
 自分のなすべきことをそれぞれが行い、バトンで次につないでいく、それだけのことが人にこんなに感動をあたえてくれるのだなと改めて感じさせられた。
 第3走者の桐生選手がラストのケンブリッジ選手にバトンを渡した後に「いけー‼」と叫んでいた姿は、今でも印象に残っている。そしてケンブリッジ選手も憧れのボルト選手の隣を生き生きと走っている姿は観戦している私たちをもさせてくれた。
 勇気と希望をありがとう、リオ五輪&出場した選手たち。


 それにしても。話が随分逸れるのだが。
 天才は1%の才能と99%の努力でつくられるっていうのは、ちょっと違うと思うのだ。
 何故なら、1%の才能がまず何なのかを見極めるのと、それを引き出してくれる環境があるかっていうことの運も必要なわけだ。
 もし、ジャマイカのボルト選手が、1998年、日韓W杯での日本VSジャマイカ戦での勝利を見て感動し、「オレもサッカー選手になるぜ‼」と思っていたら、運動神経は抜群だろうからそこそこの選手にはなったかもしれないが、こんなに世界の歴史に名前を刻む人にはなっていなかっただろう。
ケンブリッジ飛鳥選手だって、あの端正な顔立ちと姿から、やはりモデルのスカウトをされたことがあるらしい。スカウトマンは、たしかに彼の仕事としては間違っていなかっただろう。ケンブリッジ選手、実際のところモデルとしてもやっていけただろう。だが、こんなに世界の大舞台で大活躍するほどの人にはなっていなかったかもしれない。
例えば、高校野球の清宮君だって、お父さんの影響でラグビーにしか興味を持つことがなかったら、高校野球であれほどスポーツ紙の1面をかざることはなかっただろう。お父さんがラグビーと野球と両方をさせてきたのが、今の清宮君を作ってくれたのだ。
錦織選手も、もし同じラケット競技で卓球に興味を持っていたら、これほど世界的に有名な選手にはなっていなかったかもしれない。そして、彼のジュニア時代にこの子は世界で活躍する子になると一目見て感じたコーチに出会っていなければ、アメリカにジュニア時代から留学なんて考えなかっただろう。

すべてはその競技との出会いと、引き出す環境だなと思う。
それを考えると、重量挙げの三宅宏実選手が最後にバーベルにハグしていた姿や、ボルト選手がトラックに何度もキスしていた姿が、とても心にしみてくるのだ。
今までの、出合ってきたすべてに感謝。わたしも、常日頃から色んな事に感謝していようと思う。



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2016年08月25日

あえてのSMAPなのか、この時期に

 このリオ五輪真っ只中、そして日本勢メダルラッシュの中、社会的には終戦記念日・お盆が近づいてきている中、よもやの発表。半年前に収束したかにみえたSMAPの解散。
 結局、本当に解散という結末になった。

 うがった見方をすれば、リオ五輪の最中だから、きっとスポーツ紙もワイドショーもそちらを大きく取り上げるだろうという考えがあったのだろう。また、週刊誌もこの時期、合併号などで発売がずれることが多い。それを狙ったのではないかというコメンテーターもいた。

 だが、それはこの前の解散騒動の反省ができていないと、私は思った。
 何故なら、NHKの錦織圭選手が準決勝でマリー選手に劣勢で苦戦中の中、ニュース速報が入るくらいだったのだ。そして翌日のスポーツ紙はデイリースポーツもガッツリ一面で、文句なしの1面ジャックだった。
 1日前の13日の1面、水泳女子200M平泳ぎで、24年ぶりの金メダルを獲った金藤選手ですら、デイリーが阻んで5紙止まりだった。この14日だって、柔道男子で原沢選手が銀メダル、女子柔道で山部選手が銅メダルと、輝かしい成績を残したのである。
 それでもなお、SMAPだった。社会的大損失といえば、そうなんだろう。実際、大きく芸能関係・音楽関係の株価は大きく揺らいだ。だが、オリンピックのメダルだって、負けないくらい日本経済に大きく影響するではないか。あまりにメダリストたちが不憫である。

 …それとも柔道ではダメだったのだろうか。今回の柔道代表は選手の若返り、井上監督のネームバリューからしても1面を獲れる可能性はしっかりあったのだが。やはり日程的に体操の絶対王者内村選手の活躍の影になってしまったのだろうか。
 もはや内村選手の輝きは、他のスポーツのメダリストらをも陰にしてしまうようだ。
 実際、個人総合で奇跡の大逆転金メダルを内村選手が獲った翌日の12日朝刊は、当たり前のごとく、1面ジャックだった。まあ、本当に観戦しているこちらもドキドキハラハラ、ワクワクさせられて熱狂したのだが。1面ジャックもうなずける面白さだった。

 他の競技も面白かったのだが、1面ジャックにはあと一歩というところだった。96年ぶりに日本男子テニスで日本にメダルをもたらした錦織選手ですら、5紙止まりである。しかも‼驚くべきは、阻んだのはデイリースポーツではなかったのである。なんとも中立的立場であるはずのサンケイスポーツに阻まれたのである。この日のサンスポの1面は…元プロ野球選手豊田泰光さんの訃報だった。…いや、まあ、訃報記事にイチャモンつけようってわけではないのだが。この、「おお!デイリーも1面‼それじゃあっ」ってノリに乗った瞬間だったため、拍子抜けしてしまったというか。
 ここは、世界ランキングに影響しないのにあえて日本代表として壮絶な戦いをしてメダルをもぎ取った錦織選手に1面ジャック賞をあげたかったなあと思うのは、私だけではあるまい。

 それにしても、今回の五輪は、記者の方々も困るくらいに全般的に活躍してくれている。もちろん、ロシア勢が全くいないというのも、多少はあるだろう。それでも、色々なスポーツで、今までの努力が実ってメダルに繋がっているというのは、やはり嬉しいものである。
 一人でも多くの笑顔のアスリートが増え、一人でも多くの国民が勇気づけられるような、そんなスポーツ紙1面を、残り1週間もないが、期待している。


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