2016年07月15日

オコエ君VS清宮君、次世代の怪物対決

 プロ野球では、年に一度、セ・パに分かれてオールスターゲームが開催されている。
 そして昨日14日、その前夜祭として、その年のドラフト1・2位で入団した選手、話題性のある選手を極力出場させ、東西に球団を分けてゲームをするフレッシュオールスターゲームが開催された。こちらも毎年、盛り上がっている。
 ちなみに、高校生からドラフト入りした年にMVPを獲った選手には、大リーグで活躍するイチロー選手や青木選手、日本ハムの中田翔選手がいる。

 今年の話題は、もちろん楽天イーグルスに入団したオコエ選手。ああ見えて18歳(ああ見えては失礼か)。いつも明るく元気で、非常に応援したくなる選手である。…願わくば、このままの明るさで野球界を引っ張っていってもらいたい。
 話が逸れるが、イチローやマー君も、若かりし頃はものすごく物腰柔らかく笑顔の絶えない好青年たちだった…いつごろからかメディアに対してぶっきらぼうになってきたのが、少し寂しい。
 イチロー選手が笑顔でとんがりコーンのCMに出演していたり、日産のCMで「一路(いちろ)、日産へ‼」とダジャレを言っていた(言わされていた?)のをご存じの方も、まだまだいらっしゃるだろう。少し、あの頃が懐かしく思われるのは私だけではあるまい。
 まあ、わたしの勝手な意見であり、職人っぽく、メディアのしょうもない質問には冷たく接する知的な感じを好むという方もいらっしゃるだろうから、そこはゴリ押ししないのだが…。オコエ君には、これからも笑顔の似合う明るい選手でいていただきたく、一言書かせていただいた。

 そんなオコエ君、昨日のフレッシュオールスターで大活躍をした。それなりに他の選出された選手らも、みな甲子園で活躍していた面々である。その中で、中越え二塁打、三盗、タイムリーヒットと、打って走って、の大活躍だったのだ。格の違いを見せつけられた感じである。
 MVPも期待されたのだが、残念ながら3ランを放った巨人の岡本選手が選出され、オコエ選手は優秀賞に終わった。
 それでも記者が取り囲むのはオコエ選手。そして記者からオコエ選手に質問。「新聞の1面に取り上げられそうですか?」
 しかし、オコエ選手、事前に終わっていた東京都の予選で怪物ルーキー早実の清宮君が本塁打を放っていたことを知っていたので、「清宮君には100%勝てないです」と応じた。
 結果はと言えば、オコエ選手のコメント通り、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツの4紙清宮君。他はそれ以外。

 まさに清宮フィーバー。オコエフィーバーが起きてもおかしくないくらい、このフレッシュオールスターは活躍してくれたんだけれど。
 これだけ活躍したんだから、少しはスポーツ紙1面で報いてあげたい、と何だか親心のような、そんな気持ちになってしまったのは私だけではないだろう。
 
 がんばれ、オコエ選手‼フレッシュな明日のスターであることは間違いない‼




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2016年07月08日

五輪よりも夢

 さすが購読者層、オッサン。
 今週のスポーツ紙1面を見て思ったことだった。
 
 逮捕された当人である高知東生容疑者よりも妻の高島礼子さんの会見のほうが1面を獲った紙数が多かったこと?いや、それもあるが、そういうことではない。
 それは単にネームバリューの大きさではないだろうか。

 7月4日に本人から正式にリオ五輪の出場辞退が発表になった松山選手。それほど今リオ五輪に注目が集まっていないし、出場辞退くらいで…と思っていたのだが。なんと3紙1面。それも、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツの3紙。
 まあ、100年ちょっとぶりに五輪競技に復活し、しかも近年ゴルフ人口が減少しているようなので、今や日本ゴルフ界のエースとなった松山選手の出場に期待していたのはよくわかる。前々から打診されており、今になって決断したところをみると、松山選手も相当悩んだと思われる。
 スポーツ紙でも論議を醸し出しているが、全国紙でもスポーツ面を大きく割いて論評が載っていたりもする。
 自分がゴルフをたしなんでいないせいか(経験はあるのだが)、それほど大事なことなのか、と改めてメディアの対応を見て考えさせられた。日本でメジャーなスポーツになったのはここ数十年という急成長を成し遂げたゴルフだが、いまや国技である柔道よりもスポーツ紙の1面を獲る時代になってしまった…。まあ、読者層がやはりオッサン世代であることを考えると、スポーツ紙1面というコンテンツは、やはりオッサンに的を絞った作りになっていくのは必至だろう。
 
 スポーツ紙としても、有力な男子ゴルファーが次々と辞退を申し出ているし、彼の事実力ならメダルも期待できるし、1面も飾れるとふんでいたのだろう。また、ゴルフ協会も、そんな期待があったのだろう。やや辞退に関して不満げな様子である。
 しかしながら、私個人の意見としては、本人の意見を尊重すべきだと思う。治安への不安も、今世界各国でテロも暴動もあるし、ジカ熱への不安も、いつだったかの記者発表の際、虫に刺されて顔半分が大きくはれ上がって登壇した松山選手を見る限り、虫に対して人一倍敏感になっていても致し方ないと思う。
 同じゴルフ界で活躍する宮里美香選手も、松山選手を擁護するコメントを発表していたのもうなずける。「屋内でプレーする選手と屋外でプレーする選手(の不安度)は、違うということを理解してもらいたい」とか。
 一方で悪く論じられる理由としては、愛国心よりも自分のメジャーでの成績を優先して考えている、ということだ。だが、それだって日本だからそう受け取られているだけだ。野球のにしたってワールドベースボールクラシックや五輪よりも、大リーガーたちは自国のリーグ戦を優先しているし、サッカーだって五輪よりも自国のリーグやチャンピオンズリーグだ。ゴルファーにとって、五輪よりもメジャー大会を優先に考えて何が悪いというのだろう。恐らく、小学生のころの文集などで書く将来の夢で、ゴルファーを目指している子供が書く言葉とすれば、「将来は、メジャー大会で優勝したいです」とか、そんな感じだろう。実際、以下は石川遼の卒業文集。

二年後…中学二年生、日本アマチュア選手権出場。
三年後…中学三年生、日本アマチュア選手権(日本アマ)ベスト8。
四年後…高校一年生、日本アマ優勝、プロのトーナメントでも勝つ。
六年後…高校三年生、日本で一番大きいトーナメント、日本オープン優勝。
八年後…二十歳、アメリカに行って世界一大きいトーナメント、マスターズ優勝。

五輪に関しては一言も触れていない。結局、20歳では達成されていないが、最終的な目標はマスターズ優勝である。
それにしても、恐ろしすぎる細かい人生設定だ。ファイナンシャルプランナーも真っ青だ。そのスポーツの中の一位を目指そうと思ったとき、それは五輪ではないということなんだろう。
ゆえに、松山選手のリオ五輪辞退に関しては、本人の気持ちを尊重してあげるべきだと、3紙の1面に大きく載った厳しい顔で会見に臨む彼の顔を見て思った次第である。



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2016年07月01日

これからの日本代表は、脱・平たい顔族‼

 今週も野球ばかりが目立つ1面調査結果だった。
 ゆえに、久々に陸上を取り上げようかと思う。今週末、実は日本陸上競技選手権大会があった。リオオリンピックの選考も兼ねている。
 41歳になるハンマー投げの室伏広治が出場したことでも話題になったが、結果予選12位という不甲斐ない成績で、自身も年齢を感じたとコメントしただけに、そのまま引退宣言となった。まあ、競技に復活したのが約1か月前なのだから、それでハンマーを何十メートルも投げ飛ばすっていうのも大変だろう。41才ならなおさらだ。ちなみにイチロー選手は42歳だが、彼は毎日の鍛錬を怠らない。怠るような人間であれば、今頃怪我くらいはしているだろう。
 まあ、それでも日本ハンマー投げ界(?)を長年背負ってきた室伏広治選手の引退なので、スポーツニッポンは1面で労っていた。本来ならもしかしたらあと、1,2紙の1面掲載があったかもしれないのだが、運の悪いことに、芸能界で大きな事件があったものだから、そちらに盗られてしまったのである。その事件というのは、もう既にご存知、女優高島礼子の夫、高知東生の覚せい剤所持での逮捕。
 まあ、結婚当初から「いつ別れるのか」「なぜ結婚したのか」「格差婚」という、一向に祝福されないワードが常に付きまとっていたご夫婦である。
 ただの別れ話騒動に収まらず、なんと夫の覚せい剤所持で世間を騒がすことになるとは…。この事件に関しては、高島礼子が不憫でならない。

 話が逸れたが、今年の陸上競技選手権大会は室伏だけが注目を浴びていたわけではない。日本男子初の9秒台に最も近いと言われている桐生選手が出場する男子100メートルも大きな話題をよんでいた。
 先日の大会では桐生選手が自己最高記録タイの10秒01というタイムを出して、今回も期待されていたのだが、結果は注目を浴びていた他二人、ケンブリッジ飛鳥選手と山縣選手に越され、3位に沈んだのである(それでも保持記録から、代表には選考されている)。
 翌日のスポーツ紙1面、1紙だけ陸上男子100メートルが代表選手を1面にしていた。
 優勝し、代表に選ばれたケンブリッジ飛鳥選手。…どう見ても日本人じゃない‼
 母親が日本人らしいが。
 芸能界ではかなり昔からハーフの子が活躍していたが、最近はスポーツ界でもハーフの子が勢力を伸ばしてきている。楽天のオコエ選手もそうだし、女子テニスの大坂なおみ選手選手もそうだ。
 ドラゴンボールで、いつだったかベジータも言っていた。混血は優秀な能力を持つと。
 モデルや芸能人を見ても、今や純血よりも混血だ。純血がすべてにおいて好まれるのは犬猫をはじめとする動物たちくらいか(雑種が可愛くないと言っているわけではなく、単に市場での価値として)。

 なんにせよ、今後日の丸を背負ってくれる世代に、我々の希望を託したい。それが、平たい顔族の顔でなくとも…‼(ちなみに、テルマエロマエの阿部寛や北村一輝は、純血の平たい顔族である)



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2016年06月24日

飽きられはじめた総選挙

 今週の話題はと言えば。色んな意味で選挙だろうか。
 日本の参院選も、イギリスのEU残留をかけた国民投票も、もちろん注目を浴びている。
 が、こちらのブログで言えば、スポーツ紙愛読者からの注目度で言えばAKB総選挙だろうか。もうご存知の通り、指原莉乃が貫禄を見せて連覇した。ちなみに中間発表では2位だったのだが。
 結果、24万超えの票(東京都港区の人口と同じくらいなのである)を獲得し、2位の渡辺麻友に6万票以上の差をつけて圧勝した。
 この総選挙の開催日18日、たまたま秋葉原に上陸していたのだが、AKB48の前はかなりの人だかりだった。会場は新潟なのにという話を一緒にいた連れと話していたのだが、
サッカーをパブリックビューイングで見守るような気分なんだろうと思っている。

 が、1面の結果を見る限りではそろそろ飽きられ始めているように思う。
 年々増加傾向にある得票数にダマされてはいるものの、何となく新鮮味にかけるのか、注目度(世間話のネタとしてのおもしろみ)がどんどん下がってきているように思う。
 故の結果か、今年はこれほどぶっちぎりの1位を獲得したにも関わらず、総選挙で1面にしていたのはサンケイスポーツただ1紙のみだった。そしてテレビ中継をしていたのがサンケイスポーツの親元、フジテレビなのだから、サンスポは1面にせざるをえまい。
 それを考えると、ほぼスポーツ紙の記者の興味関心は既にAKBらアイドルから離れつつあるのではないかと思う。最近ではももクロなどといった他のアイドルも見かけなくなったし。やはり常に1面に載るようなパフォーマーでいることは至難の業なのだろう。
 秋元康先生はそろそろ次の手を考えているのだろうか。
 彼なら考えているかもしれない。
 彼の頭の中はどうなっているのか、たまに不思議に思う。美空ひばりに詞を提供するかと思えば、アイドルの曲(古くは小泉今日子やおニャン子クラブ、現在ではAKBら)だったり、とんねるずら芸人にも提供していたりする。大体、いい歳したおっさんが、「カチューシャ」やら「フォーチュンクッキー」やら、よく思いつくな、と。感心しきりである。

 随分話が逸れた。が、年々1面を飾る紙数が減り、とうとう1紙になってしまったのだから、来年は何とかせねばならないという焦りはどこかに持っているのではないだろうか。先を見通せる秋元先生なら、来年の今頃、もしかしたらまたAKBが1面をジャックするところまで引き上げているかもしれない。

 秋元先生のお手並み拝見といきたい。

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2016年06月17日

やっぱり、イチローは超人だ

 すごい。スゴイの一言だ。
 日本の東京都議会で「セコイ」話でチマチマ言い争っている中、イチローは着実に安打数を伸ばしていた。
 そして日本時間6月16日、とうとう元大リーガーP・ローズ氏の持つ歴代1位の安打数の記録を抜いた。まあ、日米通算なので本国アメリカでも賛否両論あるようだが。それでも、この記録はスゴイだろう。
 本来ならばこの1面調査隊、木曜日に1週間の調査を締めて、そこまでの集計でブログを書くのだが、今回ばかりは絶対イチローでしょうと思い、金曜日に書くことにしたのである。
 さて。その成果はあったのか。
 なんと。
 残念ながら1面ジャックならず!5紙1面だったのは言うまでもない。
 もちろん、ジャックを阻んだのはデイリースポーツである。なんとイチロー超えをしたのは、藤浪選手。どんだけデイリースポーツの1面を飾れば気が済むんじゃい…って思うのは、デイリースポーツ・阪神ファン以外では、私だけではあるまい。

 42歳のイチローは、今度アメリカでの3000本安打を目指す。
 全てが偉大な記録であることは間違いない。
 大リーグの記者会見を見た。イチローは言う。「(記録などは)大したことじゃない。だけど、(記録をだしたときの)チームメートやファンのああいう反応(ものすごく喜んでいる姿)がすっごく嬉しかったですね。それがなかったら何も大したことじゃない」と。
 イチローが言うと、全て名言に聞こえる。まあ、それだけの結果は残しているのだが。
 そんなことを言ってくれたイチローに、日本くらい諸手で称賛してあげようという気にはならなかったのだろうか、デイリーは。それともP・ローズと同じく「日米通算じゃ納得いかず!」的な精神なんだろうか。
 アメリカで賛否両論持ち上がるのはわかっていたことだ。日本でも王貞治のホームラン記録が塗り替えられそうになると、バッテリーが敬遠するようないやらしいことがあったのだし。ナショナリズムが生まれるのは仕方ないことだ。そんな中でも王さんのホームラン記録を塗り替えたヤクルトのバレンティンも、(日米通算ではあるけれど)イチローも、素晴らしいと思う。
 ここはお互い気持ちよく、塗り替えられた方も塗り替えるほうも、尊敬し合えばいいと思うのだ。

 最後になったが、イチロー選手、おめでとうございます。


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2016年06月10日

今年の流行語大賞候補

 今年の流行語大賞にノミネートされるワードが、もうこの上半期で相当出来上がってしまったのではないかと思われる。
 まあ、スポーツ紙1面見出しにも大いに貢献してくれている「センテンス・スプリング」は間違いないだろう。文春の編集長はウハウハだろうなと思う。これで流行語大賞をとったら金一封がでるのかもしれない(今週発覚した元ファンモンのファンキー加藤の浮気&隠し子はセンテンス・スプリングではなかったけれど。うかうかしていると、他の週刊誌の逆襲にあうぞ、と念のため忠告しておきたい)。
 それからここ最近連日ニュースで取りざたされている東京都知事の政治資金問題。こちらで何度も繰り返されているのが「第3者」。ヤメ検の弁護士に調査を依頼したようだが、都知事が選んだ時点で公正なる「第3者」とは言わないんじゃないかというクレームがついたのは言わずもがな。その「第3者」も先日、大リーグで活躍中のイチローがコメントでパロって「第3者に…」と言っていたっけ。アメリカのファンには「何のっこっちゃ」という感じだろうけれど。
 そしてそして、今週、スポーツ界・芸能界を席巻したワードが「アモーレ」だ。これは聞く人も幸せにするワードだし、是非とも対象にすべく今後も色んな人がコメントで使っていってもらいたい。12月に大賞の発表なので、それまで世間が「アモーレ」を使いこなしてもらいたい。
 まあ、説明も必要ないくらいブログをご覧の方はご存じではあるだろうが、今週インテルの長友佑都選手と女優の平愛梨の交際が発覚した。それについての長友選手のコメント(ちょうどキリン杯で日本に戻ってきていた)が「僕のアモーレ」と言ったもんだから、翌日6月2日のスポーツ紙1面は「アモーレ」フィーバーが起きた(トーチュウとデイリーはフィーバーに乗ってこなかったけれど)。のみならず、そのアモーレ発言の後、応援席に平愛梨がいる中で長友選手が好アシストを決め、ハリルジャパンは7点もの大量得点で勝利したのだ。2日連続でスポーツ紙1面は「アモーレ」フィーバーだった。
 石田純一ですら「アモーレ」なんて使わなかったのに。さすが本場で生活している長友選手だ。多分日本で口にできたのは長友選手とジローラモ氏くらいだろう。だが、このフィーバーで、「アモーレ」発言の敷居が低くなったのは間違いない。
 草食男子が増加傾向と言われる昨今の日本。是非とも「アモーレ」を使いまくってみてはいかがだろうか。
 

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2016年06月03日

デイリースポーツの「スクープ!!」

 早いもので、もう6月である。
 何となく梅雨が近づいているせいかどんよりとした空気の重さ、じめっとした蒸し暑さが身体をむしばんでいる。
 そのせいか、どうもスポーツ界がパッとしない。いや。政界もパッとしないか。
 あれだけ騒がれていて言い訳を押し通そうとするM都知事、鉄の心臓だなと感心しながらニュースを見ている自分がいる…。そしてあれだけ「おもてなし」で騒がれた東京五輪も裏金問題で国際問題に発展している。身振り手振りが話題になった滝川クリステル的には「自分の力じゃなかったんかいっ」と心底ツッコミをいれたくなっただろう。

 まあ、政界がどうであれ、スポーツ紙1面にはそれほど大きく関わっては来ない。ただし、スポーツ界がパッとしないと、1面問題に発展してしまう。
 先週も話題がないと思っていたのだが、今週もさらに話題がない。しいて言うなら、清原被告の判決が出たくらいだ。それでも、31日朝刊「きょう判決」の類はスポーツニッポンとサンケイスポーツの2紙、判決後の6月1日朝刊はスポーツニッポンと日刊スポーツの2紙のみ。
 きっともう、スポーツ紙も飽きてきたのだなあと思わざるをえない結果だった。

 そして、その「きょう判決」1面の日にあたる31日、デイリースポーツの1面をみて失笑してしまった。「本紙スクープ‼壮大プロジェクト 阪神新球場」…て。
 いや、先週も日刊スポーツがあえて「スクープ」と見出しにいれて日ハムの新球場構想を1面にしていたことをネタに書いたけれども。
 書いたけれども、だよ。
 デイリーが阪神の新球場構想を「本紙スクープ」って。デイリーと阪神だけのツーカーなネタだっただけだろうと思うのだが。スクープ扱いにしてしまうのがデイリーの凄いところだ。寧ろ失笑を買うことを前提で話題性を狙ったのだろうか。
 そうなると、この1面調査隊はまさにその手に引っかかったわけだ。
 やるな、デイリースポーツ。…今までも意味のない時に阪神の選手の「本紙独占インタビュー」を載せてはきていたけど。
 センテンススプリングのスクープ感とはまるで違う。違うけれど、阪神ファンはそれに魅力を感じるのであろう。


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2016年05月27日

1面の苦悩

 産経新聞のオピニオン面に「編集日誌」というものがある。
 東京本紙は東京の、大阪本紙は大阪の編集者がそれぞれ書いているようなのだが。先日5月23日付の産経大阪の編集日誌では、トップに載せる記事についての悩みが書かれていた。

 ニュースの価値としては低かったり、他紙の後追いだったりすると、1面トップに持ってくる記事としてはどうかと思い悩むらしい。この方は、新聞記者の習性として「追っかけ記事」には乗り気がしないということを明言されている。

 全国紙でそうなのだから、スポーツ紙もおそらくそうなんであろう。いや、寧ろそういった気持ちはスポーツ紙記者のほうが強いだろう。
 そういう意味で言えば、デイリースポーツや東京中日、スポーツ報知は「鉄板ネタ」がはっきりしているから編集者もやりやすいだろうな、と思ってしまう。

 今週、実際のところ「これこそ1面に‼」というような話題が少なかったのだ。
 ゆえにデイリーや東京中日、スポーツ報知は平日は各推し団で1面を、土日はGIレースの予想で単調になっていた。
 他紙はがんばってはみるものの…「はあ」という感想を持つくらいだ。
 しいて言えば、42歳という年齢ながら3戦連続ヒットで10安打を記録した「まだまだ若手に負けないぞ」オーラを発しているイチローをスポーツニッポンと日刊スポーツが25日の朝刊で1面に取り上げていたのが、まあスポーツ紙の1面として話題性もあり、華もあり、売り上げに貢献しそうという点では王道パターンだったのではないかと思われる。

 あまりに話題性が乏しかったのか、日刊スポーツはあえて見出しに自ら「スクープ‼」といれて1面にしてきたのが「日本ハム新球場」。スクープというかなんというか。
 「スクープ‼」といれるほどの話なんだろうか、と思ったのは私だけではあるまい。しかもよくよく中身をみてみると、8年後の完成を目指して検討中、らしい。日刊スポーツの記者がそばにいたら「検討中かいッ!」とツッコミをいれたくなっただろう。

 まあ、つまりはスクープほどの話題もなく、1面にする記事に迷走した結果なのではないだろうかと思ってしまったのだ。
 全国紙の記者も、スポーツ紙の記者も、やはり1面は重要な位置づけであり、それなりに1面に何をもってくるかに日々苦慮しているということがこれでおわかりであろう。
 陰ながら、こうして1面を調査して考察している人間もここにいるということをお伝えしておきたいと思う。これからもいいネタをよろしくお願いしたい。


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2016年05月20日

公判VS謝罪、注目度対決!

 清原被告…かつてのスーパースターにしては、なんとも悲しい響きである。
 だが、避けようにも今週はこのインパクトが大きすぎた。
 何せ17日朝刊で「きょう初公判」がスポーツニッポン、サンケイスポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツが1面にしており、後半翌日の18日付もその4紙がそのまま1面にしていたのだ。
 ものすごい注目度だ。

 一般傍聴席20席程度に対して、果たしてどれほどの希望者が殺到するのかも注目されていたが、蓋をあけてみればのりピーこと酒井法子の折りは6615人(約330倍)、歌手ASKAの時は126倍の2624人で、今回の清原被告では3769人の188倍に留まった。
 しかしながら、それでもやはり2日連続の4紙1面はさすがである。スポーツ紙自体が年間紙面の大半を野球につぎ込んでいることを考えれば、のりピーやASKAの時よりも断然扱いが大きくなるのは必至だったとも言える。

 1面調査隊としては恥ずべきことながら、17日に彼の公判があることをすっかり失念したため、土日明けには「今週はベッキーテレビ復帰で決まりかな」などと勝手に決めつけてしまっていた。
 ただ、そのベッキーの話題も、特にブログで取り上げるほどの紙数を1面で獲れたわけではなく、復帰番組が放送された翌日は、スポーツニッポンと日刊スポーツの2紙にとどまった。まあ復帰会見をしたわけでもなく、スクープでもなく、TBSの一番組でMCの質問に応えただけなので、そんなものかな、と。ゆえにこの復帰に関してはまた、色々なところで論議されている。教育評論家の尾木ママまでもがこの復帰に関してコメントを寄せている(ちなみに、この復帰の仕方に関しては反対の立場だそうだ。きちんと会見で謝罪すべきだったといっている)が、そんな教育評論家までもが口を出すことだったのだろうかと、大きくなりすぎた今回の不倫事件に、疑問符をあえてつけたい…。

 結局のところ、ベッキーはその直後の清原元選手の公判の影に隠れることになり、この一週間、それほどその話題で触れられることはスポーツ紙においてはなかった。もしかして、それらを見越して…というのであれば、ものすごい計算高い復帰だったともいえるのだが。本当のところは、神とベッキー本人のみぞ知る。

 何だか、こういう暗い話題ばかりでは被災地に元気をお届けできないので、ここ最近のスポーツ界での暖かい言葉を紹介したい。
 国民栄誉賞を受賞している王貞治氏。言わずと知れた元巨人軍のホームラン王であり、ソフトバンク球団会長である。今年で8回目となる、「レジェンド・チャリティ―プロアマ」という、社会貢献のためのゴルフのイベントの発表会の席で、大手芸能事務所の方がお話をする機会があったそうだ。そして王さんは曰く、「この年になったら、欲しいものなんて、もう何もないんだよ。ただ、これだけは大事だと思っていることがある。”人のために何ができるか”ってこと。これまでは僕は本当に多くの人に支えられてきて生きてきたから、恩返ししなきゃね」」と。
 …何という聖人君子。王様神様仏様。こんなデキた人に国民栄誉賞が授与されて、本当によかった。
 こんな気持ちをみんなが持てば、きっともっといい国になるであろう。
 ちょっとセンテンススプリングをはじめとする週刊誌やタブロイド夕刊紙なんかは駒ちゃうだろうけど。


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2016年05月13日

133年目の快挙

 GW、みなさまはどのようにお過ごしだっただろうか。
 この期間、熊本にはボランティアが殺到したというが、後半は休暇も終わるために帰ってしまって、ボランティアの募集人数に対して全く足りなかったようだ。
 地震から早1カ月が過ぎ、関心が薄れていってしまうことは現地の人にとっても今後の懸念材料であることは間違いない。
 そういった面からすれば、スポーツ紙の1面で全国に震災があったことを常に意識づけさせることは重要ではないかと思うのだ。

 だが、残念ながら、今週は熊本地震にかけた見出しが皆無だった。
 まだまだ被災地は多方面から力をもらいたい時期である。
 もっとスポーツ界全体で大きな動きを見せていきたいものである。

 ではなにがGW中のスポーツ紙1面を乗っ取っていたのかといえば、例年のごとく、やはりプロ野球である。あれだけ賭博だの大麻だの黒い歴史を構築してしまったにもかかわらず(笠原元投手なんて、結局胴元の一員として逮捕までされているのである)、1面はプロ野球の試合結果ばかりである。

 そんな中、海外で頑張るアスリートが一矢報いていた。

 それが、タイトルにつけたように、「133年目の快挙」を成し遂げた、イギリスのサッカープレミアリーグのレスターに所属する岡崎選手。
 プレイは動き回る運動量が人一倍の、少し泥臭いプレイスタイルが持ち味の彼だが、そういえば今年はスポーツ紙1面にまでは載らずとも、結構注目をされていたように思う。いいシチュエーションでの完璧なオーバーヘッドなど、現地でも大絶賛だった。このオーバーヘッドも、日本のスポーツ紙でも是非とも一面にしていただきたかった。

 このレスターというチーム、なんとチームの総年俸はリーグ20チーム中17位という格安軍団。1位のマンチェスターユナイテッドの総年俸の4分の1なのだから、プロ野球で言う巨人と広島とか、そんな感じだろうか。創設いらい133年、優勝経験は一度もない。
 何せイギリスのブックメーカーのつけたリーグ開幕前のオッズは、レスターの優勝を5001倍にしていたくらいだ。エルビス・プレスリーが実は生きていたという賭けが2001倍だったのに、だ。奇跡どころの話じゃない、おとぎ話としてしか考えられていなかったようなことが、実現してしまったのである。
 …当てた人、相当もうけただろうと思うのだが。いたんだろうか、かけた人。

 でも、このあり得ないような夢の話を実現させた、岡崎選手率いるレスターの話題は、世界中の色んな人に勇気を与えてくれる素晴らしいニュースだろう。

 世の中に不可能はないということ、努力は報われるということ、仲間との連携のすばらしさ、今の世の中に失われかけていることを改めてしめしてくれたように思う。
 これはこれで、被災地の人たちにも同じ日本人が属するチームの栄光として、元気を与えられたのではないかと、1面調査隊としては信じたいところである。
 最後になってしまったが、岡崎選手、おめでとう!スポーツニッポンと日刊スポーツの2紙のみの1面ではあったが、十分に日本に元気をあたえてくれた岡崎選手に感謝である。


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